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情報工学科4年の早川です。今回9月20日(火)~9月23日(金)の日程で、2016年度の電子情報通信学会 ソサイエティ大会が札幌市の北海道大学で開催されました。
私の所属している情報工学科からは21日に3名、22日に4名の計7名が発表を行いました。その様子を北海道へのたびの記録と共に、このブログで紹介します。
私達はソサイエティ大会1日目(発表の前日)に北海道入りしました。宿泊したホテルは札幌駅の近くにあり、北海道大学へは徒歩でも15分程で行くことができます。
ホテルまでの道を検索しています。
2日目はソサイエティ大会開催地の北海道大学へ。
事前にマップを確認していたので覚悟はしていましたが、大学の敷地が広い、広すぎます。発表会場へ移動するだけでも一苦労でした。
この日の発表は電動車いす班と手話班の発表です。以下に発表の様子と各自の感想を記します。(発表順)
B4.早川
「今回、初めての学会発表ということで非常に緊張してしまいました。他大学の学生の発表を聞いていても、自分がやってきたことを自信を持ってハキハキと説明していたのでそういったところでレベルの違いを感じました。
2日目には来年からお世話になる企業の講演を聞くことができました。講演の内容からも高品質なサービスを提供するために日々、研究・開発を行っていることがわかりました。私も将来、技術者としてこの学会で講演を行えるように努力をしていきたいです。」
M2.柴田
「基本的な検討を行っているだけにも関わらず、印象が良い発表が見受けられました。関連研究だけでなく関連した分野もよく調べていることが理由だと感じました。初めて聞く人にはその分野に関する知識がないため自然と"その研究ってどこに意味があるの?"という疑問が出てくるようです。それに対して説得力のある応答ができる発表が重要だと感じました。」
B4.小澤
「小澤です。私は今回初めての学会発表に参加いたしました。行われた場所は皆さんもよく知っている北海道の札幌です。
今回、質疑応答で質問の意図を勘違いし、返答ができなかったことが心残りとなりました。
前半のセッションが終了した際に西村先生から「大学の信用を落とすことになるから、誤解を解くために説明をした方がよい」と助言をいただき、なんとか誤解を解くことができました。結果として今回のソサイティ大会では自分の力のなさが浮き彫りとりました。ですが、私のような人間にとっては皆の前で発表する機会があったことはよい経験となりました。最後に初めての学会発表が北海道という地で、院生の方々や同学年の友人と行くことができたことに感謝したいです。」
(編集者補注:西村先生とは、共同で手話認識の研究を進めている本学情報メディア学科の先生です。)
今回、質疑応答で質問の意図を勘違いし、返答ができなかったことが心残りとなりました。
前半のセッションが終了した際に西村先生から「大学の信用を落とすことになるから、誤解を解くために説明をした方がよい」と助言をいただき、なんとか誤解を解くことができました。結果として今回のソサイティ大会では自分の力のなさが浮き彫りとりました。ですが、私のような人間にとっては皆の前で発表する機会があったことはよい経験となりました。最後に初めての学会発表が北海道という地で、院生の方々や同学年の友人と行くことができたことに感謝したいです。」
(編集者補注:西村先生とは、共同で手話認識の研究を進めている本学情報メディア学科の先生です。)
3日目は測位班と発電班の発表です。先ほどと同様に発表の様子と各自の感想を記します。(発表順)
M2.海老原
「自分の発表以外で感じたこととしては、大学の雰囲気が一番印象に残っているため、その点に関して感想を書きます。
北大には、近隣の人が多くきていました。ランニングやサイクリングをしている方や、小さなお子さんを連れている方がよく目につきました。大学は研究と教育の機関ですが、近隣の方にとっての憩いの場である印象も受けました。敷地も非常に広いため、地域に溶け込み一体化していると感じました。
また、北海道大学総合博物館を見学しましたが、大学の歴史や研究成果で博物館が設置できることには驚きました。博物館の展示物には非常に興味が湧き、北大の長い歴史の積み重ねを感じました。」
北大には、近隣の人が多くきていました。ランニングやサイクリングをしている方や、小さなお子さんを連れている方がよく目につきました。大学は研究と教育の機関ですが、近隣の方にとっての憩いの場である印象も受けました。敷地も非常に広いため、地域に溶け込み一体化していると感じました。
また、北海道大学総合博物館を見学しましたが、大学の歴史や研究成果で博物館が設置できることには驚きました。博物館の展示物には非常に興味が湧き、北大の長い歴史の積み重ねを感じました。」
M2.金田
「自分が発表するセッションで同じ分類の研究を聴講するのは勿論ですが、最近は見識の幅を広げる意味で、異分野で興味のあるセッションによく参加するようにしています。
今回は第5世代の端末通信技術(いわゆる5G)の最新の動向が気になり、最前線で活躍している技術者が議論し合うセッションに飛び込みました。
コンセプトは高速化・大容量化・小型化など非常にシンプルでしたが、中身は9割以上は分からないような議論で白熱していました。
学生と技術者のプレゼンでは、迫力が明らかに違うことを実感します。
このギャップは、自分の「このような姿を目指したい」という強いモチベーションに繋がったと感じています。
自身の発表はスムーズに行きましたが、今後は少しでも沸くような議論に発展する発表を行うことが直近の課題です。」
今回は第5世代の端末通信技術(いわゆる5G)の最新の動向が気になり、最前線で活躍している技術者が議論し合うセッションに飛び込みました。
コンセプトは高速化・大容量化・小型化など非常にシンプルでしたが、中身は9割以上は分からないような議論で白熱していました。
学生と技術者のプレゼンでは、迫力が明らかに違うことを実感します。
このギャップは、自分の「このような姿を目指したい」という強いモチベーションに繋がったと感じています。
自身の発表はスムーズに行きましたが、今後は少しでも沸くような議論に発展する発表を行うことが直近の課題です。」
B4.成岡
「二回目の学会への参加でした。今回は前回のポスターセッションとはまた違った緊張感がありました。自分の講演内容に対し、質疑応答の際に今まで気付くことができていなかった部分へのアドバイスをいただくこともできました。自分が講演するうえではもちろん、他講演を聴講することで技術面や講演の方法など、気付く点が多くあり、どちら側の立場においても充実した学会参加になったと思っています。」
これで全員の発表が終わりました。各自、反省点や新しい目標を見つけられたでしょう。
B4.鈴木
「初めての学会発表でとても緊張しました。発表会では、聴講して下さった方々が、自分の研究についてアドバイスを数多くしてくれました。お陰で次に目指すべき目標がある程度定まったと感じました。自分の卒論をよりよいものにしていく為にも、こういった経験をしてよかったと感じました。」
(編集者注:引率の先生が発表風景の撮影を失念したようです。鈴木君のせっかくの晴れ姿?を・・・(^_^)。鈴木君、大丈夫です。次回は3月です。)
*******これで全員の発表が終わりました。各自、反省点や新しい目標を見つけられたでしょう。
特に私達B4にとっては貴重な体験になったと思います。
以上ソサイエティ大会の各自の感想でした。ここから先は学会の合間に立ち寄ったいろいろな場所を紹介していていきます。
まず1日目、私達が到着した日は札幌駅近くの大通公園でさっぽろオータムフェストが開催されていました。北海道各地の名物が集まるというこの祭り、参加しないわけにはいきません。昼食もかねてフェストの会場へ行き、色々なものを食べました。
私はラーメンをいただきました。ホタテの貝柱が具として入っていて高級感のある味わいでした。
3日目(発表最終日)の昼食は北大の学食でいただき、各自聴講後は大学内にある博物館へ行きました。大学付属の博物館ということで北大の歴史や現在の教育内容などを知ることができました。
メジロをモチーフにしたマスコットキャラ?もいて一緒に写真を撮ってもらいました。
その後は夜景を見に藻岩山へ。藻岩山はロープウェーで山頂へ行くことができ、そこからは札幌市を一望できます。この夜景は日本新三大夜景にも認定されています。(残り2つは神戸と長崎)
最終日は帰りの飛行機の時間まで観光をすることに。初日から北海道の天気は晴れが続いていましたがこの日はあいにくの雨。しかしこの程度ではくじけません。
まずはウィスキーで有名な余市へ。ここにはウィスキーの蒸留所があり中を見学できます。
中では製造されているウィスキーの試飲もできるため早速いただきました。私はウィスキーはあまり飲みなれていませんが非常に美味でした。各自お土産として色々買っていました。
というわけで寿司を食べにきました。このお店は海老原先輩がインターネットを使って探してくれました。やはり漁港が近いため、どのネタも新鮮で美味しかったです。やはりネットの情報は最強ですね。
移動に時間がかかってしまったためここで札幌へ帰還。そのまま空港へ向かいました。
北海道では色々な場所へ行き、色々なものを食べました。このブログから北海道の良さが皆様に少しでも伝わればと思っています。
以上を3泊4日の北海道 ソサイエティ大会の報告とします。
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皆様、お疲れ様でした。私は大学の構内を散歩しました。巨木が大学の歴史を示していました。記念に写真をアップさせていただきます。いちょう並木と雪のシーンは、これからですね。
元気あふれるみなさんの活躍を感じ取れます。私は、「総合博物館」の前に4人が楽しそうに映っているのを見て、とても懐かしく感じました。そこは、かって私がみなさんと同じ年代の時に学んでいたところだったからです。入口入って、右に折れた1階が、理学部数学科の講義室でした。20数名の同輩といつもこの教室で授業を受けたり、しゃべったりしていました。今後も、いつかまたここで学会があるでしょう。ぜひまた、来られることを願う。
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