2011年10月10日月曜日

CEATEC2011 出展報告

 10/67の両日にわたってアジア最大級のITエレクトロニクス総合展であるCEATEC2011に出展してきました。展示内容は先日のブログ(リンク)に書きましたので、ここでは実施状況の報告をします。

 10/4~85日間にわたって開催され、合計17万人を超える方が来訪されたようです。我々のブースにも2日間で500名近い方が来てくださいました。

会場概観。東京駅から会場のある海浜幕張駅までは快速で約30

 展示ブースはリサーチパークという大学やベンチャー企業が集まる箇所です。ここに10/6-7で出展していた大学は我々のほかに東工大、慶応大でした。東工大を真ん中に、右が慶応大、左が本学です。大学は要員があまりいないので、どうしても展示日程に限界が出ます。展示会ではなく、いずれの日にか、大学の知名度もこのようなことに・・・。

輸送品を開梱して、展示デモシステムを構築します。「まさか忘れ物はないよな」、というのがそのときの私の心境です。壊れやすいもの、小さなものも多く、研究室での事前確認、機器揃え、梱包、搬出が頭で考える以上に大変なのです(この意味も含め、信頼のおける学生が複数いないと展示は無理です)。

大学の幟(のぼり)をつけるのは、私のアイデア。発案者自ら取り付けようとするものの(手柄は全て俺のもの、を狙って())、背が低く取り付けできず。結局、修士1年の秋山君にやってもらう羽目に・・・


準備完了。今回の出展対応メンバー一同。右から修士2年篠原君、修士1年秋山君、加藤君、説明・デモの応援をお願いした栗山さん、私です。私の背が異常に低く見えますが、実際はそれほどでもありません(これでも四捨五入すると170です)。彼女のスタイルがいいせいで、私の欠点が拡大されています(泣)。


状況その1。多数のブースの中から本ブースにこられる方は、興味を持ってくれた方です。質問も多いです。

会場内の一部の様子。全体がこのように人でいっぱいです。人気のブース(大手メーカの新製品発表など)は数時間待ちもあります。

今年は残念ながらコンパニオンさんに高校生が殺到する場面はありませんでした。我々のブースのすぐ近くに、超ミニのお姉さんがいてそちらに流れたようです。高校生の身になれば(ならなくても)、その気持ちは分かりますね。私も高校生諸君を非難することはできません。
注:証拠のために彼女たちの写真を撮り、かつブログへのアップの許諾を得たのですが、ブログのトーンが大きく変わるので、ここでは残念ですがアップはできません(学科ブログとしての格調が重要です)。ご希望の方は、研究室には貼っているので、ぜひ見に来てください。

 

応援に駆けつけてくださった(差し入れもいただきました)山本先生とコンパニオンさんのツーショット。普段はあまり笑顔のない山本先生もこのときは・・・

コンパニオンさんは、説明もできる方にお願いしています。彼女(栗山さん)はすでに過去のブログでも書きましたが(リンク)、接遇に関する多数の資格を有するとともに理学部のご出身ということもあり、我々のシステムの理解も速く、説明もいいタイミングでデモを織り交ぜやってくれました。

 タイミング、状況を見て自然な感じで「神奈川工科大学です。スマートフォンを用いた応用システムの展示・デモをしています」と声を来訪者にかけて営業?してくれました。こういうことは我々はなかなかできません(我々がやると客引きです)。

 見せるためのコンパニオンは多数いますが、魅せるコンパニオンはそうそういません。その意味で、学生が十数名の候補の中からよくぞ選抜してくれました。キミたちの目は節穴ではない!!!

 
総括
 学会とは異なり、その分野の専門家だけではなく、さまざまな業種の方々がブースに来訪されます。計画、準備の苦労も大きいですが、現場での展示・デモ・説明、質問対応を通して、多くの得るものがあることから頑張って出展しています。

 こうして研究室として出展できるのは、学生の高い資質のおかけです。私がやったことはコンパニオンさんの手配くらいです(この権利は学生には渡したくありません(笑、でもマジです))。展示パネル、パンフレットも私がそろそろ・・・と思っていたときには、学生諸氏がすでに完成させていました。いろいろ指摘しようと思いましたが、そのような必要もなく(見つけられず)、私の仕事はありませんでした。

 興味を持ってくださった方との今後の新たなコネクションや展開の期待もありますが、このような実社会とつながった活動を通して学生が大きく成長するのを見ることに嬉しさを感じます。それが来年への活力になります。

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