3月10日,本学でITを活用した教育シンポジウム2011が開催されました.このシンポジウムは,ITを活用した教育に関する研究や実践について,発表・討議し,互いに連携して更なる教育効果の向上に役立たせることが目的です.学生も教員も「日々是精進」です.
われらが情報工学科からは,教員4名,修士学生1名が登壇しました.
- 山本富士男先生
- 組み込みシステムからクラウドコンピューティングに至る現代のニーズに向けた情報技術教育
- 田中博先生
- IT夢コンテストの実施とその報告 -高校生の情報技術への興味喚起と情報教育への寄与を目的に-
- 納富一宏先生
- オンラインによる授業ノート作成・提出支援システムの開発 -授業支援システムKBookとの連携機能の実現-
- 宮崎剛先生
- Android端末を用いた読唇トレーニングアプリの試作と評価
- 篠原正幸君(修士2年)
- 授業支援システムQ-Voteの給食経営管理実習授業への適用とその取り組み
登壇者の一人です。レポートありがとうございました。このシンポジウムは今回で6目です。他の発表(応用バイオ科学科の先生だったと思います)で、印象に残る文言がスライドにありました。正確ではないかも知れませんが、「以前と比べて、入学者の学力は総じて低下している。しかし、卒業時点での要求レベルはぐんと高まっている。」つまり、大学教員にとって、教育内容や教育方法にとても悩む時代になっています。ICT技術があれば解決というものではありませんが、ICT技術を有効に活用することでいろいろな道が拓けると考えます。その意味で、このシンポジウムは意義があるのではないでしょうか。
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