2019年9月20日金曜日

海外研修報告その2(インドネシア・PENS)

上村君の報告その2です!
確かに海外の卒業式はどのようにやっているかを知る機会もないので、貴重ですね。昨年のPENS学生も修了されたとのことで感慨深いです。

お友達にもおめでとうと言えて良かったですね。これもなかなかない機会だと思います。

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鷹野研究室M2の上村です。
絶賛,インドネシア,PENSでの研修に励んでおります。

先日,PENSでは4年生及び修士2年生の卒業式(graduated ceremony)が行われました。日本の一般的な大学では毎年3月に卒業式が行われるため,僕にとっては少し違和感があったのですが,PENSでは毎年9月におこなわれるそうです。僕も国際交流兼今年卒業するお友達のお祝いで,卒業式の様子を見に行ってきました。

PENSの卒業式は,まず初めに日本でいう卒業証書授与式のような厳かな感じの式典が行われます。その後,卒業生は校舎に戻り,在校生や他の卒業生と交流する,というのが大まかな流れでした。式典は,イベント専用の建物があり,そこで行われていました。流石にそちらは見ることはできませんでした(笑)。

卒業式後,校舎内で卒業生と在校生が交流している様子

僕が一番驚いたのは,「卒業生を,在学生が式典会場まで迎えに行き,一緒になって校舎まで戻ってくる」という文化でした。

これが,迎えに行っている時の様子です。


この写真だけだとわかりづらいかもしれませんが,学生たちが歩いているのは,正真正銘道路のど真ん中です(笑).実はこの卒業式のためだけに,片道が歩行者天国のようになっているのです。

在学生達は,学科ごとに指定されている色の衣装を身にまとい,様々な方法で,卒業生へのお祝いを表現していました。歌を歌ったり,旗を振ったり,中には煙幕を焚いたり,特注で改造したバイクに乗って,その排気音を響かせたりしていました(笑)。これには僕も思わず笑ってしまいました(笑)。

PENSのお友達に聞いたところ,このように派手なお祝いには,卒業生をお祝いする以外の目的もあるそうです。それは,簡単に言うと「自分たちの学科のすごさアピール」だそうです。つまり、お祝いの派手さや壮大さ?によって,学科ごとのパワー?力?というものを競っているそうです。周りへのアピールみたいなものですかね(笑)。このような文化は,日本ではおそらくほとんど見られないものだと思います。


これが,卒業生を連れて校舎へ戻る時の様子です。

 これまたすごいですね(笑)。帽子を被り,首元に黄色い装飾をしているのが卒業生です。トラックで運んでいるのは,とてもユニークだと思いました。(笑)。
この写真には写っていませんが,他の学科では煙幕を焚いていたり,中にはバイクやマ〇オカートに出てくるような4輪駆動車に乗っている卒業生もいました。日本では絶対見られない光景に,終始驚きつつも楽しむことができました。

校舎に戻ってきた後は,各々好きなように交流していました。本学での卒後式のパーティのような印象ですね。僕もお友達の卒業生と写真を撮ったりお祝いを言ったりしてきました。


左は去年のIES/KCICという国際学会でたまたま知り合ったOriviaさん,右は,去年本学に交換留学生として訪れ,鷹野研究室に所属していたNailusさんです。二人とも女性なのはたまたまです(笑)。ちゃんと男の子の友達もいますよー(笑)。お二人とも,卒後式用の特別な伝統衣装を着ていました。日本でいう晴れ着のようなものですね。曰く日本と同様にレンタルだそうです(笑)。

今回はインドネシア,PENSの卒業式についてのお話でした。日本とは全く違う形式に戸惑う場面もありましたが,全体的にはとても賑やかで楽しそうな卒業式でした。
僕も来年卒業なので,こんな派手な卒業式を期待したいと思います(無理)。

2019年9月19日木曜日

電子情報通信学会ソサイエティ大会報告


I専攻M2の門倉です.同研究室の4年生二人と共に,2019910日~13日に大阪大学の豊中キャンパスで開催された,2019年電子情報通信学会ソサイエティ大会に参加・発表してきました.

まずは4年生が書いてくれた感想から掲載します.(深い意味はありません発表順です)
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情報工学科 4年の川口です。

発表論文「学習済みネットワークモデルを用いた特徴抽出による手話動作識別実験」

初の国内発表では海外発表とは違った緊張がありました。海外発表では、英語・学部生ということもあり、研究室の先生が質問に対応して頂けました。今回は、国内発表なので発表・質疑応答を一人でこなさなければならないため、質問に答えられるかなどの不安がありました。そのため、夏休み返上で発表資料・想定質問など入念に準備し、発表練習を行いました。
しかし、発表当日では、緊張のあまり話そうとしていたことが頭から飛んでしまい、3秒間くらいフリーズしてしまいました。フリーズせず何かしらのアクションをするべきだったところで何もできなかった自分を悔しく思いました。
質疑応答では、3つ質問を頂きました。2つ質問には答えることができました。しかし、1つ質問内容を聞き間違えてしまい、質問者の聞きたいこととは違う回答をしてしまいました。
今回の学会発表では、自分が行った研究の理解をさらに深め、また質問者の方から今後の検討課題となる貴重な質問を頂き、得るものがたくさんありました。今回の経験を今後の研究に反映させていきたいと思います。


 

今回、発表した研究の成果はChulalongkorn大学のAEIさん・FAIさんと共に協力して出した成果です。実験に必要なデータの準備やプログラムの作成など大変面もありましたが、苦労があったからこそ発表ができているとも言えます。また、彼女たちの研究に打ち込む姿勢・柔軟な発想力には目を見張るものがあり、自分には足りないものを学ばされる良い機会となりました。彼女たちとの研究成果を海外の学会で残すことが今後の私の目標でもあります。

情報工学科4年の橋爪です。

発表論文「アラーム音源識別性能向上のための環境雑音除去の基本検討」

初めての学会発表で緊張しました。学会発表してみて反省すべきことがたくさんありました。まず、検証が十分ではありませんでした。たった1つの条件でしか比較を行っていなかったので、もっと条件をいろいろ変えて検証を行うべきでした。
次に、なぜこの雑音除去手法を選んだのかということを明確な理由を考えていなかったこと。他にも雑音除去手法がある中でこの手法を選んだ理由を説明することができなかった。
次に、発表練習不足です。今のスライドで何を話すべきなのか、最低限これは話さないといけないことを話し忘れていたりしていた気がします。発表練習の時に自分がどう発表しているのか自分で見て、他の人からどういう風に見えているのか確認するべきだったと思います。他にも反省すべき点はまだまだあります。
学会自体の感想は、企業の方が結構いて、その方々の質疑応答などからなんでもAIでやるのが流行のような感じがしました。自分の質疑応答では、ノイズ処理しないで、ノイズがあっても識別できるようにしてみてはと意見を頂きました。

今回、発表した研究は、去年度に当研究室に所属していた渡辺さんの研究を元に行いました。また雑音除去を行いた精度向上のアイデアは先生から頂き、発表までの様々なサポートを当研究室の院生の門倉さんにして頂きました。自分は、雑音除去するプログラムの作成と実験を行いました。今回発表できたのはいろいろな人の協力があったおかげです。
学会発表を経験したことで、これからの研究室の活動ではどんなことを意識して、実験や検証を行えばいいのかということがわかりました。また発表の質疑応答を通して、こういうこともやってみてはと、アイデアを頂き、そちらも今後検討したいと思います。
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次に,自分の感想を記載します.
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「各種室内音源を対象とした測位手法と基本実験結果」

発表をするのは初めてではないのですが,毎回この場は緊張します.自分の行ってきた研究はこの検討方法で良かったのか,今回の発表テーマはこの面からにしたが,もっと別の方向から発表するべきではないのか,発表スライドの流れはこれで良かったのか,……等々,他の人の発表を聞いている中や,自分の発表順を待つ中で様々な不安が自分の中を駆け巡ります.それでも,伝わりやすいように精一杯発表すれば,少しでも相手に伝えることができ,また,自分の研究に対するフィードバックをもらえることで,研究を先に進める足掛かりとなります.そのため,たとえ不安であってもそれに飲まれないように,良い発表ができるようにと考えながらいつもこの場に立っています.
質疑応答では,検討しきれていない部分もあり,ストレートな回答を出せないものもありました.しかし,その質問の延長線の中で自分の問題の解決となるかもしれない提案をいただけたので,とても良い時間となりました.

他の人の発表を聞いている中で興味を持ったものは,自分の失敗談を共有するという趣旨での発表でした.多くの人がいる学会という場で失敗談を話すことは,他の人が同じ問題にあたったときに,この発表を参考にして原因を探ったり,同じ失敗をしないように対策をしたり等,自らの考案した手法を発表することと同様に,「他の人の助けとなる」ことの一つであると思い,とても大きな意味があると感じました.
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最後に大阪を巡ったときの感想です.

もちろん研究発表が第一ですが,学会は様々な場所で開催されているため,その土地の雰囲気等を感じてくることも必要なことだと思います.

ということで,川口君に書いてもらいましたので,最後に載せておきます.
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空いた時間で、同研究室の橋爪君、門倉さんと共に大阪の道頓堀・通天閣に行ってきました。
道頓堀や通天閣にきて、活気があるのと海外の方が多いなと思いました。
たこ焼きを食べようと思いましたが、行列がすごく買うことが出来ませんでしたが、串カツなどを食べたり、通天閣を見たりすることが出来たので楽しかったです。
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自分も4年生も,今回のソサイエティ大会の発表で,今後につながることが見つけられたと思います.


2019年9月16日月曜日

夏季タイ・チュラロンコーン大学海外研修(最終回 - 総括 -)

坂内研の有賀さんからのレポートの最終回です。

さまざな経験をして本ブログで共有してくれてありがとうございました。ここには書ききれなかったこともたくさんあると思います。もし機会があればそれらも含めて、後輩にも伝えてみてください。この研修で学んだこと、体験したことが有賀さんと、鈴木君の今後の財産になれば良いなと思います。

今回の研修をアレンジ・お世話してくださった、チュラロンコーン大学Aran先生をはじめとして、Suda先生、Chawan先生、Chulapong先生、大変ありがとうございました。

最後に、総括になります!

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■ 総括
開始1週間くらいは下痢がひどくて大変でしたが,食べ物もおいしく,学習環境も快適で,とても楽しい日々を過ごすことが出来ました.そして,なんといっても,関わってくださった全ての方々がとても優しく,温かく,なぜこんなに親切にしてくれるのか,なぜこんなに丁寧な対応が出来るのか,不思議になるほどでした.みなさんを見習って,自分も親切な対応が出来るよう,余裕を持って生活していきたいと感じました.私たちはタイ語教えてもらっても,なかなか覚えられなかったのに対して,チュラの学生はすぐに日本語を覚えて,会話の中で使っていて,感心させられました.色んな人と交流を深めるには,国内のことだけでなく,色んな国のことに興味を持って,その文化に触れることも必要と感じました.

チュラロンコーン大学には1学部の外国籍学生のオリエンテーションに30~40人ほど集まるくらい,海外からの学生も多く,研修生の受け入れも盛んです.私達が帰国した後,9月にも日本から研修生が行くようです.今回,KAITからの学生だけでなく,千葉大学の学生や,中国の大学からの学生と一緒に研究をしたり,観光をしたりと交流がもてたことはとても良い経験になりました.特に,中国の学生とはお互い不慣れな英語で意思疎通を図らなければならず,言い合いになったこともありました.そのときに彼女が,「お互い英語力はまだまだ十分ではないから,こうやって話をして,練習する必要があるね」と気にすることないよと伝えてくれたのはとても嬉しかったです.英語は使って慣れていくしかないと改めて感じましたし,そのために,あまりレベル差のない相手と会話が出来たことは私にとって大切な経験になりました.

この研修では,学校の補助を得て旅行しているのではないかと思うほど沢山の場所を見て回りました.さらに,普段とは違うテーマの研究で新しい知識を身に付けたり,チュラや他の大学の学生達との交流を通して英語での会話に慣れたり,他の国の文化を知ったりと,自分の視野を広げるための様々な経験が出来ました.約1ヶ月があっという間に感じられるほど盛りだくさんでした.ここに書いてあるのはその,ほんの一部です.こんなに素晴らしい経験が出来る研修は他にないと思います.

後輩にはぜひ,参加して欲しいと思います.

2019年9月15日日曜日

夏季タイ・チュラロンコーン大学海外研修(その3 - 食事、ドミトリー -)

チュラロンコーン大学研修のレポートその3です。
タイ料理は辛さはありますが、どれも美味しいものが多いですよね。バンコクでは、確かに、日本食レストランは人気あるかもしれません。以前、私はどの食事も美味しかったですが、学食で食べたソムタムや、ボン・チョンというフライドチキンの韓国レストランが美味しかったです(研修前に言えば良かったですね)。

次回ラストです!

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■ 食べ物
日本の料理と比べると,あまり塩気は感じられません.ただし,多くの料理に唐辛子が入っていて辛いので,食べ過ぎないように気を付けなければなりませんでした(前科持ち).さらに,パクチーに代表されるハーブや,ナンプラーなど独特な味と香りの食品を使った料理も沢山あるので,好き嫌いが分かれるかもしれません.また,ほとんどのお菓子にはココナッツが使われていて,とても甘いです.私はどれも食べられたので,とても美味しく,楽しい時間を過ごしました.

ショッピングモールの中には,タイ料理のお店だけでなく,日本食のレストランもとても多いです.Siam駅周辺に複数あるショッピングモールのひとつである,Siam Square内のレストランは,ほとんどが日本食のレストランでした.その中で私達が食事をしたのは「幸福 オリジナルスタイル」と書かれたお店でした.ここは海鮮丼や豚丼がある丼屋で,日本食のレストランの中では比較的リーズナブルに食事を楽しめます.海鮮丼は日本で食べるものとほとんど変わりがなく,とても美味しかったです.他に,かつや,やよい軒,大戸屋,CoCo壱番屋など,日本企業のチェーン店もたくさんありました.

太麺バージョンのパッタイ.シンプルな味付けともちもちした食感がおいしい.


料理教室の時に出されたお菓子.
和菓子のようで,全てからココナッツミルクの風味を感じる.

駅周辺に1日中出ている屋台で買う,焼き鳥も好きでした.

■ ドミトリー
今回は,昨年とは異なり(: 昨年は、iHouseという、チュラキャンパスに隣接する海外からの訪問者用のドミトリーをお世話頂きました。),大学の最寄り駅から5駅ほど離れた,Phrong Phong駅近くのドミトリーで生活しました.この辺りは日本人街なのか,日本語で書かれた看板や,日本料理のお店をよく目にしました.駅からドミトリーまでの10分間歩く中ですれ違う人の1/3は日本人だったように思います.何もなかった日の夕飯は,駅からドミトリーまでの通り道にある,タイ料理屋さんでお弁当を買っていたのですが,ここには,日本語のメニューが置いてありました.近所のスーパーにも日本の調味料や,食材が多く置かれていて,まるで日本のスーパーの様でした.

ドミトリーは立て替えられたばかりらしく,とても綺麗でした.部屋も広く,洗濯(300バーツ/週.3週で3000円ほど)と掃除のサービスもついていて,なに不自由なく,快適に過ごしました.



ドミトリーの外観と内観

2019年9月14日土曜日

神奈川工科大学厚木市子ども科学館にあるプラネタリウム

プラネタリウムの投影機として、MEGASTAR(メガスター)が有名ですが、ご存知でしょうか。大平貴之さんが作ったプラネタリウムで、天の川をも恒星の集まりで表現したということと、星の多さ(100万個を超える恒星)、一個人が作ったことなどなどで話題になりました。

そのMEGASTARが「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」のプラネタリウム「コスモシアター」にあります。あるのは知っていて、見たことがあります。しかし、一時展示だと思ってました(常設だとは知りませんでした)。
メガスターのWebページより
https://www.megastar.jp/news/2009/07/09/1918/
調べてみると、商用のプラネタリウムMEGASTAR IIを最初に納入したのが、「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」のようです (@_@)。メガスター社のWebページのニュースリリースに載っていました。しかもWikipediaのメガスター(リンク)の項目にも載っていました。
2009年には、科学館など業務筋への販売用として大型ドーム用のメガスターIIAおよび中型ドーム用のメガスターIIBを発表。アストロアーツが開発した「ステラドーム」をはじめとした各社のデジタル式プラネタリウムとの連動を可能としており、神奈川工科大学厚木市子ども科学館や山梨県立科学館へ納入されたのを皮切りに、日本国内はもとより国外へも販路を広げている。
Wikipediaより
Wikipediaに「ステラドームと連動可能」と書かれています。そして、神奈川工科大学厚木市子ども科学館にも導入されているステラドームプロが、最新版にアップデートされ、2019/7/16にリニューアルオープンしたそうです。
一度見た人も、是非もう一度見に行くと良いかと思います。

気になるお値段ですが、大人200円、子ども50円とお安くなっています。宣伝みたいになってしまいましたが、公共施設の紹介ですし、科学的知見(好奇心)を深めてもらうためなのでご容赦ください m(_ _)m。


2019年9月13日金曜日

神奈川工科大学厚木市子ども科学館

本厚木駅のそばにあり、厚木中央図書館のある建物に、「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」があります。これは、神奈川工科大学が厚木市から命名権を取得しているものです。この「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」の記載についての話です。

最近、本厚木駅近に新しいマンションがどんどん建築されており、それを宣伝するうちわが配られています。最近の夏は暑いので重宝しています。
厚木駅近くのマンションの宣伝の団扇
(宣伝にならないようにモザイクをかけさせていただきます)
しばらく使っていて気づいたのですが、一方は「厚木市子ども科学館」と記述されており残念です。もう一方は、以下のように書かれています。
一瞬正しく記載されているのかとも思いましたが、「厚木市子ども科学館」と「神奈川工科大学」のどちらもあるような記載でしょうか。

「神奈川工科大学厚木市子ども科学館」が、正しく認識されるようにここに示したいと思います。

2019年9月12日木曜日

海外研修報告その1(インドネシア・PENS)

上村君からは、インドネシアPENSからの海外研修報告です!

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鷹野研究室M2の上村です。

8/319/29日までの約1ヶ月間の海外研修に絶賛参加中です。
今回の研修先は、インドネシアのPENS (Politeknik Elektronika Negeri Surabaya) です。本学にもPENSからの交換研修生が何度も来ているので、ご存知の方も多いかもしれません。

PENSの校舎

研修初日は、お世話になる方々へのご挨拶でした。下記の写真は、現地でのお世話を取りまとめて下さっているPICO (Pens International Corporation Office) スタッフのIrinさんと、今回の研修を鷹野先生と共に計画してくださったAmang先生らと撮影したものです。またPENSの学長先生にも、お忙しい中お時間を頂き、ご挨拶をしてきました。

国際課にご挨拶

PENS学長にご挨拶

この他にも、Amang先生とともに本学に来てくださったことのあるAli先生や、今回の研修で、ご指導頂くHuda(ウダと読むそうです。)先生にもお会いしてきました。またPICOには学生スタッフもおり、今回の研修においては、そのPICO学生スタッフが主に僕のお世話をしてくれています。

空港まで迎えに来てくれたPICO学生スタッフ

皆とても親切で、しかも、日本の文化にとても関心を持ってくれており、とても嬉しく思います。中にも日本語が喋れる学生もいたりして、とても驚きました(

PENSのメンバーを初めとして、スラバヤの人々は本当に誰も彼もとても親切です。
今回の研修はたった一人での参加だったため、少々不安もあったのですが、彼らのおかげで、充実した1ヶ月を過ごせそうです。今後も何かあれば、随時ブログにまとめて、皆さんにお伝えしたい思います。


2019年9月11日水曜日

夏季タイ・チュラロンコーン大学海外研修(その2 - 研修テーマ、行事 -)

坂内研有賀さんのチュラ研修報告その2です!
チュラ学生とともに研修を進めたようで、大変良い交流をしていたことがうかがえますね。

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■ 研修テーマの紹介

私は今回,オンラインショッピングサイトにおいてユーザの購買意欲を促進する画像の作成をテーマに研究課題を実施しました.8日にAran先生に課題の提案をされてから,28日の発表までに,ECサイトの調査,画像の作成,アンケートの作成・実施・集計,得られた結果のまとめを行いました.

20日間全ての時間を研究にかけられるわけではなかったので,間に合うかとても心配しましたが,データを得るところまで進められて良かったです.日本人だけでなく,タイ人や,一緒に同じ課題をやった中国人留学生の友達にも協力してもらって,アンケートを実施出来たのでとても面白いデータが集まったと思います.

発表資料の作成も,KAITに来ていた子達に手伝ってもらいました.何をやったか説明することで,私もより内容を掴めたと思います.ただ,データを精査し,言いたいことをきちんとまとめられなかったため,分かりにくい発表になってしまったことは残念でした.今回まとめに入れられなかったデータもあったので,今後機会があれば,さらにデータを精査し,きちんとまとめて,発表できる形にしても面白いと思います.


■ 行事について

観光や研究だけでなく,学内の行事にも参加しました.Department of Scienceで行われたオープンスクールでは,小学生を対象に行われた科学に関するワークショップの手伝いをしました.

Faculty of Imaging & Printing Technologyでは,太陽光でシアン色になる塗料を使って,画用紙にデザインを描きました.チュラの学生達が,余った時間や,画用紙に太陽光を当てて待っている時間が暇にならないように,ゲームをしたり,今回使っている技術の原理を説明したり,常に話が絶えないのはすごいと思いました.小学生たちがデザインをしている間も,話しかけたり,提案したり,困って手が止まっている子がいないかなど気を配っていて感動しました.

一方で,細かな裏方作業を率先してやる人もいて,役割分担が出来ていることも素晴らしいと感じました.小学生との会話はもちろんタイ語なので詳しくは分からなかったのですが,チュラの学生が間に入って,コミュニケーションが取れるよう促してくれたので,言葉が分からなくても楽しかったです.


色が変化するのを待っている様子
(チュラ学生は大学カラーのピンク色の服を着ている)

デザインされた画用紙
(それぞれの個性が出ている)

2019年9月9日月曜日

夏季タイ・チュラロンコーン大学海外研修(その1- 観光 -)

情報学部では、毎年、タイ・チュラロンコーン大学からの留学生を受け入れて、KAITにて研修してもらっています。8月にはその交換留学の一環として、情報学部から2名(坂内研究室:有賀さん、鈴木くん)の学生がチュラロンコーン大学での研修を受けました。

研修の体験について、観光、研修、行事、食べ物など、さまざまなトピックで記事を書いてもらいました。数回にわけて、掲載していきたいと思います。

以下、有賀さんからの報告です。最初は「観光」についての紹介です!

■ 観光について
8531日まで,タイ・チュラロンコーン大学へ研修に行ってきました.
現地で体験したことをまとめたいと思います.

学内にも学外にも,興味深い場所がたくさんありました.
チュラロンコーン大学は,19の学部からなる総合大学で,キャンパスがとても広いです.1ヵ月足らずでは全ての建物を見て回れないほどでした.講義室や研究室として使われている建物の他に,Canonミュージアムという印刷,写真,カメラの技術を紹介している資料室や,大学の歴史を紹介する建物などがありました.

涅槃像があるお寺にて

学外では,お寺がとても多かったです.その建物はどれも装飾が細かくて圧倒されました.日本にあるお寺に比べると,色も多く,派手に感じました.また,東洋のベニスと言われていただけあって,ボートに乗る機会が多かったのもとても楽しかったです.

水上マーケットの周りをボートで廻る様子


2019年9月6日金曜日

情報工学科から当然発表します

 9月は夏季休暇期間ということもあり、授業がなく、出張に出かけやすい時期です。そういうことで(本当か?)、9月と3月に大きな学会が開催されます。今年も情報工学科から当然、発表があります(ありました、記事執筆が遅れました)。

FIT(情報科学技術フォーラム)https://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2019/
9/3-9/5(岡山大学)

(写真は上記HPよりいただきました)

吉川洋希:計量テキスト分析を基にしたテクニカルライティング支援システムの開発
滝本将司:実践的プログラミング学習支援システムの開発:プログラミングスキルの違いによる時系列情報を用いたコーディング シーケンス分析
鈴木孝幸:初学者向けプログラミング演習支援システムにおける学習進度適応型ヒント提示機能の実装
瀬川篤志:自動運転車両普及期の路車間通信による交差点進入待機時間削減手法の広域への影響評価


電子情報通信学会ソサイエティ大会
9/10-9/13(大阪大学)

(写真は上記HPよりいただきました)

長沼一輝:固定bit長整数型を用いた 2n ×m分解アルゴリズムの提案
土井 猛:コーナー検出を用いた文字列傾き補正手法
橋爪裕貴:アラーム音源識別性能向上のための環境雑音除去に関する基本検討
門倉 丈:各種室内音源を対象とした測位手法と基本実験結果
川口開都:学習済みネットワークモデルを用いた特徴抽出による手話動作識別実験

 学会での各発表者の割り当て時間は、質疑応答を含めても15分とか20分(30分以上は稀)程度ですが、企業の研究者、他の大学の教員、学生が参集し、各発表を通した活発な議論によって、互いをインスパイヤしたり多くの情報交換ができることが魅力です。もちろん、その土地の美味しいものを食べたり、風景を見る楽しみもあります。

 当然ながら、発表にこぎつけるためには、日々の研さんと努力が必要です。論文としてまとめ、そしてプレゼン資料をつくります。それを通した訓練と経験がなによりも学生を成長させます。学会発表の余禄(おいしいもの、風景)は、その努力のご褒美とも考えられます。来年3月には、もっと多数の院生、卒研生が発表することを願っています。



2019年9月3日火曜日

8/18(日)オープンキャンパスが行なわれました。

 今回のオープンキャンパスのテーマは、「見る、聴く、作る、体験する。」授業体験です。
 8/18(日)は台風も治まった過ごしやすい天候の下で、情報工学科では次の項目を行ないました。
  • 系統別ガイダンス
  • 2つの研究室公開
  • ソフトウエア工房の活動紹介
  • 授業体験として、2種類のプログラミングの基礎体験
  • 情報工学科の個別相談コーナー
1.系統別ガイダンス:情報工学科
情報工学科の教育・研究対象、特徴、高校の専門との関係、教育研究の基本方針、
カリキュラム体系、就職活動支援と就職状況などの説明を行いました。
2.研究室公開:五百蔵研
「自動プログラミングの研究」
「一貫性のある雑談チャットボットの研究」
「電車内アナウンス伝達支援システムの研究」
「自由度の高い並行調理レシピ表現」
「SATSolver、SMTSolverの応用例の研究」
3.研究室公開:田中博研
「OpenPoseを用いた手話認識の基本検討」
「学習済みネットワークを用いたアンサンブル学習による認識精度の向上の検討」
「データ拡張による手話認識性能の向上の検討」
「音声認識を用いたセクハラ・パワハラ発言検出方法の検討」
「RaspberryPiZeroと圧力センサを用いた着座状況モニタリングシステムの開発と評価」
「RTK-GPS取得データの共有・解析プラットフォームの設計と構築」
「アラーム音源識別向上のための環境雑音除去に関する基本検」
「csp相互相関を用いた複数マイクでの音源方向推定に関する検討」
4.ソフト工房公開 ソフトウエア工房とは、学生が自主的な活動を行なう"場”であり、そこでの活動プロジェクトの一部を紹介していました。
「RMS(履修管理支援システム)」学生が大学の授業の履修計画を円滑に行なうためのシステム
「KBook」授業で使う資料の配布や課題の提出を行なうネットワークシステム
「PEPPER_MIL」ロボットのペッパー君のアプリケーションシステム
「オートロックシステム」電気錠の機構やFeliCaカードによる電気錠システム
5.体験授業:
Androidアプリの開発講座:自分のスマホで動くソフトを作ってみよう
スクラッチ(Scratch)を使用したマウスによるゲームの作成に挑戦しよう!
6.個別相談コーナー:
AO入試の手続き、メディア学科との違い、「どの入試方式が、自分には合っているのか」などの相談がありました。
次回のオープンキャンパスは、9月29日(日)です。ご興味を持たれた方は、ぜひご参加ください。  


2019年9月2日月曜日

国際学会(Pacific Rim2019)で発表しました - 後編 -


鷹野研究室 修士1年の柴本です.20190821日~0823日に,カナダのヴィクトリアで開催されたPacific Rim 2019に参加してきました.

発表論文「A Recommendation System of Sightseeing Places based on User's
Behavior of Taking and Editing Photos


海外の発表は初めてで緊張しました.元々,英語のスピーキングが得意ではなく,中高生時代は「自分は将来,絶対に海外に行く機会なんてない」という自信しかなかったのもあり,発音練習はないがしろにしていました.その付けが回ってきたのか,一応,発表前に練習はしたのですが,緊張からか本番ではあまり上手く発表できませんでした.心配だった質疑応答でも,話していた英文が滅茶苦茶だったと指導教官に後に指摘され(指導教員注:「質問への回答で伝えようとしている内容はOKだったし、聴講者も何を言いたいかを理解していたので、良かったです。でも英語はちょっとあれだったかもしれない。」、みたいな感じでの振り返りですので、自信を持ちましょう。),改めて自身の英語力不足を痛感しました.

前編の記事で,質疑応答を全て1人でこなしていてさすがだとお褒めの言葉を綴ってもらいましたが,そういう風に見えたのには,理由があります.それは,大学が行っているバタムとタイの海外研修に参加する機会を設けて頂いたからです.そこで,海外の方と英語でコミュニケーションする機会に恵まれたことで,得意ではないのにも関わらず,それとなく質疑応答をこなせている風に見えたのだと思います.
しかし,緊張という場面においては,やはり日頃の積み重ねが大切になってくるようです.冷静になれる今,振り返ると質疑応答の返答ももっと研究の特徴を伝えることができるような答え方があったかもしれないと思うと,少し悔しさが残ります.発表を通して,より研究に励もうと思ったのはもちろん,英語も勉強しようと感じました.

ところで,ヴィクトリアという場所は自然豊かなところということで,社会見学として,The Butchart GardensJames Bayという場所へ行ってきました.The Butchart Gardensは,Butchart氏の経営するセメント会社の広大な石灰岩採掘場跡の無残な姿に心を痛めた夫人が、花や樹木を植えたのがはじまりだそうです.庭園は,色々な方が心を込めて,手入れをしている姿も見られ,色々な草木が咲き乱れていました.日本ではあまり見かけない植物も見られ,とても美しかったです.


James Bay訪れた日は,少し風が強く,波が立っており,海辺をたくさんの鳥たちが鳴きながら飛んでいました.景色自体は見慣れた海の風景ですが,その光景に自然の雄大さを実感しました.


また,毎朝の朝食の時間では,宿泊している他の方々と1つのダイニングを囲み,談笑しながら食事をしていました.私の発表日当日に,そのことを知った他の宿泊者が「頑張ってね」と応援してくれたり,その翌日に「昨日の発表,どうだった?」と話しかけてくれたりしました.自然の雄大さと人の優しさにも触れられた日々でした.

2019年8月31日土曜日

国際学会(Pacific Rim2019)で発表しました - 中編 -


こんにちは、鷹野研究室修士2年の上村です。201982123日にかけて,同研究室の柴本さん,田中博研究室の川口君と共に,カナダのビクトリアで開催された国際学会「Pacific Rim 2019」に参加してきました。僕にとっては3回目の海外発表となった今回の「Pacific Rim」,通称Pacrimですが,開催が二年に一度のため,この学会には初めて参加となりました。また,北米大陸への上陸も人生初となりました。

発表論文「Phoneme Sequence Extraction of Learner's Pronunciation Errors for Foreign Language Learning


発表の様子

今までがっつり英語圏の国での学会発表はほとんど経験が無く,いつにも増して緊張した状態での発表となってしまいましたが,何とか練習通りにできたように思います。
最大の鬼門となったのはやはりQuestion timeでした。初海外発表時に比べれば,相手の質問への理解も対応も上達したように思いますが,それでもまだ聞き取りきれないことや,自分の言いたいことを上手く表現できないこともあり,何とも言えないもどかしい気持ちなりました...今回もそういった場面では鷹野先生に助けて頂き,指導教員の偉大さとありがたみを肌で感じました(笑)。それと同時に自身の英語力の低さを改めて実感しました...これからも勉強や海外の人々との交流を積極的に行っていこうと思います。


また,空いた時間を使い,ビクトリアを社会見学しました。まず、ビクトリアの名所の1つ,「The Butchart Gardens」です。当日はあいにくの雨だったのですが,それが功を奏したのか観光客の数が少なく,美しい花々や景色を伸び伸びと楽しむことができました。


Butchart Gardens訪問

ビクトリア州議事堂「The Legislative Assembly of British Columbia」です。The 海外という感じのするとても大きな建物で,夜にはイルミネーションでライトアップされ,まるで夢の国ディズニーランドに来たようでした(笑)。


ビクトリア州議事堂

今回の学会発表では,自分の研究内容についての質問やアドバイスを,規定時間をオーバーするほどたくさん頂きました。自分の研究が面白く意味のある研究であることを改めて実感することができ,自信にもつながりました。また、他大学の研究室の学生とも交流することができ刺激となりました。これからは修士論文に向けて,さらに研究を発展させていきたいと思います。

学会発表後


また,ビクトリアでは日本とは違った形の「人の優しさ」を感じました。僕達が街を歩いている時や食事をしているとき,ビクトリアやそこを訪れる人々にはよく「元気?」とか「大丈夫?」などの声をかけられました。また彼らはバスなどの利用する時,必ず運転手にお礼を言っていました。こういった「人同士の付き合い」は,今の日本では希薄になりがちな部分だと思います。こういった日本では感じられないことを,これからも大切にしたいと思いました。

後編につづく。

2019年8月30日金曜日

カナダ異文化海外研修生のビクトリア大学訪問とTanyaさん(from Microsoft)のご講演@UVIC

カナダ・ビクトリアにて異文化海外研修で824日より開始しています。
国際課真木様がアレンジをされた研修です。私は同じくビクトリアで国際会議があったため、半日ほどお邪魔させて頂きました。
 海外研修は、様々な学部学科から15名の学生が参加しており、Royal Roads大学(RRU)にて2週間行われます。下の写真でわかるようにRoyal Roads大学の建物の一部は、お城の外観でとても素敵です。学生はダウンタウン近隣の家庭にホームステイしているとのことです。



(私の帰国後)828日にビクトリア大学(UVIC)を訪問しました。昨年のKAIT国際シンポジウム2018の情報セッションにて、ビクトリア大学のKin Fun Li教授、Marinaさん、Arayaさんを招聘し、ご講演頂きました。真木さんは、国際シンポジウム以降も、彼らとコンタクトを取りつづけ、KAIT学生のためにアレンジをお願いし、今回の訪問が実現しました。このような繋がりは本当に貴重で、大切にしたいと思います。



さて、UVICでのキャンパスツアーやMicrosoftTanyaさんのサイバー・セキュリティに関する講演を、Marinaさんがアレンジしてくれました。以下、真木さんからの報告頂いた内容から、Tanyaさんの講演についてご紹介します。
 Tanyaさんは、CSWY 2019にてHacker of the Yearを受賞し、現在はMicrosoft社にて Senior Cloud Developer Advocateとして勤務されています。今回は、KAIT学生のために、Marinaさんらが運営しているUVic Chapter of Women in Cybersecurityによる第1回企画のゲストスピーカーとして講演していただいたようです。


講演内容ですが、自身のサイバー・セキュリティに関する経験やマイクロソフト社にスカウトされるまでの経緯などを話して頂きました。ターニャさんはプログラマとして働いていた時に、ハッカー被害にあったそうです。その時に、ソフトウェアのミスを見つけて修復し被害を免れました。それ以来、いろんなソフトウェアのセキュリティをチェックし、その対応方法を考えて、発表していたそうです。それらの業績がマイクロソフトの人の目に留まり、仕事をオファーされたとのことです。しかし、まだまだ情報系も男性社会であると感じており、女性の仲間、または理解のある男性の仲間を増やすためにMarinaさんの会合に参加してくれました。


Tanyaさんの講演後、KAIT学生からも「現在C言語を学んでいるが、サイバーセキュリティの面からはどうなのか?」「RUSTならC言語と同じように使えて、セキュリティ面では何倍も強いのでおススメ」「女性の社会進出に必要なことは?」など様々な質問が出ました。

大変興味深く、有意義な講演であったようです。

UVIC見学がをアレンジ頂いたMarinaさん、Arayaさん、Kin Fun Li教授、および素晴らしい講演をして頂いた Tanyaさん、そして、UVic Chapter of Women in Cybersecurityの皆さんに感謝申し上げます!


KAIT学生のみなさん、真木さん、サイバーだけでなく、現実のセキュリティにも気をつけて、いろいろな体験をしてきてください!