2014年4月15日火曜日

メディアに掲載されました

  本日、4月15日の日刊工業新聞で、
神奈川工科大学 「誤差3cm以下で位置確認 -広域屋内測位システム- 天井に超音波センサー」という形で、本学科が取り組んでいる研究開発システムが(大きな?タイトル付きで)取り上げられました。


本研究内容は、昨年のCEATEC2013に出展(ンク)したもので、その時に興味を持ってくれた記者さんが改めて取材され、記事にしてくださいました。

WEBでも内容の一部が確認できます(写真もあります)。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220140415bfad.html

なんと、ここまで、過去の記事(リンク)とほとんど同じ文言(恐縮)。今回は、掲載内容のその後の取り組み状況(要するに現状)をちょっと報告します。


これは、その実験の様子です。超音波に代えて、スマートフォンから非可聴音と呼ばれる聞こえない(少なくとも私は)音を発生させ、その音から位置を算出するものです。スマートフォンを持っていさえすれば、その人の屋内での位置を高精度に検出することができます(まだ、課題はいろいろあります)。専用の超音波送信機を持たなくてすむので、GOODだと思いませんか?

システム実験なので、関係者全員が出てきてやっています。今回の実験統括者はM1の村田君(右)、見守る技術支援はM2の屋良君(中央)、そして見習いの学部4年金田君(背中)という体制です。今回はあくまで、Feasibility(要するに、実現可能性)の確認と、方式の選択(設定の変更が可能なように試作しました)、課題の洗い出しの実験です(洗い出すつもりはなくとも、次々出てくるところが悲しいというか、嬉しいというかよく分かりません)。課題が出てこないと失業するので(研究のテーマとはならない)、出てくることが有難いのですが、噴出、溢れ出てくるのも問題ですね。


 超音波と異なり、比較的周囲の騒音と近い周波数なので、その影響を受けやすいです。この課題を解決し、さらにいろいろ行っていくのが、M1の村田君、4年生の金田君の当面の課題と思います。「あとは、よろしく」としか、私からは現状言えません。今年1年、このテーマで楽しみましょう。どうなるかは、私も分かりません。

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