2015年12月11日金曜日

ASEAN調査親善出張 -UTAR訪問、そしてバンコクへ―

 いよいよ今回の出張も折り返し点を迎えました。疲れの色も見せずに、この機会を利用して、先方との意見、情報交換を通して関係構築とともに、多くの情報を得て今後の施策への反映を目指します。伝聞はあくまで表層的なものであることが多く、現場でしか感じられないことは多々あります。

今日の訪問先はUTARUniversiti Tunku Abdul Rahman)、キャンパスは首都クアラルンプールと、ここKamparにあります。マレーシアでもランク15位に入る総合大学のようです。本学にとってははじめての訪問、交流です。某大学の某教授からの紹介がありました。最初のきっかけは、このような個人的なつながりから始まるものです。

 

最初にビデオによる先方の大学の紹介がありました。当方からは、影の団長の国際課、奥田さんから本学の紹介や計画中の研修コースの概要紹介を行いました。その後は、1時間近くにわたって、お互いがインターンシップとして提供できる形態や内容などの情報交換、質疑応答がありました。先方が日本に来る場合は、やはり経費が問題となるようです。まだまだ、両国には物価の差があります。


 
会議のあとは、互いの記念品の交換を行い、そして、記念撮影。時間が押していました。確かに搭乗時間に間に合わないと・・・その中で、キャンパスツアーと学生の宿舎の見学を行いました。実際の環境の確認は必須です。


こちらは、2年前に建てられた多目的ホール。1200?収容とのことでした。芝生の管理が行き届いており、大学全体が秩序だった運営がされている感じがしました。



図書館へのプロムナード。咲き誇る花の中を歩いて。そして、図書館の中からの景色。池が目の前です。あたかもリゾートホテルのロビーからの風景と見まがうばかりです。この池は、かつての”すず”の採掘の跡ということです(たぶん、そのように聴こえました)。


そして、学生寮を見学させていただきました。一人部屋、二人部屋からアパートが構成されており(各部屋にバス、トイレがあります)、共有スペースには冷蔵庫、キッチンがありました。


部屋の料金表。1ヶ月で8千円ほどでしょうか?確かに日本に比べると安いですが、建物、設備も新しく清潔でした。勉強に集中する環境として相応しいものがあります。学生諸君も気に入ったようです。
 

 と、いうことで先方でのインターンシップの概要や実際の施設、環境などを実際に確認することができました。実際に見ることによる“気づき”や“発見”がありますが、本件もそれと同様でした。


空港への途中で。昨日は気づきませんでしたが(寝ていた?)、市街地の一部が目に入りました。発展ははるかに私の想像を超えていました。高速道路の整備もよく、途中の景観も綺麗でした。私のイメージにあった水田と水牛は全く見られませんでした。


これは、クアラルンプール空港で。バンコク行きの時間まで。”Harrods”の直営店での1シーン。英国のマフィンと紅茶を楽しみました。アフタヌーンティーとは、まさしくこのことかと。エビちゃんが主宰するアフタヌーンティーは、“もどき”ですね。
 

多くを実感することができました。また、考えるべきことも多いです。Think globally, Act locallyということで、グローバル人材の育成に向けて具体的に動いていく時期にあることは間違いなさそうです。少なくとも私が考えている以上に、世界の進展は早いものがあることを実感しました。また、海外も非常に教育を大切しにしており、多くの投資を若い人たちにしているようです。


失礼な言い方になってしまうかも知れませんが、日本は先進国、ASEAN諸国とはまだまだ差がある、という思いを潜在的に持っていました。しかし、教育への投資や人口構成などを考えると、社会的発展のペースは既に日本を凌いでいるのかも知れません。確かに彼らには伸びしろがあると思います。

 

※お詫び(出張メンバーへの、NOT読者の方)
ホテルチェックインは10時前。それから食事に行きました。合流してくれた国際課の永来さんの案内で行ったレストランでの食事の写真を紛失しました。申し訳ありません。記念の一枚になったのですが・・・

追記
写真が見つかりました。日にちで管理し
 
ていたので、日本時間で翌日になっていたので気づきませんでした。ここに改めて掲載します。


 
 

 

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