北海道は函館で行われた未来大UCDワークショップに情報工学科
そのもようを報告します。参加者は、PBL受講者の青木翔、松尾
未来大UCDワークショップでは「使いたくなる」UCD(ユーザ
北海道は函館で行われた未来大UCDワークショップに情報工学科
そのもようを報告します。参加者は、PBL受講者の青木翔、松尾
未来大UCDワークショップでは「使いたくなる」UCD(ユーザ
2023年9月6日に大阪公立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市中区)にてハイブリッド開催された情報処理学会等が主催するFIT2023(第22回情報科学技術フォーラム)において,大学院情報工学専攻博士前期課程1年生の齊藤仁さんが「キーストロークと手指形状の特徴量を用いた継続的なマルチモーダル本人認証の検討」というタイトルで研究発表を行い,FIT奨励賞を受賞しました.昨年度同時期開催のFIT2022に続き連続の受賞となりました.
本発表では,PC操作中に,キーボード操作時の手指動作をビデオカメラでとらえ,認識技術を用いて特徴量を抽出・分析し,操作者が本人であることを継続的に判定する新たな手法の提案と実験結果を報告しました.提案手法はオンライン試験やリモートワークなどでの本人確認やなりすまし防止への活用が期待されます.卒業研究で行った研究と組み合わせることでマルチモーダル化を目指しています.
研究および学会発表について,齊藤さんは,「昨年に続き奨励賞をいただくことができうれしく感じています.手指形状を用いた本人認証を実現することができれば昨年度の研究に加えることで精度の高いマルチモーダル認証を行うことができると考えています.今回表彰していただけたことに応えられるように研究を進めて行きます」と感想を話してくれました.
今後のさらなる活躍に期待したいと思います.
9月は夏休みでゆっくりというイメージがありますが、受験生だけじゃなく、緊張感をもって活動している学生もたくさんいます。これはその一例です。
学会(FIT2023 第22回情報科学技術フォーラム(リンク)、電子情報通信学会ソサエティ大会2023(リンク))に参加、発表した学生がいます。ここでは、その模様を紹介します。
FIT2023
島田紘武
「U-Net を用いた電車走行音雑音除去のための学習モデルの作成方法とその評価」
初めての学会発表であったため不安で緊張してしまい,質問内容と回答が嚙み合わない等のアクシデントがありましたが,聴講者に自分の発表内容をきちんと伝えることができてよかったです.
今回は残念ながら賞をいただくことはできませんでしたが,他の学校の発表を聴いて自分の研究分野の知識を深め,資料の作り方や発表の仕方などを学ぶことができたため,今回の経験を今後の研究に生かしていきたいと思います.
夕方以降は大阪の街を観光する時間があり,大阪の食事や雰囲気を楽しむことができました.
藍原直大
「転移学習を用いた音源識別における画像変換手法とその性能比較」
外部発表としては2回目の参加でした.セッションの時間までは島田君や他の方の講演を聴講して,発表の参考にしました.私の参加したセッションでは20名ほどの聴講者が集まっていましたが,これまで行ってきた研究に自信を持って,落ち着いて話すことができました.聴講者や座長の方からは今後の課題としてのアドバイスをいただけました.
空いた時間では,大阪城や中百舌鳥キャンパスの近くの大仙古墳を観光しました.台風が近づいていたため途中で大雨に降られてしまいましたが,古墳の資料館等で雨宿りをして,大阪の歴史を知ることができました.
あいにくの雨だったようです。
ソサエティ大会
藍原直大
「画像変換手法を用いた室内音環境識別の精度向上に関する検討」
ソサイエティ大会では前回のFIT同様に落ち着いて講演することができたと思います.今回は多くの質問やコメントをいただき,今後研究の参考になったと共に,学会という場の良い経験をすることができました.特に,質問に対して補足資料を用いた回答をする場面があり,想定質問を用意しておく必要性を改めて感じました.
今回は名古屋での学会ということで,名物のみそかつを食べ,空き時間には名古屋城を観光しました.
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俗にいうところの有力大学の先生とも議論をすることができ、よい経験にもなったと思います。これからが卒論の正念場、今回のことを励みに、さらに3月ではより進捗した内容を発表できることを期待しています。
8月5日(土)、第13回IT夢コンテスト2023最終審査会(リンク)を実施しました。最優秀賞(KAIT賞)は法政大学第二高等学校 伊藤心愛さんが発表された「駅ナカ Coco Robo カウンセラー ~駅の個室テレワークBOXが心のカウンセリングルームに~」でした。おめでとうございます。
詳しい結果は以下の通りです。結果発表(リンク)もご覧ください。当日の配信動画も公開しています。駅ナカ Coco Robo カウンセラー ~駅の個室テレワークBOXが心のカウンセリングルームに~
法政大学第二高等学校(神奈川県)
代表者:伊藤 心愛さん
人とロボットが創り出す未来の新たな社会ー登下校の見守り支援ー
追手門学院大手前高等学校(大阪府)
代表者:砂川 真慧さん
電気自動車充電道路
蒼明学院中等部(岡山県)
代表者:小野 陽平さん
シーリングロボット ~照明をもっとクリーンに、もっと便利に~
香川県立高松商業高等学校
代表者:喜多村 実吏さん
受賞した皆様おめでとうございます。今後の活躍を期待しております。
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発表者と審査員+司会との集合写真 |
今回の最終審査会も、前年同様にZoomによるオンラインでの開催でした。オンラインでの開催ですと、会場への移動時間と費用がかからず全国から参加できるというメリットがあります。また、対面での懇談(雑談)が制限されるというデメリットもあります。他のイベントも含めて、イベントの性質にあわせて、実施形態は検討していく必要があります。
大学という所は、色々な役目を持っていますが、その内の一つに緊急時の「避難所」の役目も持っています。一時避難ならば良いのですが、避難が長期間になった場合には、「食事」も必要になります。そうした場合に備えて、神奈川工科大学でも非常食を備蓄しています。そして、非常食とは言えども、消費期限があるので、どこかのタイミングで入れ替えをおこなう必要があります。入れ替える消費期限が迫る食品をどうするかは、悩ましい問題だと思われます。
K3号館1階ロビーでの無料配布 |
1日の配布数に限りがあるので夕方には |
その解法の一つが、学生への無料配布でしょうか。K3号館の1階ロビーで、消費期限切れが近い備蓄していた非常食を、一人一つということで配布していました。アルファ米と缶詰のパンがあったようです。大学は備蓄していますので、もしもの場合も安心してください。
9月の後期ガイダンスの日(9/15)には全学防災(避難)訓練もあります。
朝のK3号館1階ロビーでの配布の様子 |
※現在、配布は終了しています。
7/30(日)に、オープンキャンパスを実施しました。多数の来場者が、いらっしゃいました。
今回は、新たにKAITアリーナの建物内で、「10学科すべてがわかる!」学科特別展示が行われました。
l 設備公開・展示
情報学部共通の実験室において、学科紹介とビデオ上映、授業のカリキュラムツリーの解説、授業で使う大学推奨ノートパソコンの説明、学科相談コーナー、本学科の学生が作った「一緒に勉強を手伝ってくれる学習補助AIアシスタント付きクイズ」について展示・説明しました。
l 学科紹介の映像と説明
l KAITアリーナの学科特別展示での情報工学科として研究内容の紹介
情報工学科では、「生成AIを用いて自然な顔表情変化を生成する」、「バッテリレス・ワイヤレス・センシングとその応用」の研究内容を展示・紹介しました。教員による研究紹介の様子 |
先輩による研究のデモンストレーション |
彼らのBuddyの一人である藍原君が報告してくれました。ここに彼の原稿をコピペです。英文などは翻訳サイトが行ってくれているはずですので、ノーチェックです。この文章も
Aihara, one of their buddies, reported to
us. Here is a copy of his manuscript. A translation site should have done
English translations, so I didn't check, including this sentence.
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7/8(土)にインドネシアとタイの学生と共に浅草と秋葉原に行きました.
On Saturday, July 8th, we went to Asakusa
and Akihabara with Indonesian and Thai students.
最初は浅草を訪れ、昼食をとり浅草寺と東京スカイツリーの麓に向かいました.
浅草では親子丼といちご大福を食べました.
スカイツリーは人が多く,登るのを断念しました.
インドネシアの学生は写真が好きなようで,たくさんの写真を撮っていました.
First, we visited Asakusa, had lunch, and
headed to Senso-ji Temple and the foot of the Tokyo Sky Tree.
In Asakusa, we ate oyakodon and strawberry
daifuku. We gave up climbing the Sky Tree because there were so many people.
Indonesian students seemed to like
photography and took many pictures.
その後は秋葉原に行きました.
秋葉原は人が多く写真を撮ることができませんでしたが,インドネシアの学生の1人は
「この瞬間を1番待ち望んでいました」と言い,とても喜んでいました.
After that, we went to Akihabara.
Akihabara was too crowded to take pictures,
but one of the Indonesian students
"I've been waiting for this moment the
most.," he said with great joy.
外国人と出かけて交流するのは初めてでしたが,留学生の皆はとても気さくで,観光しながら仲良くなることができました.
東京観光を楽しんでいただけたようで,とても嬉しく思います.
It was my first time to go out and interact
with foreigners, but all the international students were very friendly and I
was able to make friends while sightseeing.
I am pleased that all internship students
enjoyed sightseeing in Tokyo.
7月7日(金)にACM大学対抗プログラミングコンテストが開催されました。この大会は3人1組で参加し、与えられた問題を速く解く競技です。今年はソフトウェア工房のメンバーの1チームが参加しました。
PCを使えるのは1チーム1台だけです。そのため、紙を使ってプログラミングをしています。
PCの前に座っている学生さんも紙に向かっています。未だプログラムの方針が経っていない状況でしょうか。今年は301チームが参加でした。ルールもコロナ禍前に戻っています。結果は、2問正解の141位です。お疲れさまでした。
6/11(日)に、予約制のオープンキャンパスを実施しました。情報工学科の公開・展示に多数の来場者が、いらっしゃいました。
情報学部共通の実験室において、学科紹介ビデオ上映、授業で使う大学推奨ノートパソコンの説明、開講学年や授業科目間の関係を示すカリキュラムツリーについて展示・説明しました。
神奈川工科大学ではキャリア就職課を中心に、教職員で学生の就職活動の支援をしています。特に就活が本格化する3年生の前期から就活セミナーという形で様々な支援がなされています。
この大学全体のセミナーに加えて、本年度は、5月のこの時期に学科独自の就活セミナーを開催しました。本年度からインターンシップ制度の見直しがあったことを学生に周知するとともに、インターンシップが本格化する前に、情報工学科の学生に特化した就活のポイントを伝えることを目的とした開催です。
セミナーでは、キャリア就職課の根岸課長代理から、まず、大学の支援体制やインターンシップの活用方法の紹介がなされました。
![]() |
就活セミナー模様 |
そのあと、既に内定を獲得した4年生から、インターンシップの活用方法を含めた、就活体験談の紹介をしてもらいました。体験談の紹介は質疑応答形式で行ったのですが、質問としては、
といった、まさに学生が知りたい内容をお題として答えてもらました。就活セミナーに協力してくれた、塩野研究室所属の宮下君、松本・鈴木研究室所属の小林君からは、丁寧に、かつ、具体的に回答をしてもらいました。
![]() |
4年生の就活体験談 |
教員として聞いていて、印象的で、学生の皆さんにとっても役立ちそうな回答としては、
といったものがありました。
学部の3年生、修士の1年生にとっては、これから約1年間の就職活動が始まります。納得できる就職先が決まるように、学生の皆さんには、計画的に就活を進めてほしいと思っています。教職員一同で、しっかりとサポートをしていきたいと思っています。
今年もIT夢コンテストを開催します。募集は4/1から開始しています。
2011年から開催し今回で第13回目となります。毎年約50校、200作品程度の応募があり、たくさんの中学生・高校生・高専生が熱く夢を語ってきました。
全国の中学生・高校生・高専生のみなさん、ITで実現できる未来の社会や新たなサービスに関する「夢」を語ってください。壮大な夢でも目の前にある夢でも何でもOK。自由な発想で出したアイデアを応募してください。
「自由な発想でと言われてもなぁ」と思った人、 大丈夫! 公式ホームページには過去の予稿集をはじめ、ヒントがたくさん載っています。応募フォーム作成のコツもあります。このブログにも、これまでのIT夢コンの模様や、創造性のあるアイデアの作り方が載っています。このブログを「夢コン」で検索してみてください。
今年の最終審査は、前年(2022年)と同様にZoomによるオンラインでの開催です。オンライン開催ですので、今まで遠方だからと参加を見合わせていた方々も参加しやすい方式となっています。ぜひ、ご応募ください。
最終審査にあたってはプレゼンテーションを行ってもらいます。「うまく作れるかなぁ」と不安な人、大丈夫!事務局がサポートします。
たくさんのご応募、お待ちしています!
・募集期間: 2023年4月1日(土) ~ 6月23日(金)正午
・最終審査会:2023年8月5日(土)オンライン開催
・賞:最優秀賞(KAIT賞)(Amazonギフト券2万円)他
・ホームページ: http://yumecon.ic.kanagawa-it.ac.jp/
※なお、IT夢コンの開催は、今回で最後となります。皆様の応援、ありがとうございました。
4/5、6、7と3日間に渡って1年生を対象にした「フレッシャーズガイダンス」とKAIT Wevが実施されました。例年は、2日間なのですが、今年度は特別に3日間に渡っての開催になりました。
新任の若原先生のご挨拶 |
フレッシャーズガイダンスは、学部・学科によって行うことが異なりますが、情報工学科では第1日目が学科教員と学生、学生同士の交流を深めることを目的に行います。第1日目のクラスアドバイザー懇談会では履修アドバイスを行い、第2日目午前中と第3日目(今年度だけ)は教務委員とその経験者による履修質問コーナーや履修登録サポートを行いました。
K1-1201での履修質問コーナーの様子 |
教務委員経験者の教員の個別対応 |
また、第2日目の午後は、ピア・サポートの先輩学生が中心にKAIT WeVを実施しました。KAIT WeVは、学生が主体となり学生同士の交流を深めるのが目的のイベントです。(KAIT WeVの詳細については、こちらの過去記事をご覧ください。)
スクリーン右側が主催者のピアサポートの学生たち |
少人数のグループに分かれ、幾つかのゲームを行いながら、交流を深めます。最後は、マシュマロ・チャレンジを行い、グループで競い合います。
グループでのNGワードを言わない様に自己紹介 |
恒例のマシュマロ・チャレンジの道具 |
マシュマロ・チャレンジ用にタワーを作成中 |
最後に、全員で集合写真を撮って、終了です。グループで親しくなった「友達」は出来たのでしょうか。
全体での集合写真 |