ですが、ここにひとつ問題があります。楽な開発方法に、初心者が最初に出会ってしまうと、その人はその楽な世界から抜けられず、もっと高度な開発へ向かえない状況になってしまう場合があります。卒研指導をやっていて、それは実感しました。
私が言いたいのは、楽な開発環境は大いに活用せよ!しかし、それで余裕の出た分をさらに高度なソフトウェアの構想を練り、開発することに使え!です。
ここで言っている「楽な開発手段」とは、たとえば、ミドルウェアと呼ばれるものを活用することを念頭に置いています。具体的には、Android端末間の通信、Androidで起こるイベント(例えば、画面がonになったとか、消灯したとか)に対応する処理機構など、多くのアプリケーションに必要ということで用意される共通的なソフトウェアのことです。
このミドルウェアに該当すると思われるソフトを使った具体例を以下に示します。以下の例では、いわゆるソースコードは1行も書いていません。2台のAndroid(Nexus7とGalaxy S3)での簡単な通信アプリケーションができてしまいます!
左のNexus7で地図を見ていました。 |
Nexus7の画面が消えたことが、右のAndroidで分かります!
これを基盤に、さらに構想を練るのだ!!!
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