2014年6月9日月曜日

高校生の研究室訪問への対応

 当たり前ですが、開かれた研究室であるべき、というのが私の理念(おおげさな表現)です。見学者が来た時に見られたくない、見せたくない、というようなものがあってはならない、のは当然です。恥ずかしくて見せられない、というのはたくさんあるように思えますが・・・。また、室内の人間関係が悪い場合も、何となく来た人が感じてしまうものです。そのようなことがないように、常に風通しをよくするように、気を付けている(つもり)です。

 今日は、神奈川県立永谷高校の生徒さん20名弱と引率の先生お二方が、本学見学の中で研究室見学ということで、当研究室に来られました。どのように感じたでしょうか?

 
具体的な研究室での取り組み内容の紹介、デモに先だって、M2の菅谷君から、大学の研究室って・・・というようなことの説明がありました。本当に上手だと思いました。私がやるより、うまい、はるかに効果的だと感服しました(本当です)。今後は、彼にこのようなことは、委託しようと考えています。


B4の海老原君も説明してくれました。エネルギー関係のセンサネットワークに関する取り組みと開発品の一部のデモです。すみません。晴れ姿を撮影し損ないました。私の説明に加えて、英語の勉強の必要性などを補足してくれました(自分の高校時代の反省も兼ねて?)。身近な先輩からの発言、ということで高校生に対して説得力のある説明になったと思います。


丁度、屋内測位の実験中ということで、M1村田君、B4の金田君がやっている実験も見学してもらいました。村田君は日曜夜からの作業の疲れが残っており、説明は金田君がやってくれました。


 30分弱ほどの時間でしたが、大学の研究室の雰囲気は伝わったはずです。単に知識を吸収するということではなく、自分から知識を取りに行くこと、積極的に動いて結果を出すよう努力することなど、先輩のオーラから感じとってくれたはずです。ちょっと、都合よく考えすぎかな。でも、少なくとも人間関係は悪くはないな、と感じてくれたと思います。

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