9月は夏休みでゆっくりというイメージがありますが、受験生だけじゃなく、緊張感をもって活動している学生もたくさんいます。これはその一例です。
学会(FIT2023 第22回情報科学技術フォーラム(リンク)、電子情報通信学会ソサエティ大会2023(リンク))に参加、発表した学生がいます。ここでは、その模様を紹介します。
FIT2023
島田紘武
「U-Net を用いた電車走行音雑音除去のための学習モデルの作成方法とその評価」
初めての学会発表であったため不安で緊張してしまい,質問内容と回答が嚙み合わない等のアクシデントがありましたが,聴講者に自分の発表内容をきちんと伝えることができてよかったです.
今回は残念ながら賞をいただくことはできませんでしたが,他の学校の発表を聴いて自分の研究分野の知識を深め,資料の作り方や発表の仕方などを学ぶことができたため,今回の経験を今後の研究に生かしていきたいと思います.
夕方以降は大阪の街を観光する時間があり,大阪の食事や雰囲気を楽しむことができました.
藍原直大
「転移学習を用いた音源識別における画像変換手法とその性能比較」
外部発表としては2回目の参加でした.セッションの時間までは島田君や他の方の講演を聴講して,発表の参考にしました.私の参加したセッションでは20名ほどの聴講者が集まっていましたが,これまで行ってきた研究に自信を持って,落ち着いて話すことができました.聴講者や座長の方からは今後の課題としてのアドバイスをいただけました.
空いた時間では,大阪城や中百舌鳥キャンパスの近くの大仙古墳を観光しました.台風が近づいていたため途中で大雨に降られてしまいましたが,古墳の資料館等で雨宿りをして,大阪の歴史を知ることができました.
あいにくの雨だったようです。
ソサエティ大会
藍原直大
「画像変換手法を用いた室内音環境識別の精度向上に関する検討」
ソサイエティ大会では前回のFIT同様に落ち着いて講演することができたと思います.今回は多くの質問やコメントをいただき,今後研究の参考になったと共に,学会という場の良い経験をすることができました.特に,質問に対して補足資料を用いた回答をする場面があり,想定質問を用意しておく必要性を改めて感じました.
今回は名古屋での学会ということで,名物のみそかつを食べ,空き時間には名古屋城を観光しました.
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俗にいうところの有力大学の先生とも議論をすることができ、よい経験にもなったと思います。これからが卒論の正念場、今回のことを励みに、さらに3月ではより進捗した内容を発表できることを期待しています。
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