2011年10月17日月曜日

栄養生命科学科の先生へのレクチャー

 Q-Voteをご存知ですか?(知らなくて当然です)
QとはQuestionVoteとは投票するという意味です(高校生の方、分かりますよね(嫌味かな))。授業中に選択問題を示し、それに対してケータイやスマホから選択番号を入力するとリアルタイムに集計し、表示するものです。TV番組でも似たようなものが使われているので、イメージがつかめる方も多いと思います。

つかめない方は

の左からQ-Voteをクリックして、その中にある動画を見てください。実際に授業で使用しているときの様子が出ています。ここで紹介されているKBookQ-Voteはともに本学独自開発のシステムです。市販のシステムと異なり、我々の使用目的や運用方法に合わせて機能を追加、変更(カスタマイズといいます)できることがメリットです。

 今回他学科である応用バイオ科学部 栄養生命科学科(科学的センスを持つ管理栄養士を養成することが学科理念の一つです)の先生からQ-Voteを調理実習で作ったメニューの試食結果のアンケートに使用したい、とのことで(ありがたいことです)、このシステムを開発した修士2年篠原君が使用方法についてレクチャーに参上しました。


このQ-Voteを実習で使用してくださる松月先生。キビキビした先生で、気持ちいいです。新たなシステムのメリットを素早く理解し、それを取り込んでいこうとする姿勢は私も見習わなければなりません。
篠原君の後ろの方は示野さん。学内の教育システムの管理、運用と講習等を一手に担当されている方です(私とはメタボ仲間です。お互い、俺の方がマシと思っています)。

若い先生(河村先生、大森先生)も加わってくれました。チームというか組織で動いてくれると大きな潮流ができます。若者同士という感じかな?

実習室の(ほんの)一部。私も一度案内してもらったことがありますが、「これが大学の実習室なのか?」と心底驚きました。松月先生も「大学でここまでやっているところはそうそうない」と自慢されていました(他の学科を自慢しても仕方ないですが・・・)。本学は学生本位主義ということで、学生が使用する施設などには十分なお金をかけているということなのですが、確かに・・・と実感しました(教員にもお金をかけてほしいです(笑))。


 新たなことをやっていくことは、最初に壁があります。その壁を乗り越えて初めて見える景色があります(そう思わないと私はやれません)。松月先生も新たなことを行うことで大変、篠原君もシステムのカスタマイズというか機能追加を行う必要があります。しかし、本システムの利用によって、従来にない知見や効果を得ることにつながる一歩となることを祈念、信じます。

1 件のコメント:

  1. これはいいことですね。栄養生命科学科と情報工学科が同じ大学にあるのですから、こういうコラボはぜひ進めたいものです。でも、そんなにチャンスがあるわけじゃない。情報工学科で開発されたこのQ-Voteは、希にみる、このような場での最高の適合ソフトのひとつです。生命関係と情報は深いつながりがあるはずだ。

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