2018年8月23日木曜日

8月20日~22日 高大連携授業「PCの組み立て」が開催されました.



820日~22 高大連携授業「PCの組み立て」が開催されました.

 今月の20日(月)から22日(水)の3日間,高校生対象の高大連携授業「PCの組み立て」の実習が開催されました.この授業はコンピュータの中身を理解するという目的の下,まずは授業を3回受講してもらい,その後本学において実際のPCの組立の実習をするというものです.今回で2回目の開催(前回は 201812月末)です.
 授業は動画サイト (Youtube) で50分の授業を3回分配信しますので,高校側のスケジュールに合わせて進めることができます.また内容の理解度の確認のために e-learning による理解度テストも実施しています.ちなみに Youtube が見られない所には DVD を送っています.

Youtube による配信 
e-learning system による確認テスト


 3回の講義を受講した後は実際に大学でPCを組み立てもらい,OSのインストール,ネットワークの設定,サーバーの設定などを経験してもらいます.20日から22日のうち都合の良い日を選んでもらい,10時~15時半までの4時間半で実習を行ってもらいました.今回は11校(伊志田,相模原総合,上溝南,橋本,座間,座間総合,大和西,大和,伊勢原,秦野総合,沼津工業(順不同)),計61名の高校の生徒諸君が参加しました.実際に組立を行う実験室(K1号館301室)は広く,のびのびと実習が可能です.


※サポート役の学生が机を見回っています.

 PCの組立はまずマザーボードをケースの中にいれて,配線をきちんとしなければなりません.結構配線は細かく苦労しますが,分からなければ直ぐにサポート役の大学院生の方々が優しく教えてくれます.



※一番右がサポートをしてくれている大学院生の門倉さんです.

 女子生徒も頑張って配線をしています.今回女子生徒は全体で7名の参加でした.

 
 組み立てが終わって電源を入れるといよいよOSのインストールとネットワーク・サーバの設定です.OS CentOS という Linux 系のOSですが,始めて見るOSですから手順書を一生懸命見ながら作業を進めています.皆さんサーバの設定は難しいことをしているという印象があるようです.実際,用語や手順の難易度が高く,悩みながら取り組んでいました.



 全ての作業や設定が終わると,分解して最初の状態に戻します.その後はレポートやアンケートを書いて1日の作業は終わりです.



 この「PCの組み立て」の授業を終了した多くの生徒の皆さんからは「良かった」とコメントを頂いております.また本学では高大連携の授業がこの他にも色々とありますので,是非興味のある授業を受けて本学に興味を持って頂ければと思います.
 今年は12月末にも実習をしますので,受講してみたいという高校は本学企画入学課までご連絡下さい.

0 件のコメント:

コメントを投稿