柴田紘俊君(修士2年)
Basic Investigation for Improvement of Sign Language Recognition using
Classification Scheme
築地勇人君(学部4年)
A Sketch-based User Interface for Image Search Using Sample Photos
柴田君は、海外出張の経験はあるものの(リンク1、リンク2)、両名とも国際学会での発表は初めてでした。初めての国際学会がトロントとは、運がいいお二人です。セッションを仕切っていた先生が以前本学におられた佐賀先生ということで、二人とも落ち着いて発表していました。築地君は、4年生ながら卒業した先輩から引き継いだ研究を立派に進捗させていました(そのように感じました)。
英語は普段はあまり使いませんが、いざというときは必要な武器になります。あたかも武士の剣法のようなものですね。その意味で、不断の(隠れた)努力が必要です。私の時代はともかく、諸君たちの時代は英語から逃げることはできないと思います。また、逃げようと思えば思うほど、相手は迫ってくるものです。
ポイントは質疑応答ですね(もちろん、技術が根底にあることが前提です)。日本語同士でもかみ合わない場合が、国内学会でも多々あるので、最初の国際学会でうまくやることは難しいというかほとんど困難と思います。今後、発表に加えて、質疑応答もうまくこなせるようになっていってほしいです(私自身の自戒の念も含めて)
以下、お二人の感想を紹介させていただきます。
柴田君
今回初めての海外発表でしたが、質疑応答は相手の意図を正確につかむことができず英語力の不足を感じました。
また空いた時間には自分の英語力だけを頼りにいろんな場所へ行くことでこの土地の文化を知ることができ、それらも含めて全てが勉強になりました。
カナダには様々な民族が言語の壁を越えて暮らしており、世界は今や2ヶ国語以上話せてあたりまえの時代なのだと感じました。
私ももっと努力しなければならないと再確認した今回の学会発表でした。
築地君
私は今回のHCIが初の海外での学会でした。
因みに海外に行った経験がないので、これが人生初の海外旅行です。
学会の様々なセッションを聴講していろいろな国の方の発表を聞いて回りました。
一番印象深いのはプレゼンテーションのスタイルでした。母国語が英語の方はもちろん、日本と同じ第2言語として英語を勉強し発表されている方も、常に前をみて聴衆に語り掛けるように行っていました。その姿から、「英語が苦手だから」「話せない」からと下を向いて発表するのではなく、発音が下手でもしどろもどろになってでもなるべく前をみて英語で発表しようと思いました。
実際に発表を行っている最中は、緊張と「日本語が使えない」という思いで自分がどのように発表していたかわからなかったですが、今回の学会での経験はきっと次の機会や、今後英語と向き合う場面で必ず自分にとって前向きになるきっかけになると思います。
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