2016年9月17日土曜日

第15回情報科学技術フォーラム(FIT2016)@富山大学で学生が発表しました

9月の学会シーズン、富山大学五福キャンパスで行われたFIT2016(第15回情報科学技術フォーラム 9月7日~9日)において情報工学科の学生の発表が5件ありました。(「◎」は発表者)
この内、大学院生の赤木君がFIT奨励賞を受賞しました(パチパチパチパチ)。賞状は、後日送られてくるそうです。
  • 小沼寛、福田勇輔、寺島美昭、清原良三:車載ECU ソフト更新におけるデータ転送方式
  • 岡田浩希、鈴木孝幸、納富一宏:反転授業のための動画配信サービス導入に向けたシステムの開発- 配信手法の評価 -
  • 田所龍介、納富一宏:授業参加者の即時的反応追跡システムの開発
  • 赤木信也、納富一宏:リーダビリティ指標を用いた文章評価システムの開発:計算機と大学生による可読性評価の比較
  • 河合博之、納富一宏、斎藤 恵一:画像を用いた音声認証システムの実装~画像選択時におけるなりすまし耐性の評価~
富山空港には、お出迎えの横断幕がありました。気分が盛り上がりますね。
富山空港での歓迎の横断幕
富山大学の正門前
富山市内の移動は、路面電車が便利です。
こちらは古い方の車両(7017)
新しいLRT(Light Rail Transit)の方の車両
さて、発表の様子は下記のようでした。(写真の関係で、納富研の学生が中心となります)

■岡田君の発表
岡田君は、学部4年生で、今回が初めての学会発表ということで、少し緊張していたのかもしれません。
学会デビュー
■田所君の発表
以下の3名は、大学院の修士2年生ということもあり、ある意味、発表「慣れ」しています。
システム構成を説明
■赤木君の発表(FIT奨励賞受賞
さすがに奨励賞を受賞するだけあって、質疑応答もしっかり行っていました。

堂々と質疑応答に対応
■河合君の発表
発表で、一番緊張するのは質疑応答なのですが、流石、経験がものをいっています。

質疑応答もしっかりと
納富研のメンバーの集合写真
2日目に、船井業績賞受賞記念講演として、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社代表取締役の伊藤博之氏より「初音ミクは、なぜ世界で支持されるのか」という講演がありました。
ボーカロイド・初音ミクのヒットの秘密とその後のムーブメントの紹介と考察(人形浄瑠璃文楽との関係性など)という、当事者ならではの貴重なお話が聞けました。
記念に配布されたステッカー
神奈川工科大学では、学生の学会発表を手厚くサポートしています。学生の皆さん、是非、学会発表できるように頑張ってください。

おまけ:
会場で、「市内電車現在位置表示システム」が案内されていました(株式会社インテック社が運営)。その案内の右下に、手書きで謎の「7020もわかります」と書かれていました。

市内電車現在位置表示システムの案内
スマフォでもみえてちょっと便利
「7020」という謎の手書きの数字
7020という謎の数字ですが、ヒントは位置表示システムの案内の下にありました。
「クロムクロ」で巡る富山探訪マップ
どうやら、富山を舞台にした「クロムクロ」というアニメがあり、その第2話に登場した「富山地鉄市内電車」と同形式の市電・デ7000形(7020号車)が、「クロムクロ市内電車」として運行しているということでした。(ちょっと分かりにくいなぁ)
該当の7020号車。車体上の看板の1つがタイアップしているらしい

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