2018年12月19日水曜日

HCGシンポジウム発表報告


情報工学科4年の坂本と同行者(注:引率者が正しいです)の小澤です。

20181212日(水)~1214日(金)の3日間にかけて、三重県伊勢市の伊勢市観光文化会館で開催したHCGシンポジウム2018【1】に参加しました。
その参加報告を致します。

B4 坂本の報告と感想
坂本の発表は14日(金)でしたので、13日(木)に学校で準備をしてから、新幹線で横浜から名古屋を経由して、電車で三重の宿泊場所の鳥羽市に到着いたしました。
※ホテルは伊勢市で宿泊しますと少し高くなりますので、伊勢市に離れた3駅離れた鳥羽にしました。(注:そうだったっけ?遅くなって、学会推奨ホテルは満杯だったんたような気がするけど・・・。まぁ、安けりゃいいや)


 


発表前日に伊勢シティホテルで懇親会がありましたので、少し遅れて参加いたしました。参加したときには、すでにメイン料理はほとんどなく、あったのはデザートぐらいでした。なので、少しおなかがすきましたので、終わった後に少しご飯食べてから前日は過ごしました。


いきなり前日の懇親会の報告をしたのですが、次は発表当日の報告です。
当日の朝に発表練習を同行してくれました先輩に見てもらい、そこから会場に向かいました。こちらが今回の伊勢市観光文化会館です。
                                                  

PC2つと、タブレット2つ持っていたため少し重い鞄と一緒に看板と写真をとりました。

発表前の会場


発表の様子



今回のHCGシンポジウム発表では午前中に口頭発表があり、午後にインタラクティブ発表がありました。まずは口頭発表についての報告です。

「深層学習を用いた手話認識における入力フレーム間隔の検討」というタイトルで口頭発表を行いました。今回のセッションは主に「深層学習」のセッションで、深層学習の技術を用いて、支援を行うことを目的とした発表が多かったです。

 感想としては、初めての国内発表ということでもあり、また最後の発表で多くの方々がいたために少し早口で発表してしまいました(注:だいたい、みんながそうなります)。質疑応答では、多くの方々が深層学習の技術的なコメントや意見などを頂くことができました。今後の発表ではもう少し余裕を見せた発表ができたらと思いました。

インタラクティブ発表の様子

インタラクティブ発表の様子

 次にインタラクティブ発表についての報告です。
 HCGではインタラクティブ発表というポスター発表を行うことができます。(注:半分、義務みたいなもんですけど、意義は大きいですね)さらに機器の持ち込みも認められているので、私はデモ動画を流す用のタブレットと実際に使用している手話認識に利用しているカラー手袋を持ち込みました。

 インタラクティブ発表では、先ほど質疑応答で意見などをくれた方々, 深層学習を用いた研究を行っている方や漫画家の方々などに興味を持ってもらえました。60分間のポスターセッションの中で多くの質問を頂いたのが、先ほど同じ認識に利用した深層学習についての質問などが多かったです。

 感想としては、認識の専門の方々や取り組んでいる方々のご意見を多くもらうことができ、学会などにアウトプットをすることで、自分の研究をより良いものにできるいい機会になると思いました。今年初めての認識手法の提案をしましたので、もう認識精度を高めるべく、研究を進めていきたいと思いました。

 以上がHCGシンポジウム2018年の参加報告です。

 余談となるのですが、今回終了したのが18時でしたので、ホテルに泊まり、次の日に帰りました。その際に寄り道で伊勢神宮の参拝や伊勢うどんを食べてまいりました。
おいしかったです。注:その写真は付録で最後に付けました)

 M2 小澤の報告と感想
修士2年の小澤です。HCGシンポジウム2018の学会に聴講者として参加いたしました(注:私が多忙?でもないか、行けなかったので、小澤君に卒研生の坂本君の引率を依頼しました)。会場は、三重県伊勢市のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢で行いました。今回、下記に挙げるテーマについて取り上げます。

・「機械翻訳後に手修正可能な手話CG製作支援システム」

「機械翻訳語に手修正可能な手話CG製作支援システム」では、手話のCG3D)動画像を作成するというものです。主にニュースなどで、実際の手話者が手話を行う代わりにCG3D)動画像を用いることを目的としていました。また2020年のオリンピックに向けて製作しているとのことでした。

 手話CG3D)を作成する背景として、手話の情報の充実が求められているが、実際には手話放送が増加しないのが現状です。主な理由としまして、対応できる手話通訳者に制限があり、手話通訳士の放送局常在は困難なことから、手話CG3D)を作成するに至ったとのことでした。

 聴講の内容とはずれますが、私自身「手話の認識」について研究していることもあり、手話に関する研究を、実際にリアルタイムで聴くと「自分自身もこの研究に負けないように、精進しなければいけない」と思わされました。

 最後に今回聴講者としてHCG学会に参加させていただきましたが、自分以外の発表者の研究をリアルタイムで聞くことで、「自分の知らないこと(技術、知識、分野)を知る、自分以外の研究者との出会い、そして自分の研究についての熱意に繋がる」と今更ではありますが、気づかされました。そしてなにより私たち学生が学会に参加する重要性について再度考えるきっかけとなりました。


付録
伊勢神宮の写真はないの?という指摘に対するものです。彼らには、きっといいことがあるでしょう。





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