2011年12月17日土曜日

下級生との交流

 大学の研究室は開かれたものであるべきで、私も研究室メンバーの学生とともにそのような運営を心がけています。しかし、下級生(研究室配属は4年生になってからです)にとっては、研究室の敷居は高いのが現実なようで、研究室を訪ねてくれる下級生は残念ながら多くはないのが現状です。

 そのような中で、2年生の佐藤 充君が研究室を訪ねてきてくれました。事前に以下のようなメールをくれました。立派だと思います。

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突然ですが、Kinectなどのセンサデバイスについて興味があります。
RICOH & Java Developer Challengeという複合機のプログラミングコンテストでは、Kinectを使った、ヨガなどのポーズ認識及び消費カロリー推定の実装を担当しました。
コンテストでは予選敗退となってしまいましたが、このような技術は先生の研究室では応用できそうでしょうか?
また、先生や社会一般の評価や意見などを教えて頂ければ幸いです。
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自分のやったことをプレゼンテーションツールを使って説明してくれました。立派な対応でした。先輩の質問にもきちんと答えていました。質疑応答は十分機能していました。


 当研究室には、RICOH & Java Developer Challengeで準グランプリを獲得した先輩(修士1年秋山君)もいることを知っていて、今後の進め方や技術について相談したい、仲間を作っていきたい、ということです。自分から乗り込むことは重要です。天は自らを助くる者を助く、というのがありましたね。


研究室のゼミ卓で、研究室のメンバーに説明中の佐藤君。院生や4年生が普段やっていることと同じようにやってくれました。当研究室でもAndroidKINNECTを使用した研究を行っているので、共通要素は多いです。


準グランプリを獲得した秋山先輩から、具体的なネタの提案もありました。ひょっとして、それを進めていくことになるのかな?


質問中の卒研生(4年生)の斉木君。質問するほうも質問内容で力量がばれる?ので、緊張します。私はもうバレバレ、今さら***、と考えて、質問しています(年をとると羞恥心がなくなるのでしょうか?)。


 今後、研究室の学会発表の練習、学科の卒業研究発表会、情報工学科Androidの会などを聞いてもらって、彼が興味を持ったものとの協業や大会への参加など彼と志を同じくする仲間を見つけることを研究室メンバーとともに支援していきたいと思います。

 これからも気軽に遊びに来てください。本ブログを読んだ1、2、3年生も遠慮なく遊びにきて下さい。

1 件のコメント:

  1. このブログへはじめてコメントします。とてもいい内容だとなあと感じました。自ら何かをやってみたいという気持ちをもっているならば、この2年生の学生のように、行動を起こして下さい。自分自身を鍛えるのには、実は仲間が必要なのです。先輩、後輩、同僚と交流することで道を拓いて行きましょう。

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