2019年9月20日金曜日

海外研修報告その2(インドネシア・PENS)

上村君の報告その2です!
確かに海外の卒業式はどのようにやっているかを知る機会もないので、貴重ですね。昨年のPENS学生も修了されたとのことで感慨深いです。

お友達にもおめでとうと言えて良かったですね。これもなかなかない機会だと思います。

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鷹野研究室M2の上村です。
絶賛,インドネシア,PENSでの研修に励んでおります。

先日,PENSでは4年生及び修士2年生の卒業式(graduated ceremony)が行われました。日本の一般的な大学では毎年3月に卒業式が行われるため,僕にとっては少し違和感があったのですが,PENSでは毎年9月におこなわれるそうです。僕も国際交流兼今年卒業するお友達のお祝いで,卒業式の様子を見に行ってきました。

PENSの卒業式は,まず初めに日本でいう卒業証書授与式のような厳かな感じの式典が行われます。その後,卒業生は校舎に戻り,在校生や他の卒業生と交流する,というのが大まかな流れでした。式典は,イベント専用の建物があり,そこで行われていました。流石にそちらは見ることはできませんでした(笑)。

卒業式後,校舎内で卒業生と在校生が交流している様子

僕が一番驚いたのは,「卒業生を,在学生が式典会場まで迎えに行き,一緒になって校舎まで戻ってくる」という文化でした。

これが,迎えに行っている時の様子です。


この写真だけだとわかりづらいかもしれませんが,学生たちが歩いているのは,正真正銘道路のど真ん中です(笑).実はこの卒業式のためだけに,片道が歩行者天国のようになっているのです。

在学生達は,学科ごとに指定されている色の衣装を身にまとい,様々な方法で,卒業生へのお祝いを表現していました。歌を歌ったり,旗を振ったり,中には煙幕を焚いたり,特注で改造したバイクに乗って,その排気音を響かせたりしていました(笑)。これには僕も思わず笑ってしまいました(笑)。

PENSのお友達に聞いたところ,このように派手なお祝いには,卒業生をお祝いする以外の目的もあるそうです。それは,簡単に言うと「自分たちの学科のすごさアピール」だそうです。つまり、お祝いの派手さや壮大さ?によって,学科ごとのパワー?力?というものを競っているそうです。周りへのアピールみたいなものですかね(笑)。このような文化は,日本ではおそらくほとんど見られないものだと思います。


これが,卒業生を連れて校舎へ戻る時の様子です。

 これまたすごいですね(笑)。帽子を被り,首元に黄色い装飾をしているのが卒業生です。トラックで運んでいるのは,とてもユニークだと思いました。(笑)。
この写真には写っていませんが,他の学科では煙幕を焚いていたり,中にはバイクやマ〇オカートに出てくるような4輪駆動車に乗っている卒業生もいました。日本では絶対見られない光景に,終始驚きつつも楽しむことができました。

校舎に戻ってきた後は,各々好きなように交流していました。本学での卒後式のパーティのような印象ですね。僕もお友達の卒業生と写真を撮ったりお祝いを言ったりしてきました。


左は去年のIES/KCICという国際学会でたまたま知り合ったOriviaさん,右は,去年本学に交換留学生として訪れ,鷹野研究室に所属していたNailusさんです。二人とも女性なのはたまたまです(笑)。ちゃんと男の子の友達もいますよー(笑)。お二人とも,卒後式用の特別な伝統衣装を着ていました。日本でいう晴れ着のようなものですね。曰く日本と同様にレンタルだそうです(笑)。

今回はインドネシア,PENSの卒業式についてのお話でした。日本とは全く違う形式に戸惑う場面もありましたが,全体的にはとても賑やかで楽しそうな卒業式でした。
僕も来年卒業なので,こんな派手な卒業式を期待したいと思います(無理)。

1 件のコメント:

  1. 順調に研修を進めている様子が感じられます。”たまたま”****だった、と言い訳?する人は、必ずいますね。まぁ、今回は?いいでしょう(笑)。お互いに笑顔で楽しそうで、Goodです。学会で会った人や本学での研修の人との再会、本当に世界が小さくなった、とも感じます。
    研修はもう、後半ですか?最高の研修になることを願っています。

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