去年3月に修士課程を修了した秋山君(学科の歴史に燦然と輝く成績優秀者でした)が、来てくれました。技術討論をする秋山君と筆者。彼が研究開発していたシステムの次期システム開発に当たり、心臓部といえるデジタル処理のためのマイコン選定やシステム構成に関する意見、情報交換を行いました。彼の在学時代から、大いに助けられました。
ホワイトボードを使って、構成案を説明する秋山君。図を駆使するやり方は、非常にはっきりするし、誤解を防ぐ意味でも重要です。世間では言語明瞭、意味不明なやりとりが多すぎます。また、結論に至る前の前提もはっきりしませんね。
隣の研究室の先生である五百蔵先生が、彼の来訪を嗅ぎ付けて?(アンテナの感度が極めて高い先生です)、秋山君に自分の研究室の学生とのコネクションの形成を依頼に来られました。多くの教員の信頼を得ている証ですね。
彼が在学中整えた電子パーツのラックを物色?している秋山君。秋月電子の福袋でゲットした青色LEDを大量に持参、寄贈してくれました。秋月で福袋を買うということで、ただ者ではないことが分かりますね(でも、オタクではありません)。
この日はなんと、同じく去年3月に卒業した小林君(中央)、小堀君(左)の両名も来てくれました。現在修士1年の菅谷君曰く、「就活中の自分たちの冷やかし?激励にきた」ということでした。小林君は、例の「学内使用電力見える化」をゼロから開発、立ち上げた功労者です。小堀君は脳波センサを用いて機器操作をするデモシステムの開発者&宴会の仕切り人でした。小堀君は所属プロジェクトが結構大変な状況になっていて、明日も出社ということでした(その状況から多くのことを学んでください。貴重な経験になりますよ)。
こうして、研究室にやってきてくれる学生は、それなりに大学や研究室に愛着を持って卒業してくれた学生だと思います(それは、決して楽な研究室生活を送ったということではないです)。
OBのおかげで、普段に比べて格段にゴージャスな食材となりました。高級ビールもあります。今にして思えば、若いときから贅沢はするな、と言っておけばよかったです。せっかく皆でやるのだからいいものを、という気持ちは分かりますが・・・
乾杯をする一同。皆で夕食を囲む姿はいつもと同じですね。
いつ見ても変わらぬ光景がここにはあります(進歩がないと言っているわけではないです)。そのうち、気さくな女子学生が加わってくれることを期待したいです。気さく、ということが重要ですけど・・・。女子学生の視点から研究室で取り組むべきことを考えてみたいものです。
もう、3月半ばです。来年度の準備を進めている、と言いたいところですが、現実は・・・・という状況です。Y本先生のブログ記事(リンク)にもありましたが、授業がないこの時期だからこそ、やらなければならないことが多々あります。来週は学会出張、そして何ともう卒業式です。春休みの終了がヒタヒタと迫っています。何かでいいから、一つやりたいのですねが・・・。まぁ、こうしてOBと一杯やるのは、悪いことではありません、というか良いことですね。
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