2011年7月15日金曜日

地域の目・防犯ネットワークの自治会説明会

情報工学科の研究室では共同して、防犯、災害時に情報を共有できるシステムを研究開発してきました。それがベースとなって、厚木市内の自治会の住民の方々が使う地域の目・防犯ネットワークとして、運用開始することになりました。以前、「新聞記事に載りました」と紹介したシステムです(リンク)。

このシステムは、住民の方々が不審者や事故に会いそうになった現場の情報を送信するとその近辺の住民の方にその情報が自動的に配信される仕組みです。ケータイの位置検出機能を使っているので、現場から300m以内の範囲だけに情報が送られることが特徴の一つです。

 今回のブログでの紹介は、そのときの自治会の方々に対する説明会のもようです。

システムを試用する厚木市森の里4丁目の町並みです。閑静な住宅街です。


右から順に、現会長、前会長、現副会長そしてシステム開発側を代表して説明する本学科の五百蔵准教授です。前会長の時に、このプロジェクトが始まりました。このプロジェクトの経緯説明です。

説明中の五百蔵准教授です。その後の質問では、いろいろ出ました。皆さん、意識が高い方々でした。普段、我々が考えていない観点からの質問が多く、勉強になりました。

ユーザ登録を行う住民の方。さっそく、登録してくださいました。

説明会終了後に、自治会館の前で。右が、主任開発者?の篠原君(修士課程2年)、左が2年生の山本さん(プログラミングスキルが狙われている?ようです)、そしてその隣が本プロジェクトのメンバーの一人であるメディア学科の服部准教授です。


 土曜日の昼からの説明会で、お弁当をご馳走になりました。ありがとうございました。

 システムをつくることは、それなりのスキルと努力があれば何とかなります。しかし、実際の社会で使ってもらうためには、また別のチャンスが必要です。担当した学生にとっても今回の機会が持てたことは、非常に意義の大きいことです。大学にとっても、このような地域との連携と地域への貢献はますます重要かつ要望も高いものであり、今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。
私は、今回裏方に徹しました

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