学内のKAITホールにある「マクドナルド神奈川工科大学店」が2023年6月23日(金)17:00をもって閉店してしまいます。
店外に貼られた閉店の予告 |
店外からはこの様な感じ |
23年間に渡って、学生の食生活をサポートし続けてくれたのですから、感謝しかないのではないでしょうか。特に、閉店のイベントなどないのかもしれませんので、皆さん、感謝を込めて、いつもより多く購入してみてはどうでしょうか。
神奈川工科大学ではキャリア就職課を中心に、教職員で学生の就職活動の支援をしています。特に就活が本格化する3年生の前期から就活セミナーという形で様々な支援がなされています。
この大学全体のセミナーに加えて、本年度は、5月のこの時期に学科独自の就活セミナーを開催しました。本年度からインターンシップ制度の見直しがあったことを学生に周知するとともに、インターンシップが本格化する前に、情報工学科の学生に特化した就活のポイントを伝えることを目的とした開催です。
セミナーでは、キャリア就職課の根岸課長代理から、まず、大学の支援体制やインターンシップの活用方法の紹介がなされました。
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就活セミナー模様 |
そのあと、既に内定を獲得した4年生から、インターンシップの活用方法を含めた、就活体験談の紹介をしてもらいました。体験談の紹介は質疑応答形式で行ったのですが、質問としては、
といった、まさに学生が知りたい内容をお題として答えてもらました。就活セミナーに協力してくれた、塩野研究室所属の宮下君、松本・鈴木研究室所属の小林君からは、丁寧に、かつ、具体的に回答をしてもらいました。
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4年生の就活体験談 |
教員として聞いていて、印象的で、学生の皆さんにとっても役立ちそうな回答としては、
といったものがありました。
学部の3年生、修士の1年生にとっては、これから約1年間の就職活動が始まります。納得できる就職先が決まるように、学生の皆さんには、計画的に就活を進めてほしいと思っています。教職員一同で、しっかりとサポートをしていきたいと思っています。
今年もIT夢コンテストを開催します。募集は4/1から開始しています。
2011年から開催し今回で第13回目となります。毎年約50校、200作品程度の応募があり、たくさんの中学生・高校生・高専生が熱く夢を語ってきました。
全国の中学生・高校生・高専生のみなさん、ITで実現できる未来の社会や新たなサービスに関する「夢」を語ってください。壮大な夢でも目の前にある夢でも何でもOK。自由な発想で出したアイデアを応募してください。
「自由な発想でと言われてもなぁ」と思った人、 大丈夫! 公式ホームページには過去の予稿集をはじめ、ヒントがたくさん載っています。応募フォーム作成のコツもあります。このブログにも、これまでのIT夢コンの模様や、創造性のあるアイデアの作り方が載っています。このブログを「夢コン」で検索してみてください。
今年の最終審査は、前年(2022年)と同様にZoomによるオンラインでの開催です。オンライン開催ですので、今まで遠方だからと参加を見合わせていた方々も参加しやすい方式となっています。ぜひ、ご応募ください。
最終審査にあたってはプレゼンテーションを行ってもらいます。「うまく作れるかなぁ」と不安な人、大丈夫!事務局がサポートします。
たくさんのご応募、お待ちしています!
・募集期間: 2023年4月1日(土) ~ 6月23日(金)正午
・最終審査会:2023年8月5日(土)オンライン開催
・賞:最優秀賞(KAIT賞)(Amazonギフト券2万円)他
・ホームページ: http://yumecon.ic.kanagawa-it.ac.jp/
※なお、IT夢コンの開催は、今回で最後となります。皆様の応援、ありがとうございました。
4/5、6、7と3日間に渡って1年生を対象にした「フレッシャーズガイダンス」とKAIT Wevが実施されました。例年は、2日間なのですが、今年度は特別に3日間に渡っての開催になりました。
新任の若原先生のご挨拶 |
フレッシャーズガイダンスは、学部・学科によって行うことが異なりますが、情報工学科では第1日目が学科教員と学生、学生同士の交流を深めることを目的に行います。第1日目のクラスアドバイザー懇談会では履修アドバイスを行い、第2日目午前中と第3日目(今年度だけ)は教務委員とその経験者による履修質問コーナーや履修登録サポートを行いました。
K1-1201での履修質問コーナーの様子 |
教務委員経験者の教員の個別対応 |
また、第2日目の午後は、ピア・サポートの先輩学生が中心にKAIT WeVを実施しました。KAIT WeVは、学生が主体となり学生同士の交流を深めるのが目的のイベントです。(KAIT WeVの詳細については、こちらの過去記事をご覧ください。)
スクリーン右側が主催者のピアサポートの学生たち |
少人数のグループに分かれ、幾つかのゲームを行いながら、交流を深めます。最後は、マシュマロ・チャレンジを行い、グループで競い合います。
グループでのNGワードを言わない様に自己紹介 |
恒例のマシュマロ・チャレンジの道具 |
マシュマロ・チャレンジ用にタワーを作成中 |
最後に、全員で集合写真を撮って、終了です。グループで親しくなった「友達」は出来たのでしょうか。
全体での集合写真 |
3/26(日)にオープンキャンパスを実施しました。あいにくの雨でお足元が悪いなかに神奈川工科大学のオープンキャンパスに多数の来場者がいらっしゃいました。
また、情報工学科の展示にもご参加、ありがとうございます。
実験実習などで使用する情報学部共通の実験室にて、設備公開・展示を行いました。系統別ガイダンス映像の動画再生、学科PRビデオの上映、授業で使う大学推奨ノートパソコンの紹介、履修コースや授業科目の関係を示すカリキュラムツリーについて展示し、説明しました。
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系統別ガイダンス映像と説明 |
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学科PRビデオの上映 |
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大学推奨ノートPCの紹介 |
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情報工学科の履修カリキュラムツリーの展示 |
教員による個別相談も実施しました。
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個別相談の様子 |
御来場の皆様、ありがとうございました。次回は、6月11日(日)となりますので、是非ご来場ください。
3月21日(祝)は春分の日ですが、神奈川工科大学では学位記授与式(修了式・卒業式)が行われました。修了・卒業の皆様、おめでとうございます。
KAITスタジアムでの全修了生・卒業生での式典 |
今回は、KAITスタジアムで全修了生・卒業生での式典でした。とは言え、ご父兄の方は、別室で中継での参加となりました。コロナ前ですと、ご父兄の方々も一緒に会場にいらっしゃいました。
式典の全景 |
式典の後は、専攻・学科別で学位記授与となりました。情報工学科は、K1号館メディアホールでの授与です。
開式前のメディアホールの様子 |
納富学科長による開式 |
成績優秀者の表彰の後、学科長祝辞、研究室の指導教員毎での学位記授与です。
学科長祝辞 |
指導教員からの学位記の授与 |
さて、卒業式といえば記念撮影ですが、やはり「タイトル」が分かる場所は人気です。
巨大学位記は2つあったのですが、空いていた方 |
この巨大学位記ですが、毎年、作成しているようです。左側が空いているのは、卒業生が立つ場所です。
巨大学位記の文面 |
情報工学科3年の藍原直大君が7日から開催中の2023年電子情報通信学会 総合大会 学生ポスターセッションにて以下のタイトルで発表しました。
「スペクトログラム画像とGoogLeNetを用いたアラーム音の識別実験」
修士の先輩から引継ぎを受けつつ、院生の手が回らなかったところを課題として与えられ、取り組んだ内容をポスター発表しました。以前、研究室で行っていた特徴量+ニューラルネットワークによる方法と今回行ったタイトルの手法とを比較した結果です。自分のポスター発表のみならず、他大学の発表も積極的に聴講していました。
#本人の感想を原文のまま
初めての学会参加ということで不安でしたが、ポスターセッション形式で他の参加者の方々と会話する機会が多く、自然とセッションを行うことができました。自身の発表内容にアドバイスをいただく場面もあり、今後の研究に生かしていきたいと思います。今回の発表に向けてご指導くださいました先生、佐野先輩に感謝いたします。
今後の活躍を大いに期待していますby 指導教員
そのもようを報告します。久々のリアルな国際学会です。参加者は修士2年の若尾吏君と4年生の高田悠太郎君です。ともに今回のためにパスポートを入手しました。
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若尾君:Application of multimodal methods to sign language motion classification and its effectiveness evaluation
加速度センサと画像センサのデータを合わせて(マルチモーダル情報)、手話動作を識別する学習モデルの作成手法とその評価を発表しました。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。
#本人のコメント
コロナ禍ということもあり、自分にとって今回が初めての海外での学会発表であり、とても緊張しました。発表や海外での生活を通して自分の英語力の無さを感じました。もっと英語を勉強していればもっと楽しめるものになったと思います。今後、前向きに英語の勉強に取り組むもうと思える良い機会になりました。発表に至るまで、親切にご指導くださいました、西村先生、川喜田先生、三次先生、そして指導教員である田中先生に感謝いたします。
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高田君:Composing an IoT platform using AWS -
environment measurement of laboratory and student attendance management -
学内環境のモニタリングとして、研究室の人の在否状況や温度・湿度、CO2などを常時測定し、クラウドへ格納、リアルタイムでブラウザ経由で共有する新たな開発システムの発表です。
#本人のコメント
本人今回初めて海外に行ったのですが、日本との文化の違いに肌で触れることができ、非常に貴重な体験ができました。
学会としては、発表自体はうまくこなせたと思いますが、質疑応答の際にパニックになってしまい、あまり返せなかったことに悔しさを覚えました。若尾先輩同様、英語力の未熟さを痛感しています。
他大生との交流としては、千葉大学や名古屋大学の修士、博士の方とお話しする機会があったのですが、本学との違いを体感しました。ゼミは外国語多い、研究室のメンバーは20人以上で留学生も多い、院への進学率の高さなど、さまざまな面で違いがあったと思います。他大生との交流という機会もあまりないため、本学以外の大学事情を知り、視野を広めるという点で非常に有意義な海外出張になったと思います。
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これは学会で必ず行われるBanquetの一風景。ディナークルーズで、他の大学の学生と一緒に。多くの仲間を作ってください。
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#付録
ホテル近辺の写真を。
2023年3月3日に電気通信大学(東京都調布市)にてハイブリッド開催された情報処理学会が主催する第85回全国大会〜ダイバーシティと情報処理〜において、情報学部情報工学科学部4年生の栗原泰晴さんが「短文手話動作の認識のためのセグメンテーションと識別精度の検討」大会学生奨励賞を受賞しました。
学会のサイト:https://onsite.gakkai-web.net/ipsj/abstract/index.html
本発表では、手話文の動作から文を構成する各単語にセグメンテーション(分割)する方法を提案し、これまで研究室で取り組んできた手話単語動作の識別技術を用いて短文手話へ適用した結果を述べました。本格的な手話翻訳への道筋へとつながる成果です。本研究開発は総務省の「電波資源拡大のための研究開発(JPJ000254)」によって実施した成果を含んでいます。
栗原君からもらった感想(そのままコピぺです)
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この度、ipsj第85回全国大会にて学生奨励賞に選抜されたこと大変光栄に思います。また、ご助力してくださった方々に感謝申し上げます。セッション内容が「ジェスチャ」ということもあり、指や頭の動きなどを用いた研究内容が多く手話認識とは異なる考え方やそれぞれの課題点など勉強になる部分が多くとても有意義な時間でした。
主に三年生へメッセージ:学会発表という機会は自分の研究内容を発表して終わりというわけではありません。座長や他大学の方々からの質問や他の講演者の発表内容などを聴くことができ、大学内では経験できない刺激があります。また、学会に出ることで研究する意味・目的の認識ができます。大学内だけで完結していては自分に甘えてしまい研究内容の質も向上することは難しいと思います。ぜひ外に研究内容を出すことを考えながら研究に取り組んでみてください。
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社会人になっても活躍を期待しています。
2023年3月2日に電気通信大学(東京都調布市)にてハイブリッド開催された情報処理学会が主催する第85回全国大会〜ダイバーシティと情報処理〜において,情報学部情報工学科学部4年生(納富研究室所属)の岡田竜岳さんが「プログラム編集操作情報を用いたプログラミングスキル分析支援システムの開発」というタイトルで研究発表を行い,大会学生奨励賞を受賞しました.
本発表では,プログラム編集操作情報(コーディングシーケンス)を用いたプログラミング中の行動から動的な分析を行い,多面的なスキル評価を支援するシステムの提案とその評価結果を報告しました.提案手法はソフトウェア開発者の緻密なスキル判定への応用が期待されます.
研究および学会発表について,岡田さんは,「学生最後の学会発表で賞をいただき,大変嬉しく思います.ご指導いただいた先生,並びに普段から支えてくださった皆様に感謝すると共に今後も精進していきたいと思います.」と感想を話してくれました.
今後のさらなる活躍に期待したいと思います.
(a) 電気通信大学にて |
Yahoo社が実施しているHackUという大会があります。本学からたくさん参加しています。卒業後に就職先で「HackUでの体験がすごく役立った」と発言していたOBがいるのを知り、執筆をお願いしました。皆さんの参考になれば幸いです。「後輩へのアドバイス」だけでも読んでください。
写真投稿に重きを置いたシンプルなSNS(Webアプリケーション)
→はじめはPCのブラウザのみに対応していたがアドバイスを頂きレスポンシブWEBデザインにすることでスマホなどにも対応させました。
以下のサービスもメンバーで話し合いながら自分たちで使用するものを決めました。
開発中はコロナ禍であったため一度も集まることなく通話を駆使して開発を行いました。
必修授業で少し関わったことがあった人やHack Uの説明があった授業のあとに教室から出てきた人やHackUポスター付近などにいた人に声をかけたりしてできた即席メンバーです。
就活で何かを作ったというアピールをしたいことや、授業で習ったことだけではなく自分自身でなにか形あるものを作成したいと考えて参加しました。
作る作品を決めてからどういうサイトを使用し勉強すると良いよなどアドバイスが的確で役に立ちました。
他にも作った作品がシンプルになり過ぎてしまったので作品のポイントになる機能の改善案を具体的に教えて頂いたことやレスポンシブデザインにするための改善方法を教えて頂きました。
分からないことをそのままにせずに明確にしてから質問をすること。
授業を受けただけだと知識があっても本当になにかアプリケーションなどを作ることが出来るのかと言った不安が実際に何かを作るという経験をすることで自信につながった。
協力してアプリケーションを開発するときにどういった課題点が出てくるのか等がわかりました。
HackUに参加したことで授業で学んでも不安であった実際に作るという経験を積むことができ、自分自身の向上に繋がりました。
こういった何を作るか考えて、作成し、発表するという機会は非常に貴重であったのでとても感謝しています。
私が参加したときは自分の技術力が不安で知り合いも参加する人がいない状況でした。
しかし、何か作って授業で習ったことをアウトプットすることで自信に繋げ就活でも実績として話したいと思い、HackUに参加しようかなといった話をしている人たちに頑張って話しかけるところから始まりました。
結果的にグループは技術力が飛び抜けている人もいなければメンバーも即席でしたがどういったものを作るのか決めてからはメンバーで話し合いながら開発環境や必要な勉強を行ったりアドバイスを頂くことで最終的には作品の完成まで持ってくことができました。
みなさんも参加を少しでも考えているのであれば不安はあるかもしれませんがまずは参加するという勇気を出してみてください、
即席でもメンバーやYahooの方がいると心強くいい経験を積むことができます。
授業でも実務に近い形を経験させようといった意図の内容はありますが、HackUでは社会人(Yahooの人)と共にある作品を作成するといった過程が就職後の実務にとても近く使用するサービスも自分たちで決めることが出来るのでぜひまずは参加をしてみてください。
(*1) 画像はhacku.yahoo.co.jpから頂いております。