2018年4月6日金曜日

出張報告:「電気学会情報システム研究会@奄美大島」

 32224日の3日間にかけて「電気学会情報システム研究会@奄美大島」へ行ってきました! ということで、学生さんから寄稿してもらいました。
****************
■感想;門倉(感想は発表順です)
今回で発表は5回目(!?)でしたがまだまだ満足ができる発表とはなりませんでした。質問が少なかったことから、自分の発表が分かりにくかった可能性があるのでそこは反省点ですね。

 情報システム研究会に参加することは初めてでしたが、今回は文章を学習して分類・評価する研究や、特許に関する研究が多かったです。
 
 発表されていた研究では、文章を学習する際に形態素解析を行ってから、出力された名詞や形容詞などの単語の関係をグラフ化したり、TFIDFを用いて単語の重要度を出したり、word2vecを用いて単語の分散表現を出したり、最後の方法は自分が初めて聞いたので(単語の分散表現は今でもあまりわかってないです)発表中は本当に分からないことだらけだったのでずっとスライドを凝視していました。

 ただ、後でわかったことですがこの方法はニューラルネットワークで文章を学習する際にはよく使われるものらしいので、実際に使用しているこの場で知ることで適用例なども知ることができ良かったのかなとも思います。
 
 また、自分は特許に詳しいわけでは無いので概要くらいしか分かりませんでしたが、新たな特許となる技術を生み出す際や、申請する特許が既存特許と重複していないのか調査する際などでの負担軽減が社会で必要とされていることが感じられました。 

 余談として、馬情報や騎手情報から競馬の結果を予測する研究があったのですが、上位3位に入る馬を当てる馬券では、システム自体の的中率が70%以上であっても獲得金がマイナスになっていたので、賭け方というものはあるのかなと思いました。

 ちなみに、発表はこのような建物で行いました。外観の撮影もしたのですが、良い写真が無かったので内観で。なかなか雰囲気があっていい建物でした。
 


 
発表後に観光をしたのですが、奄美大島の海は本当にきれいでこれは真水ではないかと疑うくらい透明度が高かったです。今回の学会で撮影した写真の約70%が海の写真だったことからも興奮度合がわかると思います。
 
 

 
■感想:外丸
私自身初めての学会発表だったので、とても緊張しました。
しかし、無事に発表を終えられたので良かったです。
「画像処理を用いたARオブジェクトの著看的操作方法」
 

自分の発表に対して意見や質問をしてもらえると、改善点やアイディアなどが浮かんでくるのでとても良いですね。
また、自分以外の人の発表を聞くのも新しい知見を得たり、刺激を受けたりできるので楽しかったです。
 発表が終わった後は奄美大島観光もしました。とにかく海や山がきれいで素晴らしかったです。
 
 
これで、情報システム研究会@奄美大島の参加報告を終わります。
**********
追記
この電気学会 情報システム研究会(リンク)ですが、本学情報工学科の田中哲雄先生が3年間にわたって委員長をされていました。このシーンは、任期満了の退任の挨拶のときのもようです。お疲れ様でした。大学教員は、教育、研究、学務のほかにこのような社会的な寄与も求められます(立派な先生の場合ですが(^_^))。
この研究会は、今年は利尻島、そして今回の奄美大島というなかなかいけない場所での開催があり、例年も多かったです。以前約40年ぶりに北見に行けたのもこの研究会のおかけです。
委員長の命令?なのか、研究会幹事の配慮の賜物なのかは私には分かりませんが、発表意欲を掻き立てるいい研究会であることは確かです。実際、議論も活発でした。来年のこの時期は与那国島での開催とのこと。早くも都丸君、門倉君は燃えているようです。

 

 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿