2013年12月16日月曜日

情報工学科就活セミナーを開催しました

大学に来る目的の一つに、自分の希望する職業を見つけ、その仕事に就くということがあると思います。その目的の達成のためには、希望する職業についてじっくり考えることも必要ですし、実際に、働きたい企業を見つけ、その企業に採用されるために、筆記試験や面接試験の対策を練ることも重要です。これら、企業を見つけたり、試験対策をする活動がいわゆる「就活」になります。

神奈川工科大学では、自身のキャリアについて考えるキャリア教育は1年次から行われていますが、それは別に、「就活」のための支援は3年次から始まります。前期には、自分の就きたい仕事について考える手助けとなる業界研究などの講座が開かれ、後期には、就活で必要となる、履歴書やエントリーシートの書き方、面接対策などの講座が開かれます。

これら大学全体で行われる講座とは別に、情報工学科でも情報工学科の学生が主に就職する情報サービス産業の企業を意識した講座を開いているのですが、本日は、そのうちの一つとして、既に企業から内定をもらっている4年生に、自身の就活体験を話してもらうという講座を開催しました。

熱心に先輩の話を聞く3年生
講師として自分の就活体験を話してくれたのは、納富研の牧野隆典さん、五百蔵研の江藤順哉さん、八木研の田崎加倫さん、同じく八木研の関根祐輔さんの4人です。卒業研究の忙しい中、資料を準備し、3年生のためにと時間を割いてくれた皆さんに大変感謝しております。

皆さん、時系列にどんな活動をしてきたかという流れで紹介してくれましたが、その中でも特に気をつけたこと、自分の反省点などを話してくれました。

牧野さんは、志望する企業選びだけでなく、面接対策にもつながる業界研究のやり方について紹介してくれました。

トップで体験談を話す牧野さん
江藤さんは、自分の体験でよかったこと、悪かったことを具体的に紹介してくれました。

体調の悪い中体験談を話してくれた江藤さん

田崎さんも、就活開始後のどのタイミングでどのようなことをしていたか、また、スケジュール管理の工夫について紹介してくれました。

女子学生代表として体験談を話してくれた田崎さん
関根さんは、希望する企業の絞込みについての工夫や、実際に面接で聞かれたことなどを紹介してくれました。

具体的な質問内容なども話してくれた関根さん
講演の後は、質疑応答の時間も設けたのですが、その際にも、面接で質問されて回答に困った質問についての質問や、また、就活のアドバイスで役立ったことなどが質問され、それらについても、4人とも丁寧に回答をしてくれました。

そろって登壇し質問に答える講師陣
12月1日に採用活動が解禁され、神奈川工科大学でも企業の方を講師としてお招きして業界研究会を実施したり、来年には合同企業説明会も開催したりもします。これからが、現在の3年生にとっては大切な時期です。学生の皆さんの頑張りを期待するとともに、教職員一同で、しっかりサポートしていきたいと思います。

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