2020年11月1日日曜日

あつぎ飲食店応援電子商品券の使える店をプロットしてみた

あつぎ飲食店応援電子商品券の申し込みが11月01日から始まります。使える店の一覧は、公式サイト(リンク)にあります。

このお店情報を地図上に表示したら便利なんじゃないかと思って、Google Mapにプロットしてみました。以下は本厚木駅周辺の地図です。

少し引いた本厚木周辺の地図です。
次は、厚木市の様子です。
一見うまくいっているようですが、引いてみると、おかしいデータがあることが分かります。
日本をはみ出ているデータもあります。お恥ずかしい限りです (^_^;。
Google Map APIですが、色々変わっていて、ここまで実現するのに、苦労しました。正しいやり方が分かれば、すぐなのですが、それが分かるまでに、多くの時間を要します (T_T)。

おかしいデータですが、もう一度データを取得しなおすと正しい値が取得できました。緯度経度を大量に一気に取得しに行った関係で、うまく取得できなかったのかもしれません。ここでは未だ直して(取得しなおして)いません m(_ _)m

このプログラムを公開するためには、吹き出し機能を付けるとか、Google MapのAPIキーを隠す(見せても大丈夫なようにする)などなど、まだまだ多くの作業が必要そうです。自分で使うだけならば、この程度でよいのでしょうが、人に使ってもらうためには、非常に多くの労力をかけないといけません。

ちなみに上記で使ったプログラムの大まかな行数は以下の通りです。
  1. HTMLデータ取得: wgetコマンドを呼ぶだけ
  2. HTMLファイルからお店名や住所などの情報の抜出: Perlで21行
  3. 住所から緯度経度情報の取得: Pythonで19行(大事なところは3行くらい)
  4. 2で作ったファイルから、3のプログラムを使って、緯度経度を取得し、JavaScriptのデータ形式にする: Perlで9行
  5. Google Mapを表示するJavaScriptファイル: 214行(4で作ったデータ部分173行なので実質40行)
もちろん、ここに行きつくまでに失敗したプログラムはたくさんあります (T_T)。
 
 
追伸(以下は、情報工学科の学生さん向け)
PythonとJavaScriptのプログラムは、既存プログラムのコピペ&修正です。自分の環境で動くように、プログラムを直したり、環境設定したりしました。
 
2個のPerlプログラムは、全部手で書きました。「既存データ」を「利用可能データ」に変換するプログラムです。
 
機械学習(AI)では、プログラムなどはそろっていて、「既存データを利用可能な状態に変換する」だけで、簡単と言われているようです。今回も同じかもしれません。といっても、「変換するだけ」は簡単ではありません。結構、プログラミング能力が問われます(と思っています)。地道にプログラミングを学ぶ必要があると思っています。今も昔も情報工学科の学生として求められる知識は大きく変わっていないと思います。学生のみなさん、頑張って技術力を身に着けてください。

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