2013年4月30日火曜日

卒業生と飲みました

隣の研究室の学生さんですが、遊びに来てくれました。かつての指導教員の研究のお手伝いに、大学に来てくれたようです。「手ぶらではなんですから」と言って、会社のグッズを持ってきてくれました。
アンリツ株式会社のマグネットと
「4色ボールペン+シャーペン」です。
お土産はもちろんうれしいですが、まず、それ以上に、卒業後も訪ねてきてくれるのは嬉しいです。しかも余所の研究室の学生が訪ねてきてくれています。もっと嬉しいです(^_^)。うれしいことだらけです \(^_^)/。

情報工学科の魅力の一つは、OB、OGが卒業後も訪ねてきてくれることです。 全ての訪問を載せているわけではないのですが、ブログに訪問の様子が載っています。見てみてください(検索)。


あまりの嬉しさに、卒業生を飲みに誘ってしまいました。一応、指導教員にも許可を取りました。すると、指導教員も来ていただけるとのことで、3人での飲み会になりました。私がごちそうするつもりだったのですが、卒業生の指導教員の先生に、私までごちそうになってしまいました m(_ _)m。


是非、また遊びに来てください。今度は僕が驕ります。また、このブログを見たOBの皆さんも遊びに来てください。おごります。

そういえば、おごり抜きで3件ほど、OB、OGに誘われているのでした。タイミングが合わずとん挫しているのですが、順番に会える機会を作っていきたいと思います。もう少しお待ちください m(_ _)m。

2013年4月27日土曜日

OBがやってきた!!!


 今年3月に修士課程を修了した秋山君が来てくれました。先輩の(立派な)仕事を継承、発展させる、というのが研究室の基本スタンスです。立派でない仕事は、当然継承しません、できません。

 秋山君がやってきた仕事は、この研究室の主力テーマになりました。現在所属している院生、卒研生もこれを発展させる、あるいはこれを利用するテーマに取り組んでいます。そのため、今も彼に聞きたいことや指導を受けたいことが山ほどあるようです(私ではなく、彼と言うのが実態。これでいいのか???)。このため、連休初日の今日、彼が研究室に来てくれました。


マイコンに書き込んだプログラムの動作を確認しているようです。オシロスコープの機能を使い倒しています。私も彼からいろいろ教えてもらいましたが、失念しました(残念!!!)。

現場にて。修士1年の屋良君と。動作不明な現象を説明する屋良君。きちんと伝えることができていますか?コミュニケーションが大切、というのはまさにこのような時です。単にしゃべるのが上手、という意味ではなく、必要なことを論理的に、簡潔に表現することがポイントです。その意味で、基本的な技術力や洞察力が必要なことが前提となります。何もなく、しゃべりだけだとすぐ飽きられます(一発屋の芸能人のことではなく)。

見学者?の方々。右端の学生は現在3年生の舟橋君。土曜日の特訓講座の帰りに、資料を返しに研究室に来ました。そのついでに見学、という感じかな。

研究室で撮影のためのポーズをとるメンバー諸君。今日来ているメンバー全員を撮影しようとしたら、どうしても集まってもらう必要があり、このように不自然な感じになってしまいました。特に右手前の布施君からは、読んでいるフリがひしひしと伝わります。

番外編
 
 
 
 
 
 学生指導後は、壊れたタイムカードの修理までやってくれました。本当に彼は技術が好きなのだと思います(技術おたくではないので、念のため)。直しちゃいました。もう購入手続きしたのに・・・。彼を見ると、「学ぶものは好むものに如かず、好むものは楽しむものに如かず」という言葉(要確認です。間違えていたらご容赦!!!)を実感します。
 彼から引き継いだ仕事が遅れに遅れ、この連休中にカバリングしなければ、・・・と思っています。カバーする、と学生に約束しています。本当にできるのか?という不安がありますが、学生諸君も頑張っています。彼らに引っ張ってもらって、ゴールデンウィーク終了時は、開放感に浸りたいものです。
 
 
補足)
 去る3月6日(訂正:4月の誤りでした)には昨年大学院を卒業した篠原君が来てくれました。そのときもHELPを兼ねた来訪でした。ブログ掲載用の写真をとるのを失念したため、掲載しませんでしたが、彼にも感謝の意を表したいと思います。



LED栽培された食材

情報学部棟の12階にカフェテリアがありますが、そこで変わった食材(葉野菜)がメニューの一部で提供されていました。
カフェテリアでのメニュー
本学の応用バイオ科学科で、LED栽培(LED照明でなおかつ水耕栽培)された葉野菜のようです。どこで、栽培されているかというと、C6号館の1階にある設備のようです。「植物工学センター(Plant Technology Center)」と看板が出ています。
C6号館1階の植物工学センター
怪しい色(^_^;)の照明ですが、きっと植物の成長には、最適なんでしょうね。栽培された食材の味は、どうなんでしょうね。食べてみた方の感想を求めます。
LED照明での栽培の様子

2013年4月26日金曜日

指定受信リストにメアドを入れたのにメールが届かないときの対処方法(au)


私はauの携帯電話を使っています。最近「会員登録したのにメールが届かない」ということが良くあります。もちろん、ドメイン指定解除はしています。それでも届きません。同じ悩みを抱えている人がいると思いますので、対処方法を書いておきます。

メールを確実に届いてほしいときは、auの場合、通常の指定受信リストではなく 「指定受信リスト設定(成りすまし・転送メール許可)」にすると良いです。手順を書いておきます。画面はiPhoneです。

iPhoneの場合、まず「メッセージ」で、「#5000」 あてに「1234」という内容のメッセージを送ります。すると、すぐにメール設定用のURLが返ってきます。ここをクリックします。ガラケーの場合は、「メール設定」というのがメールのところにあります。

URLをクリックすると飛ぶ画面です。
「メールアドレス変更・迷惑メールフィルター・自動転送」 を選びます。

迷惑メールフィルター
 「迷惑メールフィルター」 を選びます。
暗証番号を入力する画面です
 「暗証番号を入力し、「送信」ボタンを押します。
迷惑メールフィルターのメニュー画面です
 「指定受信リスト設定」を選びます。
「転送/なりすましメールを受信する場合はこちら」を選びます
 「 こちら」をクリックします「次へ」ではありません。
届いてほしいメールアドレスを書きます
届いてほしいメールアドレスを書き、「登録」ボタンを押します。


【補足説明】
  最近は、メールサービスを外注に出している会社(飲食店)が増えています。そして、外注先の会社名と、外注をお願いした会社名が違うため、なりすましと判定されてしまうことがあります。

 お店によっては、登録完了メールは届くけど、誕生日クーポンは届かないということがありますので、気を付けてください。実際に、この不具合があったのですが、気付くのに時間がかかりました。おそらく、登録完了メールと誕生日クーポンは、別々の手段で送っているようです。

 情報工学科および情報メディア科の先生のメールも、「パソコンからのメールを届かない設定」にし、「通常の転送許可リストに名前を登録」するだけでは、auの携帯電話には届きません。届いてほしいときは、この設定をしておいてください m(_ _)m。

追記(2013-09-01):
 説明の絵(最後から2枚目)が間違っていたので、出征しました。

2013年4月25日木曜日

モノを壊しました


 研究室の学生が、隣の研究室のものを壊しました。隣の研究室の先生から「反省の意を込めて、ブログに書きなさい。」というご達しなので、ここに書かせていただきます(泣)。
 
これが壊したタイムカードです。過去のブログでも紹介されています(リンク)。

 学生の私生活まで干渉はしません。しかし、時間管理ができないようでは、大学生として失格です。その意味で、当研究室でも隣の研究室の先生が購入したタイムカードを使わせていただいています。ライフログの取得という最近のトレンドに合致したナウい取り組みとも言えます。

現場検証の様子です。壊すことになった原因を確認し、再犯?を防ぐ必要があります。電動車いすの走行実験中に、タイムカードを置いているラックを倒したようです。しかし、車いすが壊れたわけでなくてよかった!!!(隣の研究室の先生には悪いけど、正直な気持ち)。

神妙に反省している(ポーズ?)二人。一ノ本君(左)と法月君。今年から始めているテーマなので、まずは、パソコンから車いすを動かすところから始めています。真っ直ぐ走行するように命令を入れても、・・・。

冷やかし?に現れた富上君が加わって。あまり反省していないようですが、それでいいのだ。いい加減な不注意が原因ではないので。失敗を恐れて何もしないことの方がはるかに問題です。


故障中ということで、記録ができなくなっています。早々に購入する予定です。

 私が学生の不始末ということで、隣の研究室の先生に詫びを入れたのは、言うまでもありません。日頃の行いもあるので、これでアイコという感じだと都合よく考えています(笑)。

自動販売機の推奨

「検索」は利用者が興味のある言葉を入力し、その検索結果を返す技術です。「推奨」は、利用者が何も入力していない状態で、利用者が興味のありそうなものを提示する技術です

JRには、一面がディスプレイの自動販売機が設置されています。この自動販売機は顔を見て、その人向けのお勧め商品を推奨するのが有名です。自動販売機を写真に収めると、こんな商品が並んでいました。ピンボケしています。すみません。周りは暗く、そのくせ自動販売機は明るいので、うまくピントが合わなかったようです。

JRの自動販売機です(暗かったので、ピントがあいません m(_ _)m)
せっかくですので、推奨されてみました。お勧め商品は、飲み物の左下に星のマークがつき、飲み物の上部の吹き出しが赤くなります。

自動販売機の近くによると、推奨されます
どうやらリンゴジュース、ホットレモン、コーンポタージュをお勧めしてくれたようです。ですが、僕が飲みたいのは、右下のおしるこです。そこそこいい線いっているのでしょうかね。皆さんはどう思います?

2013年4月24日水曜日

予定表を作りました


隣の研究室は、予定表に色々書かれていて、ビシッとしている印象があります。あやかりたいなと思っています。
隣の研究室の予定表
まず、この予定表からあやかろうかと思います。同じのを買うと数十万すると思います。そんなお金はありません。そこで、学生さんが作ってくれました。

縦の線を引いたところです

マスキングテープを貼り、スプレーを吹き付けるという作業を繰り返し、できました。作ってくれたのは、以前紹介した2年生です(今は3年生になりました)(記事へのリンク)。マスキングテープを貼っているところも写真に収めておけば良かったですが、ありません m(_ _)m。

手作りのスケジュールボードです

なかなかの出来です。隣の研究室を真似て用意したのですが、隣の研究室の先生にも褒められました。後は、ここに充実した予定を書いていくだけです (^_^)v

2013年4月23日火曜日

スマホの両雄AndroidとiPhoneの連携

スマホの両雄、AndroidiPhoneが簡単に連携できるといいですね。できるようです。試してみました。iPhone5からGalaxyS3へメッセージ "ヘッダ(fy-ios) 神奈川工科大学=:=" を送りました。GalaxyS3には、神奈川工科大学付近のマップが表示されました。
この場合、iPhone5はメッセージを送っただけであり、それにどう反応するかはGalaxyS3側のプログラムで決めています。(図中の緑のマスコットは通信には関係ありません。念のため。iPhone5にAndroidマスコットを取り付けようとしても、嫌がって?逆さまになるところが面白い。


2013年4月21日日曜日

三色のスマートフォンを揃えて何をする?

私は業務上、スマートフォンを多数持っています。何台?それは部外秘。でも、その妥当性を少しは示します。ここでは、3色揃えたGalaxyS3で試作したものをご紹介します。試作(プロトタイピング)は、素早く作るのがポイント。実際、下記では、PCを使わず(つまり、Java等のコーディング無しで)3台のGalaxyの操作だけで作りました。(もちろん、何事にも事前準備は必要。)

本2冊(AとB)にそれぞれNFCタグ(ICタグ)を貼り付けます。3色のGalaxyの役割は、それぞれ、「赤い本棚」「白い本棚」「管理者」です。本を棚(GalaxyS3)にタッチするとその情報が、管理者GalaxyS3に通知されます。


では、例えば本B(上図の手前の本)を、赤いGalaxyS3にタッチしてみます。すると、「管理者」(右端の青いGalaxy)へ通知が届き、「管理者」は音声合成で、"本Bは棚redへ移動しました"としゃべりました。



内なる批評家】プロトタイピング、うーん、いいでしょう。でも、「システムの部品の検証」というレベル。使えるシステムにするには、少なくとも、多数の本のNFCタグとデータベース回りの作り込みが必要。学生諸君が、このプロトタイプレベルで満足してしまわないように注意せよ。

交通系ICカードが相互利用可能になりました

3月23日から、全国10種類の交通系ICカードが、相互利用可能になりました。

 Kitaca PASMO Suica Manaca TOICA PiTaPa ICOCA はやかけん nimoca SUGOCA


自動販売機に書かれた、相互利用可能を示すポスターです

これでICカード乗車券があれば、日本全国の出張が便利になります。教員にはありがたいです。

駅の改札口には、相互利用が始まる交通系ICカードが使えることを示すシンボルマークが貼られています。「IC」という文字と「電車」をモチーフにしているようです。
自動改札には相互接続利用可能を表すシンボルマークが貼られています

実は、私は勘違いしていまして、3月の早々に、相互接続可能なのだと思っていました。3月15日の大阪での出張で、大阪周辺の色々な駅でSuicaをタッチしまくりましたが、通れませんでした (^_^;。今度の出張で、試してみたいと思います。

このシステムは、非接触のICカードを使い、データベースと連携したシステムです。それが全国展開されています。アクセス数も膨大でしょうし、処理時間も短時間が求められます。 情報工学科としては気になる技術満載のシステムです (^_^)。皆さんはどうやって実装しているか気になりませんか? 気になる例をあげると以下の通りです。記名式のICカードを落としたら、再発行してくれます。ということは、落としたカードは無効になっているわけです。カードか無効かどうかを数10ms以内で、日本全国からの問い合わせを処理するって、すごくないですか? 僕は気になります。

2013年4月20日土曜日

アンドロイドの会:5月1日です

今年度で3期目となる「情報工学科 アンドロイドの会」(別名:i-Androidの会)を、下図ポスターのとおり行います。卒研、修士研究に、すごい勢いのスマートフォンを活用しない手はないです。研究内容に関わらず、非常に有力な手段、道具になるでしょう。
研究室の枠を越えて、お互いにプレゼンとディスカッションをやって行きましょう。もちろん、低学年の学生諸君や教職員の参加も大歓迎です!



ニュートン縁(ゆかり)のリンゴに花が咲きました

さて、この花は何でしょうか?
バラ科のリンゴの花
クイズでもないですが、リンゴの花です。リンゴは、バラ科の植物なので、花弁が5つです。サクラもバラ科なのですが、花だけ見て区別するのは難しかもしれません。
リンゴの木の全景
KAIT工房の前にひっそりと植えられているこのリンゴの木なのですが、「由緒正しい」リンゴの木なのです。詳しくは、現地で看板をみてください。「ケントの花(Flower of Kent)」とありますが、品種名だそうです。
説明の看板
血統書は無い(^_^;)のですが、アイザック・ニュートン(1643~1727)が万有引力を発見するきっかけとなったとの逸話が残っていたりします。2007年に東大の小石川植物園から特別に分譲していただいたものだそうです。
小石川植物園のニュートンのリンゴの木についてはこちら
本学で、花が咲くのは3年振りだそうです。

2013年4月19日金曜日

合同企業説明会が開催

4年間の大学生活の先には、就職か進学かを選択しなければなりません。就職を選択する場合には、大学で開かれる「合同企業説明会」を積極的に利用するのが良いようです。
合同企業説明会は、「本学から学生を採用したいという企業」と「就職したいという学生」のマッチングを行う場です。出来れば、相思相愛(^_^;)になってほしいものです。今回(4/18・19)は、大学の体育館で行われました。
第一体育館での説明会の全景
各企業のブース
就職を希望する学生は、積極的に参加して欲しいですね。

大好きなPOMERAへの要望

プログラムを書いたり、論文を書いたり、データを整理したりしていると、結局コンピュータの仕事は広い意味で文字入力だということに気付きます。データ整理には、プログラム(sed, awk, Perl)なども使いますが、このプログラムも文字入力して作成します。

そのため、「いつでもどこでも文字を書き溜めておけるツール」というのは、非常に助かります。ノートPCを持ち歩いてもよいのですが、重いので・・・。

KING JIMのPOMERAは非常に気に入っています(POMERAの関連記事)。ですが、希望もあります。もっと小さく、もっと軽く、もっと薄くというのは限りない欲望です。

その他に、本質的な個所で一点要望があります。ダイヤモンドカーソルでも emacsキーバーインドでも構わないので、ホームポジションから手を動かさずにカーソル移動できるようにして欲しいです。文章書く人(コアな層)にとっ てはニーズがあるとと思うのですが・・・。
POMERA DM20です
DM20は、CtrlキーとCAPSキーが入れ替えられるという理由で、買ってしまいました。上記の機能ができたら、3台目を即買いです (^_^)。

■補足情報
ストレートタイプのDM100や、ガンダムモデルDM11Gや、レーシングカーのデザイナーがデザインしたモデルDM20Yとか、色々バリエーションがありますので、興味のある方は見てください。

大学にキメラが現れた

キメラ(キマイラとも表記されます)といえば、常日頃ゲームに親しんでいる方はご存知だと思いますが、ギリシャ神話に出てくる、ライオンの頭と山羊の胴体に毒蛇の尻尾を持つ伝説の生物です。
そんな生物が、大学に出没するといえば、物騒な大学(^_^;)のように思われますが、ここでは、「キメラ植物」のことです。(写真は、3月29日に撮影)
D△号館横の桃
キメラ植物(生物)とは、「同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること(生物)」です。写真をよく見て欲しいのですが、1本の「桃」に白い花とピンクの花が咲いています。こういう品種なのではありません。
同じ枝の先に2色の花が
更には、同じ一輪の中に色の違う花びらがあったりします。
花びらが「キメラ」状態
勇者見習いの方、腕試しに退治に行ったりしないで(^_^;)くださいね。

2013年4月18日木曜日

勅命?への対応

 大学教員の基本的業務は教育研究であることは確かですが、他にもいろいろあります。例えば、大学案内のパンフレットに載せる写真の案などもお願いされる場合もあります(正式なものはプロのカメラマンが撮ってくれますが、・・・)。

 某先生より、研究風景の写真をお願いされました。最近は女子学生の活躍も顕著であることもあり、「女子学生を入れてはいかがでしょうか?」という見かけ上はやんわりした依頼でした。いかがでしょうか?=入れなさい、ということだと依頼の先生の日ごろの言動からその真意を理解し、そのようにしました。あいにく、この研究室は女子学生がいない(今年だけではなく、発足してからTOTAL 0という記録を更新中!!! この点に関しては、他の研究室の追従を許しません。「記録のさらなる更新に向けて努力する」、という私の発言に対して、「努力しなくても、今のままで大丈夫」という発言もありました)ので、急遽隣の研究室に依頼をして、撮影しました。




カラー手袋を装着した彼女(4年生の森脇さん)の指の形状から画像処理によって、彼女の意図を計算機が解釈します。その解釈結果をヘッドマウントディプレイに出力し、それを装着している菅谷君(当研究室の修士1年)が文字として把握するしくみです。簡易版手話認識とも言えます。



こちらは、操作者が菅谷君に入れ変わったところ。彼の顔の幅が大きく、ヘッドマウントディプレイのフレームが広がっていたので、森脇さんが装着したときはブカブカで、手で押さえる必要がありました。顔の大小でそんなに違うものかと思いましたが・・・


急なお願いしたにも関わらず、明るく親切に協力してくれた森脇さんに心から感謝したいと思います。短い時間でしたが、日ごろの殺風景な研究室の風景が変わりました。本件に限らず、他の研究室と交流することは刺激を受け、活力をもらうことになるので、より推進していく所存です。


PS)本手指形状認識は技術指向で進めています。が、その応用も考えていく予定です。何か感じた人は遠慮なく研究室に訪ねてきてください。菅谷君は情報学部棟803室にいます。

Androidアプリケーション開発:楽してさらにその上をめざせ!

Androidを卒研や修士研究に活用する流れはいっそう加速しそうです。そのソフトウェア開発ですが、たくさんプログラムコードを書いたということは最近では自慢になりませんね。楽して、短いステップで作れた方が良いに決まっています。

ですが、ここにひとつ問題があります。楽な開発方法に、初心者が最初に出会ってしまうと、その人はその楽な世界から抜けられず、もっと高度な開発へ向かえない状況になってしまう場合があります。卒研指導をやっていて、それは実感しました。

私が言いたいのは、楽な開発環境は大いに活用せよ!しかし、それで余裕の出た分をさらに高度なソフトウェアの構想を練り、開発することに使え!です。

ここで言っている「楽な開発手段」とは、たとえば、ミドルウェアと呼ばれるものを活用することを念頭に置いています。具体的には、Android端末間の通信、Androidで起こるイベント(例えば、画面がonになったとか、消灯したとか)に対応する処理機構など、多くのアプリケーションに必要ということで用意される共通的なソフトウェアのことです。

このミドルウェアに該当すると思われるソフトを使った具体例を以下に示します。以下の例では、いわゆるソースコードは1行も書いていません。2台のAndroid(Nexus7とGalaxy S3)での簡単な通信アプリケーションができてしまいます!

左のNexus7で地図を見ていました。

Nexus7の画面が消えたことが、右のAndroidで分かります!

これを基盤に、さらに構想を練るのだ!!!


パーツの相性

よく自作パソコンは、パーツの相性があるなどといいます。機械同士に相性があるはずもなく、大抵は大丈夫(なはず)です。

今回模様替えをしました(模様替えの模様はこちら)。新卒研生がきたので、HDDの中身も再インストールしてもらいます。模様替え前は動いていたのですが、HDDの認識で失敗してしまうようになりました。卒研生は、HDDが壊れているといいます。

いろいろ調べました。状況としては、以下の感じです。

  • この壊れている疑惑のHDDを他のPCに接続すると動きます。
    • ということは、HDDは壊れていません
  • HDDのケーブルを変えてみます。
    • 動きません
  • マザーボードにあるSATAを刺すコネクタの位置を変えてみます
    • 動きません
    • マザーボードが怪しいです(?)
  • 他のPCのHDDを換装します
    • 動きます
    • ということはマザーボードは壊れていません!
HDDを交換しているところです
結局、2台のPCのHDDを交換すると、どちらもちゃんと動きます。まぜこのようなことが起こるのか、原因は分からないのですが、2台とも正常動作しています。そのため、相性ということで片付けることにします (^_^)。相性って本当にあるのですかね?

2013年4月17日水曜日

POMERAを子どもにあげました

子どもたちにとってコンピュータは魅力的のようです。何とか理由を付けて、コンピュータを触りたがります。遊びに利用するわけですが、キーボード入力の練習に使うんだと、知恵を使って訴えてくることもあります。確かに、キーボード入力は早くできた方が良いです。キーボード入力の練習に良いものがあります。Pomeraです。お古を子どもにあげました。
POMERA DM10です
Pomeraは、KING JIMが販売している文字を入力する機械です。文字を入力して、ファイルに保存する機能しかありません。Windowsの「メモ帳」機能しかない機械というと、イメージがつかめるでしょうか。私はあまりにも気に入っているので、2台ほど持っています。

POMERA を開いたところです
その後、パソコンを触りたいとあまり言わなくなりました。本当に、キーボードの練習がしたかったのかもしれません。でも、「サン宝石」でネットショッピングするときは、使いたがります (^_^;。
 

2013年4月15日月曜日

早くも燕が「来校」しています

昨年の7月に巣立ちの報告をした燕たちですが、早くも再「来校」(来日かしら)しています。学生よりも早く(^_^;)巣立ってしまうので、うかうかしていられません。
親燕
今年は、何羽巣立つことができるでしょうか。(飛翔しているところの写真を撮りたいのですが、「腕」とカメラが悪くて上手く撮れません。誰か助けて(^_^;)ください。)

なでしこ会を開きました

このブログに何度も登場する野木秀子さんは神奈川県の情報サービス産業の世界ではとても有名な方です。そのため「野木秀子」という検索キーワードで、このブログに来る人も多いです。

野木秀子さんが、社会へ恩返しをしていきたいと考えておられます。その恩返しの仕方として、女性エンジニアとしてがんばってきた経験を生かして、女性ならではの悩みなどに応えていきたいと考えておられます。

そこで、会の名前は「なでしこ会」として、本学の女子学生およびOGに声がけをしました。たくさんの方が集まってくれました。皆さん忙しいので、一度には集めれません。
最初は3人の女性で始まりました
1人が中抜けして、2人が増えました。
男性教員の仕事は、野木秀子さんと女子学生&OGを引き合わせることです。ですので、隅の方で大人しくしていました。その中で漏れ聞こえた言葉だけでも、非常に含蓄があるなと思っていました。

ママ友を作り、助け合いなさい
  専業主婦は、頼んでおいても、すぐ用事ができたりして当にならない
  子どものお迎えなど、ママ友同士助け合えばよい。子どもを1人お迎えするのも3人
  お迎えするのも手間は変わらない。子どもたちも、お友達が一緒で楽しく帰れる

子どもを可愛そうだと思ってはいけない

  たとえば毎日、お迎えが一番最後になってしまって、可愛そうだな、などと子どもを
  可愛そうだと思ってはいけない。親の気持ちは子どもに伝わってしまい、子どもが
  「僕って可愛そうなんだ」と思ってしまう。先生を独り占めできてラッキーくらいに
  思ったほうが良い

ありがたいことで、野木秀子さんからは、またやりましょうというお言葉をいただきました。ぜひ、続けていきたいと思います。