2021年3月4日木曜日

NCSP2021にて口頭発表をしました

 情報工学専攻M2の小川です.

 3/2(水)にZoom上にて,NCSP 2021マレーシアのペナンで開催予定でした)で発表してきましたので報告をいたします.査読付きかつ海外発表をしたのは初めてのことでした.

 初めに学会発表と聴講に対する感想です.口頭発表はPowerPointのノートに記述した原稿を読みながらの発表ですが,我ながら練習を重ねた甲斐もあってか、滑らかに話せたのかと思います。(カンニング様様です)

 しかし,カメラへの目線が足りなかったと思っています。また,質疑応答も聞き取れたにも関わらず、うまく文章として答えよう考えてしまい、言葉が詰まってしまったことは反省すべきことだと思います。要因としては、英語力の無さと勉強不足です。○○先生からは前々から英語は勉強しておけと耳にタコが出来るほど言われていたにもかかわらず、逃げてきたツケが回ってきたと言わざるを得ないです。(他のブログ記事を読んでみると皆さんが答えられているのを見て虚しくなります)

「英語は必要になるときが突然来る。必要になった瞬間に対応できるようにしておけ」とは、このことだなと痛感しました。正直、今回の海外発表を通じて、自分に対して嫌になるほど英語力や実力不足を痛感させられました。

 ただ、単語を並べる程度ではありますが質問に答えることが出来、重ねて質問もいただき質問者の方にも理解していただけたみたいで、まぁまぁ発表内容や質問に対する答えが伝わっていたのだろうと思います。そう考えれば、良かったのかもしれません。

 他の発表の聴講については,分野がバラバラなのもあり、研究室としてやっている他研究の関連している内容はほのかに理解できたのですが,分野が離れると知らない単語ばかりで理解できない部分が多くありました.

論文タイトルInvestigation of road surface condition sharing system based on human sensation using RTK-GPS and acceleration sensor

 初めて、海外の学会に参加して,英文を見て理解するよりも,聴いて理解することのほうが何倍も難しいと感じました.書いてある単語や文法が分からなかったら、Google翻訳に通したり、調べてしまえば意味を理解する事が出来るのに対して、listeningspeakingは個人の単語力や英語力に依存している分、実力の差が顕著に見えてくるなと感じました。英語を勉強する上でreadingだけではなく,listening力も付けていくべきだと思いました。特に海外の学会に参加する際にはとても重要になるのではないかと思います. また、発音に関しても一つ違えば意味が変わってきてしまうため、その点に関しても重要視するべきだと思います。

 反省はここまでにして、最後に“行くはず”で“観光する”はずだった場所を写真と共に紹介します.

 今回、開催予定だったマレーシアのペナンですが、日本が大好きな自分ですので世界に目を向けたことがありませんでした。勝手な先入観で東南アジアとなると、竪穴式住居や昆虫食が盛んな場所だろうと期待をしていたのですが、いざ調べてみると以外にも発展した場所が多いことを知り、無知とは恐ろしいものだと痛感しました。

 まずはホテル近くの海です

 学会側が用意()してくださった学会の開催場所を疑似体験できるアプリケーションで海に入っている写真です。きれいな海だなというのが第一の感想です。自宅近くにあるヘドロやゴミの浮いている太平洋の海とは比べ物にならない美しさだと思います。コロナのせいで入ることは叶いませんでしたが。

 それにしても、勇者を操作してスライムを倒す某ゲームに似ている気がします。このアプリケーションに出現するのは、学会参加者だけなので戦闘要素は皆無ですが。

ペナンの海 

 次に、泊まる予定だったホテルのエントランスでしょうか。きれいな場所だと思います。子供の頃に旅行し泊まったグアム島のホテルも似たような外観をしていたような気がします。右側に並んでいる絵らしきものに、実際は何が描かれていたのでしょうか。気になるところではありますが、確認する方法はもうありません。

 

学会会場のエントランス()

 次はMeeting Roomと書いてある場所に入ってみました。並べてあるのは椅子だと思うのですが、どことなく墓標にも見えて教会のようにも感じました。学会発表に失敗した人たちが眠っているのかもしれませんね。冗談ですが。

Meeting Room 

 知り合いもいないので優雅にこのアプリケーション内を闊歩していたところ、動画を見られる場所があったので視聴することとしました。ペナン・ジョージタウンのランドマーク、コムタ(Komtar)の最上階にレインボー・スカイウォーク(The Rainbow Skywalk)という展望施設だそうです。高いところが苦手な自分からすれば命がいくつあっても足りないのではないかと思えます。余談ですが渋谷にも似たような施設があった気がします。どこの国も高い場所が好きな人がいるということですね。

rainbow skywalk

 最後に,今回の学会発表では,人生初めての東南アジアに行くことも叶わず、どこか新鮮な風景や歴史に触れることも叶いませんでした。本当に残念です。憤りすら感じています。と言っても、現地に行けずとも色々な気付きや反省を得られました。そして,今回の記事で書いたことを忘れずに次につなげていきます.これで,NCSP21の発表報告を終わります.

担当教員追記

 修士論文の提出、発表が終わってから、さらに続けて本学会での発表、お疲れ様でした。いろいろ大変でしたね。でも大きな経験になったことは確かですね。やりっぱなしにしない、ということは極めて大切だし、今回の努力は決して無駄にはならない(はず)です。観光?には行けませんでしたが(私も同じく残念???!!!)。


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