2017年8月24日木曜日

異国での天体ショー

 今日821日(月)は、米国全体を横断する形で皆既日蝕がありました。本ブログと何の関係があるのかって? そうなんです。実は、M1の築地君とB4の岡安さんが、2017 IEEE Pacific Rim Conference on Communications, Computers and Signal Processingリンク)で、発表するためにカナダはブリティッシュ コロンビア州の州都であるビクトリアに来ています。ご存知のように、ビクトリアはシアトルと200km?くらいしか距離がない、米国国境近くの街です。すなわち、同様に日蝕が見られるということです。本記事は、学会のもようではなく(一部あります。発表は二人とも明日です)、日蝕記事です。

 
日蝕観測の時間がプログラムに組み込まれていました。10時から11時です。主催者によると、この日を狙って会議を設定したとのことです。学会会場の受付で観測用のメガネ?が配布されました。鷹野先生、岡安さん、築地君が観測?準備中です。

普通に見ても見えません。眼をやられます。ただし、ビクトリアでの最大の蝕は90%です。周囲が暗くなることはありませんでしたが、確かに何となく暗い感じにはなりました。
築地君が頑張って?撮影したものです。太陽が欠けていることが確認できるでしょうか?



築地君曰く、“影が太陽の形を反映する”ということでした。木漏れ日というか木の葉の影?を撮影しました。蝕中と蝕明け後のものです。確かに、その違いは明瞭と思われます。

 

教員も遊んでいるわけではありません(私は?)。座長を仰せつかっている鷹野先生。方や、発表者を紹介している場面、方や発表を終えた講演者に質問をしているところ。質問が少ない発表に対しては、座長が質問をして聴講者からの質問を喚起・誘導したり、質問の意味を誤解している、解釈できない発表者に対して助け船を出すのも座長の仕事です。


セッションが終わって、Reception会場の学内の施設に向かう途中で。岡安さんの希望?に従い、鹿を探しながらの移動、となりました。


いよいよ明日がお二人の発表です。私はお気軽に?ブログ記事を書いていますが、彼らは今頃部屋の中で、必死に発表練習をしているところだと思います。自分の経験でも海外発表は心臓が飛び出るくらい緊張しました。そのようなことの前準備、そして実経験、そしてその振り返りが、彼らの今後の人生に何らかの意味を与えることになると思います。そう思わないと、我々も学生と同じように彼らの発表時に緊張することに耐えられません。(鷹野先生が緊張するかは不明ですが・・・(笑))。発表の報告は別記事としてアップさせていただきます。



PS)
異国での天体ショーといえば、遠くスラウェシ島で見た月も思い出します(リンク)。いずれもロマンティックですね。
 

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