7月19日/20日の二日間,はこだて未来大学で開催された電気学会第50回情報システム研究会に,神奈川工科大学情報工学科から5名の学生が参加しました.その様子を発表者の一人,政井君(田中(哲)研究室)にレポートしてもらいます.
------(政井レポート)------
はこだて未来大学の校舎は全面ガラス張りの建物で,本学のKAIT工房を5階建てにした感じの雰囲気でした.
私たちは,5名全員が二日目の発表でした.発表題目は下記の通りです.
- 状況と趣味・嗜好に基づく情報提供アプリケーションの提案 [政井君:田中(哲)研究室 学部4年生]
- 状況,感情,対象に基づくツイート解析手法とBOT作成サービスの提案 [室田君:田中(哲)研究室 学部4年生]
- 時系列データマイニングによる行動推定技術の開発 [高見澤さん:松本研究
- 室 大学院2年生]
- 利用者の風景趣向に基づいたサイクリングコース推薦システムの検討 [笠原君:鷹野研究室 学部4年生]
- 情報推薦のための音声情報からのテキスト抽出による個人プロファイル構築方式 [本多君:鷹野研究室 学部4年生]
初日は,招待公演がありました.はこだて未来大学の川嶋稔夫教授による「ディジタルアーカイブを通じた地域の再発見」と題した発表を聞きました.100年以上前の写真版から復元した高解像度写真により,これまで把握できなかった当時の風景を知ることができました.また,函館が開港してから現在までの歴史を知ることもでき,大変ためになる公演でした.
初日の夜は,親睦会があり神奈川工科大学からは教員・学生が全員参加しました.田中(哲)先生がタジタジになる姿を拝見できたり,松本先生に正しいお酒の飲み方をご教授頂いたり,他大学の先生方と交流させて頂いたり,いろいろな方から勉強になるお話も頂戴しました.しかし,私たち,神奈川工科大学の学生勢は,次の日に発表があります.そのことを知りながらもあれだけ飲ませたのでしょうか注1)?
注1) 結構自分から飲んでたよ.教員Tより.
緊張(と二日酔い?)のなか,神奈川工科大学勢の発表の日がまいりました.午前中は,田中(哲)研究室から政井と室田君の発表がありました.政井は緊張して(二日酔いで?)発表の順番を間違え,他の人の発表の時に前に出て行ってPCをつないでしまいました.発表でも少し緊張が続き,最初の方は良かったのに,後半はところどころ変な日本語になってしまいました.なんとか発表を終え質問とコメントを頂き,なんとか無事終了しました.
続いては室田君の発表です.彼は自信に満ち溢れた発表です.しっかりと内容が伝わる素晴らしい発表でした.質問に対してもしっかり返答をしていて素晴らしいですね.
午後からの松本研究室の高見澤さん,鷹野研究室の笠原君,本多君の発表も素晴らしかったです.
私たちが全員が,この経験を活かしてこれからの卒業研究・修士研究の推進に頑張っていきたと思います.
------(政井レポート終わり)------
下記の写真は,無事,研究発表も終えてリラックスする笠原君,本多君,高見澤さんです.函館は,イカが名物となっており,マスコットにも利用されています.三人には,はこだて未来大学で開発されているイカ・ロボットの前でポーズを取ってもらいました.
高見澤さんをご指導されている松本先生,政井君と室田君をご指導されている田中哲雄先生も,学生が発表を終えてほっとした様子です.
発表した学生のみなさん,お疲れ様でした.論文の執筆から,発表資料の作成と発表練習,そして緊張の中での発表と,大変な苦労だったと思います.この経験はきっと今後の人生の糧となるでしょう.また行こうね.
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