2015年12月12日土曜日

ASEAN調査親善出張 -そして、最後は名門チュラロンコーン大学へ―

 さて、本出張も最後の日(帰着日を除く)を迎えました。最後は、タイ王国が誇る名門チュラロンコーン大学の学生の来年の本学での研修に関する打ち合わせと相互交流です。


昨年、情報学部で研修を行った6名のうちの3名の男子学生がホテルまで迎えに来てくれました。大学の建物の入り口にて。広大で美しいキャンパスの写真を撮らなかったのは残念。記念写真を撮る時間はあっても・・・


協定校であり、既に何回かの交流もあるので、すぐに本題に入りました。これは、我々を代表して松本先生が挨拶をしているところ(と思われます)。


来年の研修のフレームワークを国際課の奥田さんが説明しました。文科省からの補助金獲得も奥田さんが担当してくれています。今回の事前調整を含め、昨年の研修の成功も彼女の力が大だった、というか全てだった、とは公然の秘密。


難しい交渉、落としどころを探るような交渉ではありません。ある意味、確認のようなところがあります。それでも小生にとっては、難しいです(泣)。書面であれば、何とかなるのですが・・・(本当か?)。こんなことではいけません。


先方と記念品を交換する松本先生。このような儀礼も重要なことだと思います。常識はずれなことは許されません。儀式は儀式の意味があり、昔から綿々と続いていることには意味があるものです。
 

国際課のお二人(永来さん、奥田さん)が重要な役目を果たしていることは、先方も重々認識されています。むしろ、キーパーソンですね。教員の替えは、十分あります(^_^)。


会議に参加した全員で記念撮影。去年の研修生の6名の学生全員が参加してくれました。


お土産を渡す柴田君。既に顔見知りなので、Friendlyな感じでした。これからの国際交流と友好化は、若い人たちの力になるものと思います(ローマの休日のアン王女の台詞じゃないけど・・・)。

 
昼食をご馳走になりました。皇室やあの小泉純一郎氏も来店したことがある、という有名店でした。この店のカニカレーは絶品です。私は、それを「おいしい」と言わなかった人の存在を知りません。


昼食後は、チュラの学生がJim Thompson(シルク製品で財を成した人物) Museumに案内してくれました。バンコクは、やはり歴史があり、またそれを大切にしているようです。しかし、彼らの礼儀正しさと誠実さには、感心させられます。昔の日本のエリート層はこうだったのかな?と感じます。


そのカフェで休憩兼おしゃべり。いわゆる、アフタヌーンティー。このときは、さきほどの会議と異なり、学生たちが中心となっておしゃべりしていました。英語は、まず、話そう、という意志が重要であることが確認できます。Where there is a will, there is a way.というのは真実ですね。


男子学生は、朝8時ごろにホテルについて、我々を待ってくれていました(集合時刻は8:50)。頭が下がります。先方はタイのトップの総合大学ということで、大学同士の規模や国内での位置づけが異なりますが、また来年も今年を越える研修生を本学情報学部に送ってくれる予定です。彼らにとって魅力的な研修テーマを提供できるように、我々も切磋していく必要があります。大学の活性化、学生への波及効果など、彼らの研修は我々にとっても大きな意義があるものです。このようなつながりを大切にしていかなければならない、ということは明らかです。

=======

 無事、予定していた日程は終わりそうです。これから、朝の食事をしてから空港に向かいます。柴田君、確認、大丈夫ですね。チュラの学生に聞いていましたね。現地では、非常に暖かなもてなしを受けました。“おもてなし”は、必ずしも日本の専売特許?ではないようです。我々も彼らと同様なおもてなしができるのか?というと心細いものがありますが、相手を大切にする気持ちは、交流の基本なので、その点だけ(も?)は忘れないようにしたいもの、と思います。今回のSEAN諸国の大学の訪問を通して、その大きな成長を感じることができました。昔のイメージとは大きく異なりました。この点も、大きな収穫です。(家人へASEANへの旅行を提案します。)


PS)
身内への感謝で恐縮です。国際課のお二人には、非常にお世話になった、というか彼らのHELPがなければ、先方との事前調整を含め、今回の出張はできませんでした。お二人は、日曜日もこちらで開催される日本の“大学フェア”への参加ということで、休みなしの仕事が続きます。心から謝意を表したいです。

  

 


0 件のコメント:

コメントを投稿