2016年8月30日火曜日

ぼっち料理

お久しぶりです。
五百蔵研の1412号です。

最近は4年生が研究室にいることが少なく、とてもさみしいとともに
日常のブログ掲載がおろそかになっていたため、一人クッキングしてみました。

作った料理は某料理マンガで登場した
カレーリゾットオムライスです。
使った材料たち
いざ調理!
たまねぎを細かくし、鍋で火を通し始めます。
鍋の様子
そこに肉やカレールウ、水、米などを全部ぶっこんでいきました。
鍋の様子ver2.0
これを煮詰めて卵を焼いたらできあがり!!
完成!
卵がきれいでないのは私のせいではありません、べったりくっつくフライパンのせいなのです。そうなのです。間違いないのです。
ソースはオイスターソースなど混ぜて作りましたが、
ちょっとかけすぎました…

味はとてもおいしく、ソース抜きでも味がしっかりしてるくらいでした。


さて、ここまで坦々と調理の画像のみで普段と様式が少し違うと思った方、
おそらくこのブログの常連様かと思います、ありがとうございます。

ただ、他に人が研究室におらず、一人で作っていたため、
どこか寂しさを感じてしまう記事となってしまいました。

次回こそ賑やかな様子を皆さまに発信できるよう努力します。

ではまた、月光の光の中で・・・┏(○ω・)
学生さんからの投稿です。ありがとうございます。

2016年8月29日月曜日

IT夢コンのその後

 7/30(土)に本学で決勝審査会が開催され、最優秀賞(学長賞)などが選出されましたが、

公式ホームページはこちら
(当日のプレゼンの動画や写真もアップしています)
ポスター発表の様子はこちら
 
 参加してくれた生徒さん、引率の先生、応援に来てくれた保護者の方、友達にとって、思い出に残る審査会になってくれれば、と思っています。その中で、参加してくれた高校もこのコンテストの結果を、学校のホームページで紹介してくれています。

 
 
我々が学校のホームページから確認できた記事をここで紹介したいと思います。
■筑波大学附属桐が丘特別支援学校
記事はこちらです(リンク)。
最優秀賞(学長賞)を受賞されました。動画のリンクまで貼ってくれています。主催者としても非常に嬉しいです。

■宇都宮白楊高等学校
記事はこちらです(リンク)。
電算機部の活動の中で紹介されています。部活動して、本コンテストを利用してくださっていることがわかります。

■浜松城北工業高等学校
記事はこちらです(リンク)。
こちらはコンピュータ部の活動の中です。本コンテストが教育の現場で役立っていることが確認できます(^_^)

■熊本高等専門学校
記事はこちらです(リンク)。
事実を的確に伝えていただくともに、全体の記念写真も掲載いただきました。

 特別審査員の蒼あんなさんとれいなさん。初回から審査員を務めてくれています。その的確な質問と生徒さんへのあたたかな気配りは学長も高く評価しています。
 
まだ、抜けがあると思います。個人的に、「IT夢コンテスト、敢闘賞でした 疲れたし、みんなレベル高かったww 」とツイートしてくれた生徒さんもいました。

我々も終了後は、(まじめに)反省会を行い、よりよいコンテストにすべく努力をしています。来年も多くの学校から多くの生徒さんが応募してくださるよう、お願いいたします。

 
 
 

 

2016年8月25日木曜日

手話動画コーパスの作成を進めています(続)

 手話認識技術への寄与を目標に、学生は熱心に夏季休暇中も取り組んでいます(修士、進学予定者は当然ですね)。ということで、最も重要な手話動画のデータ取得を行っています。

 本案件遂行責任者のM2の柴田君が寄稿してくれました。株式会社ケイ・シー・シーさん(リンク)の手話動画製作を担当されている小林さんに協力をいただいています。その会社へのクイック報告?をかねているとも思われます。
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本日、手話認識の研究で使うための手話動作撮影を行いました。

前回は5/11(http://blog.cs.kanagawa-it.ac.jp/2016/05/blog-post_31.html)に撮影を行いました。今回はさらに15種の単語、手話者3人を新たに加えて追加撮影を行います。本日はその2日間の内の1日目でした。



 
撮影するに当たり前回と同様に小林様(ケイ・シー・シー)(http://www.kcc.co.jp/)に監修して頂くことで、正確なデータを採取することができました。手話の微妙な動きや速度による意味の違いは素人ではわからないことが多々あります。そのためわずか15単語でも監修下での撮影は大いに意味があったと感じました。


 
我々の撮影したデータは手話のコーパスとしての意味があります。よって定めた単語を定めた回数分撮ることはとても重要です。今回は前回に比べて取得データが多く時間も限られているため、ミスなく・効率よく撮影しなければなりませんでした。(HIRO追記:機械学習のために、単語一つひとつにつき、多数の動画取得が必要です。人によって、動きが若干異なることを考えると明らかです。また、同一人物でも全く同じ動きを再現できません。)
 

今回は1単語の撮影を終え、その動画を小林様と小澤君で確認している間に、次の単語の動きを手話者に確認してもらうことで効率よく進めることができました。予定していたスケジュール通りに進めることができたのは、昨夜何度も撮影練習を行った成果だと思います。

 
 
また、今回の撮影にはもう一つ大きな目的があります。それは4年生の小澤君が主導して撮影することが出来るようにすることです。私は今年度で卒業のため、やり方を覚えてもらわなければ来年以降研究を続けることができません。今回は小澤君に撮影準備から撮影のメインまでの一通りを務めてもらいました。今回得たノウハウをぜひとも今後生かしてほしいと思います。
 

 

(データ取得に協力してくれている紅一点の成岡さん。私には、覚えられないような動きも多々あります。協力に感謝します。HIRO追記)
 
 
今回も忙しい中、小林様には撮影に協力して頂きました。今回撮影したデータと前回のデータを使いCEATECでデモ展示をする予定です。そのため責任感を持ってCEATECの展示を行い、今回取得したデータを用いてアウトプットを出すことが我々の責務だと思っています。

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今大きな話題となっている機械学習(ディープラーニング(深層学習)もこの一つ)を使って手話の自動認識(要するに、コンピュータによる認識)を行います。コンピュータの学習のために、多くの手話動作のデータが必要となります。学習が重要かつ、時間も要するのは人間もコンピュータも同じです。要するに、たくさん学習した方がよい性能が出るのは、人間もコンピュータも同じってことですね。決して、読者の方へのイヤミではないので、念のため。でも、コンピュータには過学習という問題もあります。要するに、勉強のしすぎです。人間にはないと思いますが・・・。少なくとも我々には。
 
 

2016年8月23日火曜日

高校の先生の研究室見学

 今日の午前中は台風の影響で風雨が強く、本学に来られた先生方も大変だったと思います。しかし、予定は予定です。予定通り、先生方はお見えになりました。夏休みだからこそ、このような見学ツアーを企画、実行できるのだと思います。

 
こちらは海老原君が、自分の研究テーマを説明しているシーンです。実際に発電している様子や、(まだ最終形態にはなっていませんが)ホームぺージでの発電電力のランキング表示(リンク)(まだ、仮設ですが)を見ていただきました。ランキング表示には感嘆の声がありました。彼も単に口頭で説明するのではなく、実際に見ていただくことの重要性を改めて認識したものと思います。

 
こちらは金田君が、自分の研究テーマを説明しているシーンです。こちらでは、多くの質問が出ました。金田君は、手際よく回答していました。話が上手ですね、とはお帰りになるときに先生が私に残したコメントです。中身も立派だったと思いましょう。

 

 二人ともきちんと説明していました。前段と後段では私も説明しましたが、彼らは話は私よりも上手だし、私のように思っていること、思ったことを相手の立場を考えずに好き勝手に言わない点は立派です。私よりも安心して任せられます(本当です)。高校生への説明もよいですが、先生方に説明する機会はそんなにないので、いい経験になったと思うし、ましてや高校の先生への説明、ということで何らかの感慨もあったと思います。つい、数年前までは一方的に教えられる立場にあったので。まぁ、院生ともなると大学教員には、いろいろと教えることも多いですね・・・相手が私だからかな。まぁ、それならそれでいいけど。

 

2016年8月22日月曜日

オープンキャンパスでPepperを展示しました

 およそ2ヶ月ぶりの投稿です。ソフトウェア工房の浦野です。
 今月(7月)の24日は神奈川工科大学のオープンキャンパスでした。今回のオープンキャンパスではソフトウェア工房も参加して、日々の活動の成果を展示しました。その中からPepperアプリの開発をしている、我々PEPPER_MILLのオープンキャンパスでの展示の様子を紹介したいと思います!
ソフトウェア工房前に出していたPOP

 今回のオープンキャンパスでソフトウェア工房からは、写真のPOPにある5つのプロジェクトが展示をしました。POPにPepperくんを描いてみましたがコレジャナイ感がすごい。
 さてさて肝心の展示内容ですが、PEPPER_MILLからはPepperの展示と目下制作中の会議支援アプリのデモンストレーションを展示しました。ちなみにデモンストレーションは実機ではなくエミュレータを使いました。工房のPepperくんがAndroid Studioに対応するまでお預けです(5月19日にソフトバンクからPepper SDK for Android Studioの発表が有りました)。待ち遠しい・・・
 今回デモンストレーション及び企画展示をした内容は、Pepperに会議のサポートをしてもらうというものです。ひとつは会議の時間を管理するためのタイムキーバー機能。もうひとつは会議が白熱して収拾がつかなくなる前にPepperに制止してもらおうというものです。展示を見てくださった保護者の方の中には、このサポートを絶賛してくださった方もいらっしゃいました。頑張って開発を進めたいと思います。
アプリのデモとPepperくん。別のアプリで遊んでいます

 上記の通り会議サポートアプリを実機で紹介できないので、Pepperくんの展示は普段通りの様子を見てもらうことにしました。お客さんの反応はというと、やはり近くで見るPepperくんに興味津々の様子でした。中には初めてPepperくんを見るという方もいらっしゃったので、Pepperくんを展示できる機会があってよかったです。
Pepperくんと記念撮影
Pepperとの接触を試みています


 Pepperくんと遊んでくれた方の中には、「Pepperがちょっとこわい」と言っていた方もいらっしゃいました。パーソナルロボットとして開発されたPepperくんに対して様々な感情が生まれてくるのはとても面白く、また嬉しいことですね。
 最後に、写真撮影に協力してくださったオープンキャンパス参加者の皆さんありがとうございました。この展示が少しでも進路決定の役に立てれば幸いです。
学生さんからの投稿です。ありがとうございます。 Pepperネタは結構増えましたね。よろしかったらほかの記事も見てください
  • Pepperが結婚式に行きました(リハーサル編) (リンク
  • Pepperが結婚式に行きました(本番編) (リンク
  • Pepperで人は興奮するのか!? (リンク
  • Pepperと遊んでみました (リンク
  • Pepperマジシャンになる (リンク
  • Pepperとセッションしてみました (リンク
  • Pepperアプリケーションを作成しました (リンク
  • ソフトウェア工房にPepperが来ました (リンク

2016年8月20日土曜日

納品はされたものの・・・

 先日、納品はもうすぐ -人力発電バイク-という記事をアップされてもらいました(リンク)。そして、確かに納品の日を迎え、納品していただきました。

 これからは、エビちゃんの独断場、システム設計、開発者の手による結合試験、研究室内での初期運用、そして学内運用というストーリに向けて最短距離でやっていく予定だったところです。この表現から、何か起こったのか?と感じた読者の皆様の感性は正しいです。

 
システム構成要素は、人力発電バイクだけでは当然ないです。左側に見えるのは、発電電力を効率よく蓄電池に充電するための制御回路や発電電力をセンシングしてインターネット経由でクラウド内へ格納する装置などです。


 よい感じでバイクを漕いでいたのですが、途中から全く充電できなくなりました。原因は何か?システムを担当している(要するにシステム全体を把握している)エビちゃんの出番ですね。不具合の原因となっている箇所を見出す必要があります。


 
まずは、原因は発電バイクではなく、こちらの充電制御回路に問題があることを確認しました。では、次にこの回路のどこに問題が生じているのか?ってことになります。という具合にやっていって、故障箇所は特定できました。


 最短距離でやっていく、ということからの軌道修正が必要となりました。ここからがある意味、実力が露呈することになるし、柔軟性も要求されます。全てのトラブルは、自分の肥やしになる、と前向きに捉えてやってほしいものです。まぁ、楽観的な彼なので、その点は(のみ?(^_^))心配していません。

2016年8月15日月曜日

昼と夜の顔 -大学の風景-

 人間にも昼の顔と夜の顔があるように、大学にも昼の会と夜の顔があります。意味の深いことを言っているわけではないです。そのようなことを問題提起?、論点?にできるほど、深い造詣?は持ち合わせていません。

 もうかなり前になりますが、大学の昔と現在の風景の相違の写真をアップしたことがあります(リンク)。月日の経過による風景の変貌をみると、何とも言えない心境になることも多いですね。成長を実感するというよりも、ノスタルジックになることが多いように思えます。浪漫派だからでしょうか?(そんなことはあり得ない)

 一方で、昼の顔/風景と夜の顔/風景の相違はどうでしょうか? ここでは、本学の昼の風景と夜の風景をアップします(本学のホームページは見る時間帯で、バックの風景が変わるようです)。夜というよりも日暮れ直後と思われますが・・・


 
こちらは昼の風景

 
 

そして、こちらは夜の風景

 残念ながら、全く同じ構図というわけではないようです。大勢に影響はないですが・・・。ちなみに、私は細かい男ではないので、念のため。授業が終わり、研究室に明かりがついています(情報学部の上の部分)。看護学科の棟は、全ての部屋に明かりがついています。実習か何かが延びているのでしょうか? 明かりがより温かな色であれば、雰囲気が出ますね。でも、ここはあくまで教育と研究をする大学なので・・・


 月日がこの光景をいずれの日にか学生、教職員にとって思い出の風景にするのでしょう。それにしても、情報学部は建ってから10年経過していますが、いつも新鮮に見えるのは驚きです。

 

2016年8月9日火曜日

納品はもうすぐ -人力発電バイク-

 エビちゃんが担当している創生電力マネージメントシステムですが(リンク1リンク2:いずれも古い記事ですみません)、いよいよその中心コンポーネント(と、言ってよいかな?)が出来上がりつつあり、今日8月6日はその試作をお願いした会社さんへ納品前の確認に行ってきました。

さっそく漕いでみる海老原君。種車は折りたたみ式の自転車で、発電部分は自転車の後ろの部分です(仮称:人力発電ユニット)。写真後ろの方が、今回いろいろ議論し、試作をお願いした遠藤さん。以前も発電バイクの製作の経験があるとのことですが(これが3台目とのこと)、これでやっとまともに発電バイクと言えるものができた、ということでした。納品日を相談したとき、「世間には、お盆というのがあるのを失念していました。すみません。」ということで、技術に思考を集中した職人の匂いがぷんぷんの方です。別途試作している充電制御器へのヒントもいただきました。ここにあわせてお礼を申し上げます。

ペダルの回転速度と発電電圧の関係の設計値との一致を確認するために電圧計を接続しようとしているシーンだったと思います。きちんと一致していました。そうならないと困るので、当然といえば当然なのですが、やはり嬉しいというか安心します。


技術的な詳細は企業(いや、大学)秘密で申し上げられないのですが(そんなことはありません。論文執筆のときは正直に書きます)、やはり特徴的なことは、通常の発電バイクとは異なり、発電効率の高い風力発電で用いられている発電機(白い円板)とフライホイール(光っている円板)を導入したことですね。発電機に関しては、以前訪問していろいろご教示いただいた専修大学の綿貫先生のおかげです(リンク

 あとは、先に納品された充電制御器を含めたシステム結合試験(ここで、エビちゃんが試作したハード、ソフトも統合します)によって、動作を確認します。夏季休暇中は、研究室で運用しますが、その後のECO推進室での本格運用に向けて、マニュアル等を完備していくとともに、外部展示会への出展準備をしていきます。

2016年8月8日月曜日

OB来訪

 卒研生の小澤君が先輩の来訪を記念?して、ブログ記事として残してくれました。ここに、投稿します。研究室は常に開かれた空間であるべし、ということで、OBがなにかにつけてきてくれることは嬉しいことですね。ちなみにこの研究室は、まだOGはいません。今年度初めてOGが生まれる予定です。

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先日8/7()OBM先輩、N先輩、Y先輩の3人がいらっしゃいました。

M先輩とN先輩は去年度卒業なされた院生で、優秀な実績を収めたことでそれぞれ奨学金全学免除、半額免除となりました。本日はそのごあいさつに本大学におこしになりました。

右から順番にM先輩、N先輩、Y先輩
 
 田中研究室では、OBがいらっしゃった時には飲み会を行うことがあります。本日は夏に定番のそうめんとおかずに回鍋肉を作りました。またS先輩がトロントの土産であるアイスワインを開けてくださいました。アイスワインはシロップのような甘く、ねっとりとした舌触りでした。

 

研究室では、テーブルが汚れないように新聞紙を敷いて料理をします。新聞紙が無かったため、田中教授の部屋から新聞紙を慣れた手つきで持ち去るM先輩。


 

そうめんで乾杯


 
アイスワイン開けるS先輩

 話は変わりますが、本日は「あつぎ鮎まつり花火大会」が神奈川工科大学の最寄りの駅通り近くで行われました。カップルがお祭りを楽しむ中、彼女がいない男7人は寂しく…優雅に研究室でディナーをしました。

2016年8月5日金曜日

チュラ研修生の帰国 Return to Thailand of Chula Students

 5/26に来日した(リンク)研修生が帰国の日(8/4)となりました。彼らは、帰国後の翌週の月曜日から新学期とのことです。夏休みの全てを日本で過ごしたことになります。2か月半に渡ったKAITでの生活はいかがだったでしょうか。
   The day (8/4) of returning to home country has come for Chula students who came on 26th May (link).  I heard that a new semester starts from next week, that is, this week.  Therefore, they spent their whole summer vacation in KAIT and Japan.  I am wondering how they feel and what they think during two and half months in Japan.  


空港に向かうバスの前で、最後の記念写真。来日時よりも荷物は多くなっていました。
This is a final memorial picture taken in front of the bus bound for Haneda airport.  The number of their luggage is increased compared with the time of arrival in Japan.

晴々した表情ですね。日本滞在は、彼女たちの夏の思い出になったと思います。
All their faces are bright and shining.  I believe that stays in Japan become their good memories.

お別れの会話?をする二人。前日には手紙もいただきました。その内容は、私の心の中だけにとどめておきたいです。
This is a scene of the last conversation between the two.  A letter was given to him in the day before.  I want to keep the contents of the letter secret only in my heart.

見送りのシーン。出発は早朝でした。左のお二方は国際課の方です。軽トラックを運転して、彼らの宿舎からトランクを2往復して運びました。そのような、目に見えない対応がこの研修を支えています。心から感謝したいと思います。
This photo is the scenery of seeing them off including persons of international section.  The departure was an early time in the morning.  The director of international section drove a light truck to carry their luggage from their dormitory by two round trips.  Such invisible efforts and treatments contribute to the success of this internship program.  We want to express thanks to them.

 

■番外編
Appendix (Coffee break)
  最終プレゼン後の研究室ゼミの様子です。最終プレゼン後の週末を利用して関西旅行を行ったということで、報告してもらいました。
   This is a kind of seminar of one lab.  I asked them to make a report of sightseeing tour to Kansai area in a weekend after final presentation. 


彼女たちからお土産としていただいたケーキを食べながら
We listened and talked each other eating a cake bought as a souvenir for us.

こちらが、報告者であるMs. PearMs. Kel。深夜バスを利用して行ったようです。彼女たちの積極性は見習う必要があります。
The reporters are Ms. Pear and Ms. Kel.  They used a night shuttle bus to Shin-Osaka.  We must learn their aggressive attitude.

大阪城のシーンです。古い質問で、誰が大阪城を築城したのか?というのがあります。大工さんという回答例がありますが、そこそこ受けました。(英語との対応が全くとれていません。書いた時間が違います)
They visited the Osaka castle.  I gave them one question.  Who built the Osaka castle?  This is a frequent quiz from the era of my childhood old days.  Of course, they don’t know.  I taught them the answer, carpenter.  I was satisfied with their smile.  Maybe it was true smile not sneer.
 
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 お互い母国語でない英語によるコミュニケーションで、ここまでやってきました。来日当初に比べると意思疎通は格段によくなったように思われます。これは英語力が向上したという意味ではなく、お互い何となく気持ちが理解できるようになったこと、互いの思考パターンが理解できるようになったためと思われます。
   We had tough time each other, at least not easy time. Since English is not our mother language, there is some barrier for communication.  However, communication between us becomes smooth compared with the time of their arrival. This is because our feeling and way of thinking can be understood without words, it is not due to raising the English ability.

 というわけで、長いようで短かった、短いようで長かった(どちらも正しい)研修も終了しました。前にも書きましたが、お互いにとって決して楽なものではなかったと思います。少なくとも、我々は研修内容の準備などで大変でした。しかし、彼女たちのおかげで研究課題に加速がついたことは嬉しいことでした。何よりも、手紙の中につまった彼女の思いが、この研修の意味と意義を証明しています(大げさ?)。
   The internship program has just finished.  The period seems to be long and short, both seem to be correct.  As I wrote, this internship was not easy for both of us.  At least for us, there are many difficulties such as preparation of their internship theme.  However, it brought us big fruits.  Thanks to their activities, we got acceleration in our research problem.  Anyway, the contents of the letter she game me is a proof the meaning and significance of this internship program (Exaggeration? ). 
 

2016年8月4日木曜日

チュラ研修生最終発表会の番外編 -チュラ教授の研究室見学- Extra Episode of Final Presentation of Chula Students -Lab Visits of Chula Professors-

 チュラ研修生の最終発表会にチュラの先生方が参加してくださったことは、既に本ブログで報告しました(リンク)。本記事は、その番外編です。チュラの先生方が研修生の発表会に来ていただいた機会を利用して、実際の現場、要するに所属研究室で実際に彼ら/彼女たちが取り組んでいる内容や研究室の雰囲気、環境を見ていただきました。その報告です。
  The article of the final presentation of Chula students has already uploaded in this Blog (link).  This article is an extra episode of the final presentation.  Since Chula professors came to KAIT to attend the final presentation, we prepare the opportunity to observe their internship contents, atmosphere and environment of the labs they are belonging to.  This is its report.


研究室にお見えになった3人の先生(SudaAranChawan先生)と説明をしているMs. PearMs. Kel。タイ語で話をされているので、詳細は分かりません。しかし、先生方から多くの質問がでて、それに答えていましたので、満足してもらえたと信じます。
This is a photo in which Ms. Pear and Kel explained their activities to Chula professors, Suda, Aran and Chawan.  Since they are talking in Thai we could not understand what they were talking about.  However, I believe that three professors are satisfied with their activities because there were many questions and answers among them.


椅子に座っていただきました。熱心に彼女たちの説明を聞いていただきました。当方も嬉しいことです。
I prepared the chairs for them.  Three professors eagerly listened to their explanations.  I was very happy to see it.


さらに、嬉しかったことは、彼女たちが自分たちの取り組んでいることだけではなく、研究室で取り組んでいる他のテーマについても説明してくれたことです。また、それについてもチュラの先生が質問してくださいました。彼女たちが、Kazu、って担当している学生に屋内測位システムの説明の支援を求めていたのは、嬉しくもあり、・・・複雑な思いでもあります。私が知らないうちに、そんなに仲良くなっていたのかって(^_^)。
To make me happier, Ms. Pear and M. Kel tried to explain the research themes of our lab in addition to their theme.  Chula professor also asked some questions to them.  She called “Kazu” to ask his help to explain the indoor positioning system.  It was pleasure for me, but it brought me some complicated emotion.  Their friendship was deepened while I did not notice^_^.


 実際に研修している現場とその環境を見ていただくことは、何よりも理解を深めることと思います。チュラの先生の立場としても若い学生を、異国の研究室に送り込むことは心配なことでもあると思います。その意味で、実際の現場を見ていただけたのは何よりよかった、と思っています。来年は、より安心して学生さんをお送りいただけるものと信じます。
  I believe that observing the real internship field and environment in the lab deepen the understanding the contents of their internship program.  Chula professors might have some worries, because they send young students to the lab in foreign country. In this meaning, I think that it was good to prepare the chance to observe the lab to the professors.  This leads to release the worries of Chula profs and to send more students to KAIT with relief in next year.

 

2016年8月3日水曜日

OC731

先週に引き続き,7月31日にオープンキャンパスが開催されました.
情報工学科では,以下のイベントが開催されました.
  • 系統別ガイダンス
  • 情報学部3学科共通コースガイダンス
  • 研究室公開(松本研究室,田中哲雄研究室,宮崎研究室)
  • 学科相談
以下に,それぞれについて報告します.

—系統別ガイダンス—

系統別ガイダンスでは,情報学部長の松本教授より,情報工学科に関して以下のような説明がありました.
  • 情報学部3学科内での情報工学科の位置づけ
  • 情報工学科がカバーする技術・研究領域
  • 4つのコースで学習する内容や習得する技術など
  • 入学後のサポート体制
  • 入学後のカリキュラム
  • 就職に関するサポート体制やOB,OGの就職先紹介
  • 情報工学科で力を入れている取り組み(ピア・サポート,研究成果の学会発表など)
松本教授による学科説明

—情報学部3学科共通コースガイダンス—

情報学部3学科共通コースガイダンスでは,“スポーツ情報科学コース”と“サウンドコミュニケーションコース”の説明がありました.ここでは,スポーツ情報科学コースのガイダンスについて報告します.

スポーツ情報科学コースのガイダンスでは,情報工学科の谷代教授より説明がありました.今年度から新しく設置されたコースですが,関心を持たれている方が多く,20名程度(内,高校生は10名以上)参加してくださいました.
  • スポーツ情報科学コースに関する説明
  • 競技スポーツにおけるICT利活用の事例
  • スポーツ情報科学コースで学習する科目
  • 現在想定している就職先
谷代教授によるスポーツ情報科学コースの説明

コース説明のあと,7月24日の際にも行いましたが,セミナー生(3年生)によるデモも行われました.ゴルフのクラブに計測機器を取り付け,スイングしてボールを打つと,そのスピードや軌跡のデータがスマートフォンへ送信され,スマートフォンのアプリでそのデータを解析し,スイングの善し悪しを判定するというものです.学生のデモのあと,参加してくださった方にも体験していただきました.大変興味を持ってくださったようでした.
ゴルフのスイング計測体験

説明とデモのあと,何人かの高校生,ご父兄から個別に質問や相談を受けました.学科とコースの関係や入試方式による質問がありました.スポーツ情報科学コースは,以下の入試方式での受験が可能です.
  • AO入試(適正評価方式)
  • AO入試(実績評価方式)
  • 一般入試(A日程,B日程)
  • センター方式
個別質問

—研究室公開—

3つの研究室が公開されました.それぞれの研究室で取り組んでいる研究の紹介や研究成果によるデモなどが行われました.
  • 松本研究室
“視線”に関する研究の説明

大盛況です

  • 田中哲雄研究室

相談コーナで相談を受ける高校生

研究の紹介パネルを熱心に読む高校生
  • 宮崎研究室
スランプラリーのスタンプを押します

Kinectを用いた研究デモ

—学科相談—


学科相談コーナーは,いつもの通り,情報学部棟2階で行われ,多くの方が相談に来てくださいました.相談では,情報学部3学科の特徴に関する質問や一般入試の問題,AO入試の入試方式の違い,AO入試でのスポーツ情報科学コースの受験方法,また教職免許に関する質問や入学後の科目内容と勉強の方法に関する質問などを受けました.
辻教授による学科相談

オープンキャンパスへのご参加,ありがとうございました.
次回のオープンキャンパスは,8月20日(土)です.皆様のお越しをお待ちしております.