2011年9月30日金曜日

Androidアプリをミーティングでプレゼンする方法の研究

Androidなどのスマートフォンを利用した卒論や修論はますます増えてくるでしょう。それに関するプレゼンをする場合、実機を操作してその画面を大勢の人に見てもらう必要があります。その方法を研究しました。現時点では、【方法3】がベストと結論づけられました!それだけではもちろん、卒研になりませんが!
方法1Android実機から直接プロジェクタへ投影する(実例は以下の写真)
【利点】
・奇麗にプロジェクタへ投影されて、見やすい。
【難点】
・HDMI出力端子を持つAndroid実機が必要だが、機種が限られる。
・HDMI入力端子を持つプロジェクタは多くない。
・一定のサイズ以上に大きな表示ができない。縦横に切り替えられないこともある。
・Android画面自体はそのまま表示できるが、カーソルや操作手順は写せない。


方法2PCに接続したWebカメラでAndroid画面を写す。(実例は以下の写真)
【利点】
・HDMI端子が無くても良いので、気軽に使える。
・Android画面の操作もすべて映るので分かり易い。
【難点】
・首にWebカメラを掛けて、Android画面に向けるなどのちょっとした工夫は居る。
・途中でどうしてもグラグラする。画面に対する角度の調節はやや難しい。


方法3iPad2の背面カメラでAndroid画面を写す。(実例は以下の写真)
【利点】
・iPad2、Androidとも専用固定台にのせるので、安定している。(iPad2からプロジェクタへそのまま映ります。)
・Android画面の操作もすべて映るので分かり易い。
【難点】
・ありません。ベストアンサー!(一般の研究は客観性が求められますが、ここではそれを求めません!)
・iPadファンとしてちょっと残念なのは、旧型iPadではなく新型iPad2が必要な点。


2011年9月29日木曜日

佐賀先生、古巣に「帰還」す

情報工学科で、カブリ物が似合う教員(^_^;)ナンバーワンの佐賀先生が、母校の大学に「栄転」される事になりました。

ちょびっとお酒も入りゴキゲンな様子
佐賀先生は、3年半の間、情報工学科の教員として研究に教育にと熱心に取り組んでくださり、先生を慕っている学生も多数います。情報工学科の教職員親睦会では、盛大な送別会を催しました。
   
送別会での一コマ   引越しの荷物にならないように小さめの花束を
しかし、引越しの作業が大変だったとのことで、ご自宅の引越し準備の作業には、延べ11人の学生を投入したという噂もあります。 ともかくも、佐賀先生の今後のますますのご活躍をお祈りいたします。

第7回情報工学科アンドロイドの会を行いました

後期最初の第7回i-Androidの会が本日(2011-9-28)に行われました。この日、本学合同企業説明会のため、開始時間を17:00に変更しましたが、約20名(学生約13名+教員7名)が集まり、プレゼンテーションとディスカッションを行いました。後期になって、一段と深い技術内容の発表が相次ぎ、熱心な質疑応答やコメントが出て、予定よりも30分超過して、19:00過ぎに終了しました。今後も2週間毎くらいに継続的に会を開いて行きます。
本日のプレゼンテーションを簡単に記します:

(1)篠原正幸君:Androidアプリケーション開発基礎講座実施報告
このi-Androidの会のなかで、篠原君らによる発案で行われた講座です。Androidソフト開発をやりたくても一定の基礎がないと進めません。それを手助けしてくれる講座でした。講師の篠原君と秋山君らの熱意で実現したもの。21名の受講生がいました。夕方の4回、集中的に行われました。開発環境構築、アプリのライフサイクル、Intentによるアプリ起動、Serviceの利用等々、少しハードルは高かったかも知れませんが、受講生は今後、自らこの分野でやって行くための手がかりは掴めたと思います。

 (2)篠原正幸君:GPSを用いた防犯情報共有システムと今後の展開例について
厚木市の防犯モデル地区に認定されている森の里4丁目自治会との連携で開発した。不審者情報の即時性のある情報共有が狙い。その情報は、発生位置から一定の距離内の人々にしか発信されないことを特徴とする。現システムは、高齢者でも使いやすい携帯電話の「簡単ログイン」機能を用いて使用するが、今後は、Android携帯の高度な機能を生かしたインターフェースやアプリケーションの開発が考えられる。




(3) 秋山征己君:Androidから家電機器を操作する方法
リモコンから家電を操作する方法はいくつがあるが、ここでは、Androidから赤外線で家電を操作する仕組みを開発した。Android携帯には通常、赤外線機能は無い。また、PCサーバを経由することも避けたい。そのために、独自に「ネットワークリモコンユニット」を開発した。秋葉原で電子部品を集め、自作したものである。AndroidからWiFiでこのユニットに信号を送る。それに従って、このユニットが家電品に向かって制御用赤外線信号を発する。かなり高度なレベルの技術である。「技術のみでなく、その上位レベルでの役割や目的を考え、さらに有用な応用を考えるとよいのではないか」という趣旨のコメントも先生から出された。




 (4)須永光君:Android端末を用いた屋内位置検出法の検討
本学科では、各種の位置検出法に関する研究が行われている。それを概観したうえで、慣性センサを用いた位置検出法を考案し、市販の慣性センサとAndroid携帯に内蔵のセンサの両方で実験/評価した。加速度センサによる移動距離(歩数)推定とジャイロセンサによるコーナリング検出実験では、かなり高精度な結果が得られることを確認。この発表も、新規性のある高度な技術である。今後、Mapサーバとの連携などでアプリケーションの幅を広げることができるであろうとのコメントも出された。




 (5)五百蔵重典先生:点字入力エディタ〜ポケモン打てるかな〜
最近のAndroidマシンのマルチタッチ(最大10点タッチ可能)機能を利用した新しい入力方式の発案と実験結果の報告。具体的には6点、または4点を使う点字を入力でき、それが表す文字を表示できる。文字に対応する画像を表示することも可能。入力速度も、通常のキーボード、フリック入力などと比べて遜色のないスピードを確認。今後、他の入力学習ソフトなどとの比較検討も行う。




 (6)山本富士男会長:大実験についての説明
これまでにアナウンスしていた大実験(20名程がAndroidを持って集まり、Bluetooth通信で交信し合い、インターネット接続可能な人(一人だけ)へ自動的にメッセージを届け、Twitterへ自動的に投稿)の準備をしていたが、予備的な実験の結果、この大実験は当面中止とした。MONACという素晴らしいAndroidアプリを利用する実験であるが、大人数のもとでのBluetooth動作の管理に困難があること等による。しかし、5台規模のAndroidでの実験結果から示唆されたことは非常に有用なので、今後に生かしてゆく。

 (7)田中博副会長:今後の取り組みかたについて
発表(学会、展示会、コンテスト)を目標にしてぜひ頑張ってほしい。また、発表したからと言って有頂天になってはいけない。世の中は深く、厳しいものだという趣旨のお話がありました。学生だけではなく、教員にも当てはまることではないかと思います。ここで閉会となりました。お疲れさま。

2011年9月26日月曜日

9月25日オープンキャンパス

925日(日曜日)は、今年度4回目のオープンキャンパスでした。
天候に恵まれ、大勢の方々が訪問してくださいました。
今回のオープンキャンパスのテーマは、

   「学部・学科を知ろう!
    しっかり理解しよう!学部・学科のすべて」
                          でした。



情報学部棟12階メディアホールで、系統別学科説明会が行われました。情報工学科・情報ネットワークコミュニケーション学科・情報メディア学科の順に説明がそれぞれ10分程ありました。
情報工学科の説明の様子


 1階ソフトウエア工房では、4つの研究テーマを紹介しておりました。4年生の説明員に、熱心に質問される方々もいらっしゃいました。


MIDI楽器の演奏情報を用いた楽曲検索システム」
質問をする生徒さん(手前)と説明する4年生(奥)。




MIDI楽器へ入力を行い楽曲を検索する様子。
「似たような曲の判別はどうなるのか」など、
熱心な質問が行われました。


 2階ホールでは、大学の総合相談コーナーと、情報学部3学科の相談コーナーが設けられました。情報工学科の相談コーナーでは、推薦入試のポイントや、情報工学科の教育内容などについての質問があり、担当の松田先生が丁寧に説明されました。

女子生徒と御両親の質問に答える松田先生。


 7階では「ミニIT体験講座」が佐賀先生によって開かれました。
テーマは「頭の中の図示化体験」でした。「創造性開発技法 KJ法」を用いて物事を分析する方法です。具体的には、たくさんのアイデアを付箋紙に書いて貼り付け、分類・相互関係を明確にし、「因果関係、優先順位、重要度、資源(時間、お金、人員)をつぎ込む順位など」を明瞭化させます。


 頭に浮かぶ事をすべて付箋紙に書き出し、
分類します。体験講座を受講する生徒と、
 佐賀先生(左奥)



黄色い付箋紙はアイデア、 薄緑色の付箋紙は分類、
グループが線で繋がり、関係性が図示化されました。
ここでは「おもしろいゲームはどういうものだろう?」
テーマに実習が行われました。



8階では納富研究室による研究室公開が行われました。
「手書き図形認証において識別用情報に加速度を使用した際の精度評価」など、9テーマをパネルを使って、説明員が説明しました。


署名、指紋・声紋認証を用いない認識方法を説明す
納富研の卒研生。アルゴリズム・専門用語などに
ついて、熱心な質問がありました


 本日は、神奈川工科大学オープンキャンパスへ御来校いただきありがとうございました。
次回のオープンキャンパスは、10月15日(土)です。

テーマは 「学部・学科を知ろう!推薦入試対策
行きたい学部・学科がわかる!」 です。

よろしくお願いします。



2011年9月22日木曜日

饗場直美先生がテレビ出演

栄養生命学科の饗場直美先生が、Eテレ(昔のNHK教育)に再び出演します。以前の出演では、夏ばて防止のドリンクメニューを紹介してくださいました(リンク)。

今度は、『きょうの健康 食で健康「ミネラルを上手にとろう」』です。放送日時は、2011年09月22日(木) 12:30~12:45です。是非見てください。

実際の放送の模様です

2011年9月21日水曜日

学会(ソサイエティ大会)報告



 913()から916()の間、北海道大学で電子情報通信学会ソサイエティ大会が開催されました。情報工学科から、3件の発表がありました。 

 同行すべき指導教員は(別件)によって不在でしたので、以下は引率と情報収集を担当した修士2年生に報告してもらいました(情報収集を命じたのに、まだ情報が上がってきません)。( )のように、ときどき教員の突込みがありますが、ご容赦。

 北大はとても広く北大正門から会場(等教育推進機構)まで2km程度ありました。

今回発表した研究室のメンバーです。一人は修士1年、二人は4年生で、修士2年の指導の下、取り組んだ成果を発表します。

以下、発表時の様子です。

大学院1年 秋山さん「超音波屋内測位システムにおける方位情報取得方法の検討」
感想
学会発表は4回目ですが(指導教員注:彼の能力にしてはやや少ないです。指導教員の指導力不足、督促不足にも一因がありそうです。研究室を担っていく人材ですので、これからも大いに期待するとともに私も指導?をきちんとしたいと思います)、聴講の方が多くて緊張しました。発表後は札幌市内を観光しました。あまり時間がなかったため、いつかゆっくり北海道内を見て回りたいと思います。

学部4年 福永さん「Android端末内蔵加速度センサを用いた入力インタフェースの一検討」

感想
初めての学会発表でしたが、比較的落ち着いて発表、質問対応ができました。先生が、ここのところはしっかり説明せよ、という箇所をそのとおり説明したのですが、そこを質問されました。質問が多く、よかったと思います。

学部4年 斉木さん「超音波測位システムと加速度センサを用いた屋内歩行者ナビゲーションシステムの基本検討」
感想
初めての学会発表ということで不安も大きく緊張しましたが、質疑内容からもそれなりの発表ができたと感じました。スライドをそのまま読んでいた部分が目立ち、基本的に下を向いた状態で発表していたため、その部分は改善したいと考えています。

発表時の様子です。とても多くの聴講者がおり、質疑応答により貴重な意見を頂きました(最近はPCを見ている聴講者が目立ちます。講義と同じ光景?)。

ソサエティ大会報告 part2
 北大内はとても広く施設内に農場や博物館があり、これらの探索を行いました。あまりに写真が多いため、一部抜粋して見学したところを紹介します。

北大のポプラ並木です。現在は入口にチェーンがあり中に入ることはできませんでした。期待していただけに残念でした(確かに本州では見かけない木ですね。ポプラの寿命は短かかったと記憶しています。)。

札幌農学校第2農場です。
農場外観


興味深そうに閲覧しています。

最後に北海道の名物料理を掲載します。
札幌名物味噌ラーメン

北海道の伝統料理ジンギスカン(成吉思汗と書きます)

食べている様子です

朝市で食べました!(これは、うまそう。北海道は海の物が特においしいです)

以下、教員追記
夜のススキノの写真と報告がないのが残念です。見せられる写真がなかったという訳ではないと思いますが・・・見せたくない、ということでしょうか。確かに、いい思いは自分の胸にしまっておきたいものです。

今回の発表のための旅費、宿泊費は全て大学側で支援してくれました。このような助成は本学の大きな特徴の一つで、学生の積極的な活動を陽に陰に支援してくれます。教員もこのような制度は大きな自慢であり、積極的に利用して学生に(学会発表&旅行!!!の)チャンスを与えたいと考えています。

雨にも負けず、風にも負けず、台風による交通機関の乱れには負けました

雨にも負けず、風にも負けず、大学の授業は行われるのですが、台風による交通機関の乱れ(の予想)には負けてしまい(^_^;)、9月21日は2限目(11時10分)から急遽、休講になってしまいました。(休講分は、別途、補講を行います。)

確かに、交通機関が停まってしまい、帰宅できなくなってしまったら大変です。 随時、臨時バスを増発しています。
 
本厚木駅への臨時バスへの行列

一時的に雨が弱くなりますが。。。一瞬後には雨足が強く

情報学部棟は、雨と風が強いと、出入り口から雨が吹き込んでしまうので大変です。
強い雨足掃除しても掃除しても
休講によってできた空き時間をどう使うかは、個人の自由ですが、有効に使いたいものですね。

2011年9月20日火曜日

国際会議出張報告(番外編) - 競歩 in ロンドン -

 やはり色々見たいものです。だいたい現地には夜に着くことが多いので、次の日は時差調整日ということにして、周辺を見て回ります。今回の目的地はウェールズのカーディフという都市でしたので、時差調整日にロンドン観光を決行しました(最先端ビジネスマンは、夜中着、早朝から会議ということもありですが・・・)

 以下、駆け足(競歩)で見たところ(中には入っていません。時間とお金がかかるので・・・)を紹介します。記憶にある知識をそのまま確認しないで書きます。誤りがあれば、コメントで突っ込んでください。

これはトランジット(乗り継ぎ)のフランクフルト空港での写真です。ここまでは、何もないです。荷物を受け取るわけでもないので・・・。しかし、外国に来たという思いが出てきます。

ヒースロー空港からロンドン市内のパディントン駅まではこの列車を使うと30分もかかりません。成田との差はちょっとショックです。

ロンドンでの宿泊ホテルの前で。狭い、日本の○○のほうがいいというのが彼の感想でした(贅沢ですね)。ロンドンのホテル代は高いので、上限内の金額に抑えようすると・・・

 さて、いよいよロンドン市内巡りです。

国会議事堂の一部であるビッグベンの前で。工事を仕切っていた親方?の名前がベンだったのが由来とか・・・。私はあまりこの名前が好きではありません。

ついでに、もう一枚。このとき、急に青空が広がってくれました。

よく写っていて、もったいなのでもう一枚アップします。涼しく爽やかでした。

これはウェストミンスター大聖堂の前です。ダイアナ妃の葬式はここだったっけ?

高さがあるので、近くでは全部は写せません。

バッキンガム宮殿の前です。この当たりは芝生がきれいな公園がたくさんあります。ただし、自動車、オートバイも多くて、道路はうるさいかったです。ジョギングの人も結構いました。皇居と同じ感じでしょうか?

バッキンガム宮殿の前の衛兵。この衛兵の交代式が観光コースになっています。

世界に名だたる名門デパートであるハロッズの前で。ここでは、中に入りました。(衝動)買いました・・・衝動でもないと買えませんね。

タワーブリッジの前で。これをロンドンブリッジと誤解する人が多いようです。他にはWaterlooブリッジというのが有名です。両者はともに、タワーブリッジのように派手ではありません。

ロンドン塔の前で。中には入っていません。最初は塔でしたが、年月を経て城に近いものになっていたようです。中には歴代女王の王冠や鎧の展示があります。また、***のギロチンはここで行われた、というような由緒?あるスポットがあります。歴史好きな人にはお勧めスポットです。ここでは、カラスが多くいることが縁起がいいとされます。

後ろがロンドンブリッジです。とでも落ちそうには見えません。あの、ナイチンゲールが働いていた/看護を指導していた病院もこのテムズ川の近くにあります。

セントポール大寺院の前で。ここでダイアナ妃の結婚式が行われました。

この前のスターバックスでお土産のタンブラーを買いました。日本人の若い女性が店員で働いていました。「ワーキングホリデーで来ている。勉強しようと思っているけどできない。」と私と日本語(当たり前ですね)で話をしました。今回の出張で一番記憶に残っているというか、何か胸を去来するのはこの出会いでした。まさしく、ロンドンの女(ひと)という感じです。函館の女、小樽の女、というのもありましたね、お父さん。

(学生の論文発表の記憶は、今となっては完全に過去完了になっています。)

トラガルファー広場のネルソン提督の像の前で。欧州の街には本当に銅像が多いです。歴史を大切にするということでしょうか。

これは同じ広場のライオン像の前です。後ろはナショナルギャラリー。時間があれば中を見たいところです。

ここは、ピカデリーサーカス。エロスの像の前です。この近くにロンドン三越があります。三越は観光ツアーの集合場所にもなっていることもあり、この当たりは何となく日本人が多いように思えます。


ということで、ここから学会が行われるカーディフに向かいます。学会のもようは公式版をご覧ください(面白くないけど、カーディフらしい風景と宴会のもようがあります)。

 短い時間の中で歩きまわりました。過去の経験からある程度土地勘があったので、比較的効率よく案内できたと自負しています。学会に行って遊んでいられるのでいいな、という人もいますが、学生が積み重ねた学会に出るまでの苦労、努力を考えると、これくらいの恩賞?は必要だと思います。日ごろの地道な努力と準備があってこその出張です。多くの学生にこのようなことを経験させたいと切に願うものであります(お前も一緒にいけるからだろうとおっしゃるあなたはある意味、正しいです。それが全てではありませんが・・・)。