2015年12月9日水曜日

ASEAN調査親善出張 -バタム国際大学-

 さて、今日8日(執筆は9日朝)はインドネシアの協定校であるバタム国際大学に行き、交流の活発化のための情報交換、学生間の交流会などを行いました。以下、時系列に・・・




 
順に、朝ホテルから見た、マラッカ海峡(って、言っていいのか?)。先方に到着したところ。そして、我々を歓迎する垂れ幕。あまりのもてなしに感激とプレッシャーが混在しました。




先方と当方の国際部門の担当から、双方の大学や国際関係の取り組みの紹介。これを受けて、情報学部の教育研究内容を紹介しました。さらに、これに続けて、現在当方で検討中の海外からの研修生の受け入れコースの概要の紹介と質疑応答、意見交換を行いました。

 
情報・意見交換を経て、すぐ共同で何かができる、というような単純なものではないです。互いの信頼関係の構築がまず第一です。学生を先方に送るためには、相手への信頼がないとできません。もちろん、先方と我々がお互いにやっていきたいことのベクトルが揃っていることが前提ですが。



教職員同士の話し合いの後、バタム国際大学の日本クラブ(60名ほど在籍とのこと)の学生との交流も行いました。こちらからは、修士1年の柴田君と太田君が、自分自身のこと、研究内容の概要、将来の夢などを自己紹介の形でプレゼンしました。私から言うのもなんですが、柴田君のプレゼンは、非常に立派でした。英語の力は(も?)、急速に向上している感じです。私もウカウカできません。下克上の日も近いかも知れません(^_^)。出藍の誉れ、となれば、私も嬉しいです。


先方のUIT-Japan Clubからの活動紹介が日本語でありました。日本語を勉強中ということで、一部の学生は英語も混じったプレゼンでしたが、短期間での上達は、我々も見習う必要があります。プレゼン資料にも多くの工夫が見られ、学生諸君に参考になることも多かったですね(小生も)。

 


 
先方の学長、副学長と当方の団長である松本先生の記念写真、そして全員の記念写真。事前の相手方とのアジェンダやスケジュールの調整、記念品の交換などを含めた先方への対応など、プレゼンや質疑応答のための準備以外のこともきちんと考えておく必要があります。それを含めて、全体をハンドリングしていくためには、国際課の支援が必須です。影の団長は奥田さん、とは松本先生の発言(確かに(^_^))。


 その後の昼食会や、また、帰りの港へお送りいただく際の島内にある日系企業群のエリアへの案内など、我々のために多くの時間を割いてくれました。日本企業の海外移転とか海外進出など文言としてよく聞きますが、実際に目にすると確かに納得できます。測位システムのマイクセンサのメーカの工場がありましたが、何か縁を感じました。


 バタム島は、街中が非常に秩序だって整然としていました。洗練されたリゾートホテルもあり(お茶をご一緒させていただきました)、想像以上に綺麗な町並みでした。私が子どものときのイメージと大きく変わっています。国内に本社がある企業でも英語を公用語とする大手企業も出てくるなど、外国の方と一緒に仕事をする場面が今後はますます多くなっていくことは、好む好まないにかかわらず、間違いありません。その状況下で活躍できる人材を育てていくことが大学に要求されていることは、もはや誰も疑問を持たないと思います。本出張は、そのための取り組みの一環です。
 

付録
先方の女子学生からのリクエストに応じて、記念のツーショットとなった柴田君。研究室では決して見られない満面の笑みですね。よくここまで、笑顔になれるものですね(^_^)。満足感が爆発しています。これも交流の一つですね。彼のプレゼンが、十分に伝わったことの裏づけと思います。

1 件のコメント:

  1. 最後のツーショット、これはとても良い写真ですね。

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