2011年5月31日火曜日

U18リケメン・リケジョのIT夢コンテスト2011

「人間は考える葦である」っていう名言を残した人
誰でしたっけ?

確か・・・ パスカル … でしたよね。

そうそう、「我思う、ゆえに我あり」ってのも
あったっけか…

「コギト エルゴ スム」

あっ、あれはデカルトか …(汗)。

パスカルっていう名前、
今では台風のシーズンになると
「○○地方、○○ヘクトパスカル」
っていうのでおなじみかもしれませんね。

物理の授業で確かパスカルの定理なんていうのも
あったような。

で、そのパスカルなんですが、ナント、
計算器の発明者でもあったって知ってましたか?

実は、スーパーやコンビニのレジでおなじみ
レジスタマシンの原型ともいわれる『パスカリーヌ』は
その名前のとおり、フランスの有名な哲学者
パスカルが発明・試作したものだったんです。

17歳のときには完成していたそうです。

この製作に没頭しすぎて体を壊してしまい
それが寿命にまで影響したと言われています。

なぜ、17歳の若きパスカルは、
身を削るほどの思いをして計算器の開発に情熱を傾けていたのか?

実は、パスカルのお父さんは税金を集める
今でいえば税務署みたいなところの
お役人だったんですね。

そのお父さん、夜な夜なネジリハチマキして
(いたかどうかわかりませんが()
複雑で膨大なお金の計算をしていたわけです。

これを垣間見たパスカル少年、
何とかお父さんに楽をさせてあげたい、
そんな強い想いから生まれたのが
パスカリーヌだったのです。

何と親孝行なパスカル少年!
ウチの息子にもパスカルの爪の垢を煎じて飲ませたい…

…と、まぁそれはともかく(汗)

世に言う大発明って、
大天才の頭に、ある日、何の脈絡もなく
イナズマのように突然ひらめいて…
ってことも、もちろんあるんでしょうけど、

自分自身や自分のまわりの人たちが
不便に感じていること、
困っていること、

これらを解決してあげたい、
楽をさせてあげたい、

そういう強い情熱から
生まれてくることが
よくあるって言われています。

パスカリーヌもその一つの証、
ほのぼのとしたエピソードだと言えると思います。

 *   *   *

町田駅に貼られたポスター
さて、時代はひるがえって21世紀初頭!

わが神奈川工科大学情報学部では、
前世紀の中ごろに人類が発明し、
今も、ものすごい勢いで進化し続けている
コンピュータ技術、情報技術について

U18の皆さんに夢を語ってもらおう
というコンテストを始めています。

題して、『U18リケメン・リケジョのIT夢コンテスト2011』

なぜU18のあなたの夢が大切なのか?

確かに世の中の情報化の進化はめざましく、
最先端の大企業やベンチャー企業が
次々と新しい製品、コンセプトを
提案しています。

しかし、世の中の製品すべてが
人間生活で本当に必要だったり便利だと感じたりする方向に
進んでいるとは必ずしも限りません。

本厚木駅に貼られたポスター
大人たちの集合体である
企業の原理は競争です。

目新しければ売れる、
他社より少しでも早く出せば売れる、
高速でコンパクトで安ければ売れる、
他社製品が付けてない機能を付ければ売れる、

こんなロジックで次々と出される製品で
本当にお客が幸せになれるのでしょうか?
便利になる一方、

先端技術に右往左往するなかで
不便になる、不幸になる人が
全くいないとは
誰にも断言できないのではないでしょうか?

私たち大人は
膨大な製品や技術知識という巨大な壁に阻まれて
もはやそういう発想で物事を判断することが
不得手になっています。

若くて柔軟な発想ではちきれそうになっている皆さんに
いろいろな夢を語ってもらいたい。

商業主義に毒されていない
純粋に人を思いやる気持ちにあふれた皆さんの視点から
情報技術の可能性に思いをはせてもらいたい。

既存のさまざまな製品に「物申して」もらいたい。

これから先、日本が世界の中でトップを走り続けるための
優れたアイデア、コンセプトを提案してもらいたい。

そんなさまざまな熱い思いが渦となり
るつぼの底に溶け集まるようにして
このコンテストが生まれました。

・・・

コンテストと言っても簡単です。

A4の原稿を1ページから3ページ程度のレポートに
(学校の演習課題のレポートよりずっと楽でしょ。
しかも成績につくわけじゃないし(笑))
あなたの好き勝手(ゴメンっ(汗))な夢を書き連ねて
送ってくれればそれでOKなんです。

私たちはあなたから見たら
頭の固いオジサン、オバサンなのかもしれませんが
情熱だけは皆さんに負けないくらい持っています。

あなたが情熱をもってぶつかってきてくれれば
私たちの情熱をそれに乗せて
あなたに打ち返してあげます。

私たちの胸を特に強く打つ作品、
つまり予選通過をした作品については
本審査に来ていただき、
私たちの前であなたの夢について
情熱のこもったプレゼンテーションを行ってもらいます。

あなたが神奈川から遠いところに住んでいても、
ある程度の旅費は補助させてもらいますので
心配しないで…。

NHK教育番組でおなじみ、
タレントの蒼あんな・れいなさんも審査員として
いらっしゃるんですよ。
会場で握手やツーショットなんかも
「夢」じゃないかも・・・(笑)

本審査では、賞も6本用意しています。
3万円から5万円相当の商品券プラスアルファを
考えてます。

2011年 春、そして初夏。

あなたの青春というドラマの中の一つのシーンに
このイベントを組み込んでみてはどうでしょうか?

応募方法はいたって簡単です。

ステップ1:この下にあるURLからコンテストのサイトに入る。

ステップ2:エントリーシートに名前や所属校を記入する。

ステップ3:投稿用の原稿フォーム(ワード形式)をダウンロード。

ステップ4:あなたの夢を原稿フォームに記入。

ステップ5:サイトの投稿ページから原稿を投稿する。

ステップ6:投稿受付完了メッセージを確認する。

どうです?
簡単でしょ。

30分もあれば終了です!

世の中にはいろんな投稿サイトがあると思うけど、
1原稿で5万ゲットは、ちょっとオイシイ話じゃないですか…

さて、長い記事を最後まで読んでくれてありがとう。

さっそく、サイトへ飛んで
コンテストのことをチェックしてほしいのですが、
その前にあなたに最後のお願いがあります。

クラスの友達や部活の仲間、塾の友達、
付き合ってる彼女や彼氏にも
このサイトのことを教えてあげてほしいんです。

ライバルが増えるからヤだ!なぁんて
ちっちゃい(笑)こと言わないで。

後で、あいつ抜け駆けしやがって
なんて思われたくないし(笑)…

たとえば、
アイデアがあるヤツ、
文章書くのがうまいヤツ、
スマホにメチャクチャ詳しいヤツ、
とかいろいろいるでしょ。

一人だとなかなかまとまらなくても
仲間で協力し合って
クオリティの高い作品を出すってのはどう?

「青春の思い出づくり」なんて眠たいこと言わずに、
少数精鋭グループで
最初から賞を狙っていく、というのもテだし…
(分け前は等分されちゃうけど。。。)

あっ、もちろん
記入してくれた名前や学校名は
コンテストの目的だけで使用するので
安心してくださいね。

では、さっそく、サイトへ「ジャンプ!」して
詳しい内容をチェックしてみてください。
       

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