2014年3月15日土曜日

「ITを活用した教育シンポジウム2013」が開催されました

3月14日に8回目となる「ITを活用した教育シンポジウム2013」が、情報学部棟で開催されました。創立50周年記念事業の一環として、規模を拡大して(一般講演が31件)の開催です。
小宮一三学長による挨拶と基調講演から始まりました。
小宮学長の挨拶
基調講演は上智大学の田村恭久先生の「学生に考えさせるツールとしてのIT」でした。電子教科書の話と、TEAL(Technology-enabled Active Learning)の紹介でした。また、デジタルネイティブと世代の学生とどう付き合うのかなど、示唆に富む講演でした。
田村先生の基調講演
招待講演が、豪華2本立て(とはいえ、パラレルセッションなので片方しか聞けない)で午後のセッションは開始されます。
野木秀子先生の講演「女性とITとアベノミクス」
片方の招待講演は、乱暴にまとめてしまう(^_^;)と、「リケジョの活躍に期待します」という客員教授の野木秀子先生の「女性とITとアベノミクス」という説得力のある「数字」が並んだ講演でした。もう一方の招待講演は、東京工業大学の鳥羽好律先生の「画像符号化視点から見たIT教育-”恩師”への憧れ-」でした。
情報工学科の教員からも多数の発表がありました。特に、情報工学科で山本富士男教授が取りまとめを行っているi-Androidの会も「スマートフォンの可能性を視野に入れた研究室横断型プロジェクト 『i-Androidの会』の活動」として成果を報告しています。
スマートフォンの可能性を視野に入れた研究室横断型プロジェクト
 「i-Androidの会」の活動
また、情報工学科の学生による発表も多かった様に思います。
  • 塩原 慶一:クラウドサービスとモバイル端末を活用した実験採点システムの開発手法
  • 鈴木学:リアルタイム通信を用いた講義・学習支援システムの開発
  • 中澤 舜:履修管理システムの構築とサーバ運用に関する報告
  • 星野 寛登:デジタル教材提示の差異による学習者の振る舞い分析-可読性の高いデジタル教材開発に向けて-
鈴木学君の「リアルタイム通信を用いた講義・学習支援システムの開発」の発表
さらに、田中哲雄教授から「KAIT夢コン2013実施報告」もあり、次回の2014年のKAIT夢コンの開催についても期待が持てました。
「KAIT夢コン2013実施報告」を行う田中哲雄先生
全体的に「IT」×「教育」というテーマで様々な発表と活発な議論が行われ、盛況の内に幕を閉じました。
裏方として、事前の準備や当日の運営を行なってくださいました、情報教育研究センターのスタッフの方々に感謝いたします。
情報教育研究センターのスタッフの方々

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