2012年2月15日水曜日

修士論文発表会&中間発表会

修士論文発表会と中間発表会(ポスター発表)が、2月13日・14日と2日間に渡って行われました。
修士論文発表会は約50名の情報工学専攻の修士2年生が発表しました。大学院修士課程2年間の成果が問われます。一人当たりの発表時間は、発表15分、質疑応答10分の合計25分間です。熱の入った発表が多かったのではないでしょうか。
PowerPointによる発表
実は、質疑応答の方が大変です。発表については、学生が自分で「シナリオ」を用意出来ますが、質疑応答は「シナリオ」のない「ドラマ」です。どこぞの国会答弁(^_^;)のようではありません。質問する教員側も真剣に質問を考えます。その質問に対して、キチンと答えることが出来なければ、再発表になったりします。時々、質問と応答がかみ合わず、チグハグな受け答えになってしまうこともありますが、後で振り返ると良い経験になるのではないでしょうか。事前に想定していた質問が来た場合は、(してやったりの顔で)答えたりします。
教員による質問
中間発表会は、ポスター形式で行われます。こちらは、修士の1年生が発表します。2年間の途中結果として、研究の進み具合を写真のようにポスターとして発表します。一人当たりホワイトボードの1面が与えられた「面積」です。発表者は、ポスターの前にいて見学に来た方(教員だけでなく、大学院生や学部生など)に説明します。様々な方からコメントをいただけるので、今後の研究の参考になる場合が多いです。時間を気にせず、気軽に説明や質疑応答ができるので、修士論文発表会での発表とは違った雰囲気で行われます。

ポスター発表の一部

1対1で対応してくれます
大学院進学者が増加している中、(今年は既に終わってしまいましたが、)大学院進学を考えている学部生は、今後の参考のために参加してみると良いと思います。そして、ぜひ、何か質問してみてください。

1 件のコメント:

  1. 写真を見ると、学生には前に座るように指導しながら、自分は前に座らないということがばれてしましますね(笑)。
     最近の教室はマイクや視覚設備が充実しているので、必ずしも前の席がよいというわけでもないのかも知れません。
     専門がどのような領域でも、自分のアイデアや取り組んできたことを相手に理解してもらうことは最も重要ことの一つです。これをばねにまた大きく飛躍してもらいたいものです。

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