2013年4月8日月曜日

準備を進めています


情報工学の実験と言っても分野によっては、土方工事?みたいなことも必要です。先日は、天井に超音波センサを設置したもようをアップしましたが(リンク)、今日は、本格実験前の超音波センサの受信範囲の確認、評価のための準備状況のもようをアップします。

箱からプラレールを取り出して、床に這わせています。何か計算?しているのは、大学院1年の屋良君。教員が何やらコメントと言うか、指導と言うか、冷やかしをしているようです。
 

結構なレールの長さを確保します。何せ、広域屋内測位システムの実証、という謳い文句なので、それなりの長さを確保します。この上で超音波送信機を取り付けたプラレールを走らせ、そこからの超音波の受信を確認するのがFirst Stepです。
この実験を担当している前述の屋良君と卒研生(要するに4年生)の法月君(中央)と一ノ本君(右)。まずは、研究室でこれまでやってきたことを理解、把握してもらって、その後の進め方は関係者で相談、調整しながら・・・という感じです。

実験目的を明確にし、その目的を満足させるための実験系構築、データ取得と解析、評価という一連の流れを早々に学び取ってほしいと思います。必ずしも思うとおりに行かないと思いますが、それが実力をつける糧となることは確かです。大いに考え、体を動かし、そしてまた考える、というサイクルを重ねて行ってほしいと思います。実際には、思うような結果が出ないときは嫌になりますが(私はいつもそうでした)、そのようなときこと新たな発想が出るチャンスと考える余裕も必要です。

  彼らの今後の活躍を期待します。

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