2020年1月28日火曜日

ロボットが研究室にやってきた

 明日は、卒論提出日。この話題か?と思いきや・・・・

これまで、当研究室ではロボット関係はやってきませんでした。昨年本学が主催したシンポジウム(リンク)の中で、今後の超高齢化社会における支援システムに関するパネル討論がありました。その中での青森大学副学長である見城美枝子先生(TBSのアナウンサーだった方です)の「遠くの親戚より、近くのロボット」という発言が妙に心に残りました。また、「福祉ロボットは、高齢者のためのものではなく、むしろ、若い人たちのためのものなんだ。」という主旨の発言にも共感するものがありました。
と、言う訳で・・・。ロボット技術を積極的に取り込んだ情報システムについて考えて行くべき、というと大きくなりすぎますね。そこで、これまでPCやスマホのディスプレイに表示していたものを、より人間にやさしく情報提示する、人に何かを促すことがロボットにできないか?ということを考えたいと思いました。
これがそのロボットです。名前は、ユニボ。身長32cm、体重2.5kgです。腕と首は動きます。
初期設定?をしているところですかね。何に使っていくんだ!!!??? カメラ、マイク、スピーカがついているので、人間でいうと目、耳、口がついていることになります。脳は?ということになります。もちろん本体の中にCPUはありますが、外部にもあります。クラウドから多くの機能が利用できる仕組みになっています。
ユニボにやらせたいことを、クラウドから利用できる機能を組み合わせることで実現することになるかと思います。何をやらせるか?がポイントですね。もちろん、クラウドから提供される機能と我々が独自に開発したものを連携させることが理想です。
少し、ユーザフレンドリーな外観になりました。1年後は、どうなっているのか?

 人工知能(AI)の利用は、情報の専門家でなくてもできるものになりつつあります。現に、このロボットもNode-REDという視覚的に分かりやすい機能ブロックを接続することで、ユーザが考える機能を実現します(独自の機能追加は、コード開発が必要です)。どのようにやるか?よりも何をやるか?がポイントですね。

付録(卒論提出前日)
 
見ての状況です。卒論提出を明日に控えた研究室です。卒研生全員が揃っています!!! 勝負は夏休みにつくんだ!!!って言ってましたが、まだ、諦めていないようです。最後の頑張りを応援します。
 

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