2017年12月31日日曜日

五百蔵研究室クリスマス会

初めまして五百蔵研究室のブラジル人です!
先日12月25日に五百蔵研究室メンバー内でクリスマス会を行いました!
彼はシチューを作ってくれています(本当はよそってるだけなのは内緒です)
シチューをよそう様子
よそわれるシチュー
こちらはお鍋を作るチーム、女子力が試されます。
白菜を切っている様子
ピーラーのプロ
豆乳鍋を作る予定なのですが、汁に対して肉団子を入れすぎている模様、大丈夫なのか…?
肉団子だらけのお鍋祭り
とりあえず野菜入れておきましょう
野菜だらけになった鍋
今若者で大人気のストロングゼロ…ではなく氷結です。ブラジル人は氷結の方が好きです。
ストロングゼロの様子
とりあえず、お鍋は後にしてもう食べ始めましょう!メリー・クリスマス!
クリスマス会の様子 一人だけ帽子被っててノリノリ
あっお鍋に入れ忘れていたものがありました!隠し味はチーズケーキとショートケーキ…!!
ケーキが豆乳鍋に投入される様子
…流石に冗談です

でも分かるでしょうか? 冗談ですって言っていたらわりとケーキがずり動いています(危ない)
コーナーギリギリを攻めるケーキ
あっお鍋良い感じですね
完成した鍋 美味しかったです!
お鍋の後はどうぶつタワーバトル大会を開催しました!
どうぶつタワーバトルとはどうぶつ達を積み上げる対戦ゲームです。老若男女で大人気!
研究室内には初心者も交じっていますが、レート1800代(そこそこ強い人)もいます!さあどうなるか!
決勝戦で勝ちを狙うブラジル人の様子 携帯に映ってるのがどうぶつタワーバトルです
普通にブラジル人は負けて彼が優勝しました!実はもともとアプリをインストールしていた様子… 実は練習していたな…?
百獣の王者の様子
クリスマス会の様子はいかがだったでしょうか?
皆さん良いお年を~
盛り上がる筆者

学生さんからの投稿です。楽しんでいるところが良く出ていて、非常に良いブログです。こんな記事をもっともっと期待しています。

2017年12月30日土曜日

ある研究室の年末の風景

 今年も年末を迎えました。卒論提出に向けて(それだけではないですが・・・)、研究室に来てやっています。28日のもようです。28日は年内最後の日というイメージがありますが、金融機関や販売、飲食系の企業はそうじゃないですね。個人的には、昔ほどお正月で盛り上がらなくなったように思えます。単に、幾多のお正月を重ねたため、というわけでもないと思いますが・・・。この記事のテーマは特にありません。その風景(写真)を見ながら雑感を・・・

手話認識チームのお二人です。彼女のリーダーシップのおかげで、学習用、評価用手話データの蓄積が進みました。蓄積データの観点では、他の追従を許さない?レベルになったと思います。二人がいたからこそ、4人月(この単位の意味が分からない高校生は、お父さんに聞いてください)を超えるタイ、インドネシアの有力大学からの研修生を受け入れることができました。また、それによる果実を得ることができました。

 
こちらは、人力発電システム担当です。学内の工作工場の担当の方と、学外の3つの企業の担当の方と調整、協力を受けながらやってきています。もちろん学内のECO推進室との協力関係もあります。彼がプロデューサでもあり、ディレクターにもなっています。一番人間力が要求される仕事と思われます。適任かどうかはともかく・・・(^_^
 
シミュレーションと実験結果に相違があるようです。相違があるのは当然です。原因を明らかにし、その対策を実装して評価するのが直近の課題という状況です。もっとも原因がはっきりしていて実用上問題のないものは、気にしなくてもいいです。

 
 
手前の床の上に見えるのはドローンです。屋内でのドローンの(高精度)自動飛行に取り組み中です。周囲画像や環境に設置したマーカに基づいて飛行するものはあるようですが、超音波測位と組み合わせたものは本邦初?と思います。屋外はGPSの利用でできているようですが。精度はともかく、何とか指定した飛行ルートで自動飛行してもらいたいものです。


 

 
この季節は、暗くなるのも早いです。それが理由かは分かりませんが、6時には夕食となりました。私はよほどのことがない限り、夕食後は仕事をしませんが、学生諸君はやっていたと思います。

 
毎年変わらぬ風景があります(年末と検索すると多くの記事が出てきます(リンク))。修士1年のO君と進学予定のK君以外は、学生生活も残りわずかです。大学生活、厳しかったけど楽しかった、という思いを残してほしいものです。

 

 

2017年12月26日火曜日

国際会議ACIS2017で発表しました

情報工学専攻2年の中澤です。
12月の12日から14日にかけてカンボジアのプノンペンで開催されたACIS2017(The Sixth Asian Conference on Information Systems)に参加してきましたので、報告します。
 ACISの過去のブログ記事はこちらから確認できます。去年までは、本学科から何人か参加していましたが、今年は私(中澤)と田中(哲)先生(以下田中先生)の二人だけの参加でした。

 プノンペンへは成田からの直行便が出ているため、比較的楽に移動することができました。去年の開催地はタイのクラビだったので、バンコクで飛行機の乗り継ぎが必要なため少し大変だったことを思い出します。プノンペンに着き飛行機から降りると、最初に入国審査が待ち受けていますが、去年の経験から特に問題なくクリアできることが分かっていたので、変に緊張せずに通過することができました。相変わらず英語は聞き取れませんが、なんとなく慣れてきた気がして嬉しい気持ちになりました。

 その後はタクシーでホテルへ行き、チェックインをした後、既にいい時間だったのでそのままホテル内で夕食を取って、1日目は終了です。
ホテル最上階から撮ったトンレ・サップ川とその向こうに広がるプノンペンの中心地
翌日から3日間のACISが始まりました。
オープニングセレモニーの後の集合写真
 私の発表はACIS2日目なのですが、まだ発表準備が整っていなかったため、この日はほとんど自室にこもって作業をしていました。夜のウェルカムレセプションには参加しました。
ウェルカムレセプションの会場
この翌日の昼過ぎにポスターセッション(インタラクティブセッション)があり、私はそこで「Development and Application of Monitoring Functions in a Software Development Project Carried Out by Students」というタイトルで発表を行いました。学生によるソフトウェア開発プロジェクトを対象とした、約束作業時間と実働時間を用いるモニタリング機能の開発と適用という内容です。あまり良い成果を出せておらず自信が無かったのですが、学生プロジェクトは責任も経験もなく管理しにくいというのは共通認識のようで、何人かの方が興味を持ってくれました。中には(体感)20分程話をしてくれる方もおり、大きな自信となりました。
中澤が研究の説明をしている様子
この日の夜にはバンケットが開かれ、そこではカンボジアの伝統舞踊が披露されました。
カンボジアの伝統舞踊の披露
バンケットの翌日、ACIS最終日である3日目は昼頃にはプログラムが終わりました。その後の夕方に船に乗るエクスカーションがあったのですが、天候が優れないため中止となりました。この時期は乾季なので通常ほとんど雨が降らないらしいのですが、今回はたまたま運が悪かったようです。しかし飛行機の時間は変わらないため、代わりにプノンペン王宮やトゥール・スレン虐殺犯罪博物館などへ行きました。
プノンペン王宮敷地内(中澤)
プノンペン王宮敷地内(田中)
カンボジアは出店やバイクが非常に多く、日本とはかなり町並みが異なっているので、町を歩くだけで刺激になりました。ただし、コンビニが少なく、また自動販売機が存在しないので、食料や水の確保には苦労しました。中長距離の移動には、トゥクトゥクを使いました。トゥクトゥクは去年タイでも見かけましたが結局乗れていなかったので、良い思い出になりました。

 学会が終わり、カンボジアからも無事帰国して、現在は卒業に向けた論文執筆シーズンです。最後まで気を抜かずに頑張ります。

2017年12月24日日曜日

クリスマスツリーと人力発電

 クリスマスツリーと人力発電、いったいどーゆー関係があるのかって? まぁ、確かに無関係そうですが・・・。でも、ツリーにはイルミネーションはつきものですね。そーゆーことです。

発電と運用を担当してくれているECO推進室のメンバーの学生諸君です。実際のメンバーはもっとたくさんいるのですが、大賀君が訪ねていったときは、こちらのメンバーということです。外が明るいので、ちょっと見えづらいのですが、イルミネーションが点灯しています。
 
 


こちらの写真の方が、イルミネーションが分かります。ECO推進室は、学内外の環境改善、維持活動に取り組んでいる大学学科間に跨る横断組織であり(リンク)、人力発電で充電した再利用型の電池(エネループ(リンク))の学内配備と回収も行っています。



これによって、身近で小電力のものは、我々が汗を流して(^_^)作れることが分かります。ありがとうございます!!! 多くの学生がそのようなことを体験し、ECOや節電、循環型社会への理解や意識を向上してもらいたいと思います(いけません。上から目線ですね)。まぁ、私は必要以上に飲んだり、食べたりする習性?が直らず、ECO的な人間ではないので、説得力がないです。



これが人力発電による発生電力を充電したバッテリーです。容量は220Whです。要するに、220Wの電力を1時間使用できるエネルギーを貯蔵できるものです。100Wのものであれば、2時間ちょっと使用できることになります。

 
家電の必要電力は以下のページで一覧できます。ポータブルのものは、こんなに小さいの?って感じではないでしょうか?
 
私は、今の発電自転車で100Wちょっとがいっぱい、60Wはまぁまぁ、
40Wは楽勝です。2時間くらい出来そうです。その場合は、80Whとなりますね。実際は1日でそんなに漕いだことはほとんどありません。


こちらが、システム開発と運用を担当している情報工学科4年の大賀君です。今は、KAITアリーナのトレーニングルームに設置する発電システムを開発しています。卒論に間に合うのでしょうか? 今度のものは、漕ぐときの姿勢を最適化し(姿勢と筋力の関係をテーマにしている人もいるようです)、より大きな発電電力を生み出す予定です。

 発電量は以下のサイトで確認できます。発電作業そのものは、ちょっとした苦行です。また、必ずしも減量にはつながりません。その後の食が進みます。何が楽しくて/嬉しくて人力で発電をするのか?というのは、大きなテーマであるように思えます。でも、意義はあると信じていますので、そのうち、大きな風が吹くことを期待しています。
 
人力発電電力量ランキング
http://kait-humanpowergeneration.appspot.com/

2017年12月22日金曜日

HCGシンポジウム2017 ---番外編---

情報工学科4年の森下です。 HCGシンポジウム2017(公式報告はこちらの番外編として金沢観光をした様子を書かせていただきます。


観光をするにあたり金沢を走る北鉄バスと金沢遊覧バスの2つの路線を使用できる一日乗車券を購入しました。一回乗車すると200円かかるバスですが、一日乗車券は500円と大変お得でした。

 まず始めに田中先生が勧めてくれた東の茶屋に向かいました。前日と当日の朝は雪が降っていたので、東の茶屋近くの橋からの景色はとても素晴らしいものでした。

そして東の茶屋に到着後、雑誌でよく見る写真と同じ風景を撮ってみました。

東の茶屋とは、明治初期に建設された茶屋様式の町家が多く残る金沢の主な観光地の一つ(Wikipedia参照)だそうです。インターネットで東の茶屋と調べたら、「金箔ソフト」というワードが出てきましたので実際にお店で買ってみました。

外の気温は最高気温4°、最低気温0°という環境でしたので、ソフトクリームを食べている人は私くらいでした。味はというと・・・金箔補正で美味しく感じました(ソフトクリーム自体はだだのバニラソフトでした)

 
 

東の茶屋では、ソフトのほかに、金箔でできた蔵を見てきました。この蔵は10cm四方くらいの純金プラチナ箔を張り合わせているらしいです。さらにこの蔵は外にあり、雨風にさらされていても金箔が剥がれないらしいです。

 その後、文化財指定庭園 特別名勝の兼六園に行ってきました。

 
 

兼六園についた丁度そのタイミングで、雪がまた降ってきました。ですが、雪景色を見ることが出来たので満足ではあります。皆さんは私みたいに一人ではなく、家族や恋人とくると雰囲気的に良いと思います。

 
この兼六園には日本最古の噴水があるのですが、この噴水は霞ヶ池からの水圧だけで約3.5m上がっているらしいです。(近くにいたガイドの人が言っていました)ほかにもたくさんの写真を撮影しましたが、それを載せるとそれだけでサイト1P分くらい使いそうなので割愛します。

 最後に学会会場のすぐ隣にある21世紀美術館へ行きました。
 
 
 
この美術館は体感型の展示が多く、自分自身が作品を動作させることもできるので、退屈せずに館内を見て回ることが出来ました。写真は決められた展示のみ許可されているので撮影はできなかったのですが、一番有名であろうレアンドロ・エルリッヒのスイミング・プールは撮影ができました。時間の制約もあったため、全ての展示を見て回ることはできなかったので、いつかもう一度行ってみたいと思いました。それほどに素晴らしい展示が多かったです。

 限られた時間での観光でしたが、観光場所を周遊できるバスも高頻度で運行しているので、名所をいくつか回ることが出来ました。以上で番外編-金沢観光-とします。

*****
十分リフレッシュ、鋭気を養えたようですね。このような元気があれば、今後の卒論追い込み、後輩への引継ぎも大いに期待できます(^_^)。
よろしくお願いします。



2017年12月21日木曜日

モンスターエナジーの授与

卒研のデータ取りに、3年生に協力してもらいました。ご協力ありがとうございました。
モンスター エナジードリンクを渡しているところ
急なお願いにもかかわらず、多くの3年生が協力してくれました。どうもありがとうございます。お礼は、 モンスターエナジー です。

3年生の皆さんは、来年は協力してもらう立場かもしれません。同じ大学の仲間同士、協力し合ってください。

2017年12月19日火曜日

HCGシンポジウム2017 参加報告

 M1の小澤君とB4の森下君が発表した学会の報告をしてくれました。発表風景の写真に写っている聴衆に大きな差があります。小澤君の発表は、最終日の最後のセッションということです。まぁ、仕方ないですね。発表の内容の差ではないので、念のため。
****************************************

情報工学科4年の森下と情報工学専攻1年の小澤です。
20171213()~15()3日間にかけて、石川県金沢の金沢歌劇座で開催されたHCG(Human Communication Group)シンポジウム2017リンク)に参加しましたので、その参加報告を致します。

森下の発表は13()でしたので、12()に前日入りをしました。
 

金沢駅

イルミネーション


駅構内にあった「ひゃくまんさん」

ホテルにチェックイン後、すぐにスマホとiPadを手に駅周辺の探索に出かけました。駅周辺はイルミネーションがきれいでクリスマスツリーなども飾られていました。中でも「ひゃくまんさん」はお土産にもなっているくらい人気?(筆者は初めて見ました)で駅のお土産屋さんの入り口に大きなひゃくまんさんが置いてあり、つい写真におさめてしまいました。

---1日目---


金沢歌劇座

こちらが今回のHCGシンポジウム会場の金沢歌劇座です。金沢駅から徒歩30分かかりますが、バスを利用すると15分で着けるうえ、最寄のバス停から徒歩1分で到着できます。なので、体力に自信のない森下は迷わずバスの利用を決めました。


HCG立て看板の前にて

前回参加した研究会では立て看板がなく、今回はあるかとドキドキしていましたが、歌劇座に入ってすぐに見つけました。

 発表の様子1
発表の様子2

「非可聴音を用いた情報伝送機能を具備する高精度屋内測位手法の提案とその評価」というタイトルで口頭発表を行いました。セッションとしては「音声」セッションで、音を用いて支援を行うことを目的とした発表が多かったです。
感想としては、普段自分では考えられないような方法についてのコメントを頂くこともでき、アウトプットすることで、自分の研究をより良いものにできるいい機会になると思いました。発表では、練習で忘れてしまったアニメーションの動作や、言葉詰まりはあまりなく発表できたと思います。ただ、もう少し聴講者の方を向く回数を多く出来たらと反省もありました。
インタラクティブ発表のセッティング


インタラクティブ発表の様子
 
こちらはインタラクティブ発表の様子です。HCGではインタラクティブ発表というポスター発表を行うことができます。さらに機器の持ち込みも認められているので、私はデモ動画を流す用のタブレットと実際に使用している送信機を持ち込みました。

口頭発表では技術的な質問が多かったのですが、インタラクティブ発表ではその技術をどこに使用・展開していくのかの質問が多かったです。違う専門からの視点で質問やコメントを頂くことが出来、良い経験にもなりました。

ちなみにこのインタラクティブ発表には表彰があるのですが、私は恐れ多くも6票の投票を頂きましたが、賞には選ばれませんでした。

ただ、このインタラクティブ発表ではうれしいこともありました。説明した人の一人が、私がコアタイム外で居ない間に、「このポスターの発表すごい面白いから」とその人の知り合いに説明をしてくれていました。さらに、写真まで撮っていってくれました。この出来事をたまたま自分のポスターの様子を見に行った時に目撃でき、その光景が何よりの喜びでした。

1日目で森下の口頭発表、インタラクティブ発表は終了しました。なので、2日目以降は聴講と軽い観光をしました。


---2日目---
2日目はインタラクティブ発表まで森下は金沢観光に向かいました。その様子は番外編として、違う記事で報告いたします。この日は小澤先輩のインタラクティブ発表がありましたのでその様子を報告します。

(小澤のインタラクティブ発表感想)
情報工学専攻1年の小澤です。HCG2017という学会で発表してきました。今年は金沢の金沢歌劇座という場所で開催されました。

HCGは口頭発表(通常の発表)だけでなくイントラクティブ発表(ポスター発表)というものを行うことができます。またインタラクティブ発表では、発表者同士がお互いの研究内容を聴きにいきます。そして「この研究は良い」と思ったものに票を入れます。最も多くの票を得た人は賞状が贈られます。異なる分野の研究内容の多くは理解できませんでしたが、普段触れない知識について知ることができ、良い刺激を与えてくれました。

インタラクティブ発表の様子


(森下のインタラクティブ発表聴講感想)
インタラクティブ発表では深層学習に関するポスターを見て回りました。やはり画像や文章に関する研究が多かったですが、私たちが次にやろうとしている音に関する研究もありました。深層学習というよりは、そのために複数音源を分離させる音声分離をメインに研究していましたが、複数の音が混在している中から必要な音のみを取り出す技術は今後私たちも必要になると考えました。

 
2日目終了後に懇親会がありました。懇親会では特集テーマセッション賞とインタラクティブ発表賞の表彰も行われました。場所は金沢歌劇座から徒歩15分ほどの東急ホテルで行いました。
 

懇親会会場
 
 懇親会料理
 

ホテルのビュッフェと同じような料理で我々学生としては満足できる内容と量を食べることが出来ました。

---3日目---
最終日に小澤の口頭発表がありましたので様子を報告します。

(小澤の口頭発表感想)
イントラクティブ発表に続いて口頭発表についての感想を述べます。

私は「障がい者支援」というセッションで「手話認識」について発表しました。これまで何度か学会発表に参加させていただきましたが、今回の発表した会場は今までの中で最も大きく少々面を食らってしまいました。ただ、発表日が最終日の最後のセッションだったため人がそこまで集まらなかったのが少々残念でした。

私が参加したセッションの中で千葉大学の教授の方が発表した内容が衝撃的でした。「会話ロボットを用いた失語症者向け絵カード呼称訓練システム」というタイトルで、研究内容も素晴らしいのですが、他の会社と協力して実際に「ActVoice Smar」というアプリケーションを世に出している(実用レベル)ことに驚きました。我々の研究も実際に多くの人が手に取っていただけるように今後も精進していきたいと思います。

口頭発表の様子 
 
(森下の聴講の感想)
1日目と3日目に聴講を行いました。印象としてはどの発表を画面を見ている人はほとんどいなく、聴講者をしっかりと見て発表していました。さらに発表中もただ話すだけではなく、軽い笑いを入れてたりと、退屈しない工夫がされていて参考にしたいと思いました。
HCGは色々な分野の研究発表を聞くことが出来、普段自分が考えないような発想を聞くことができるので大変ためになる研究会であると感じました。
以上がHCGシンポジウム2017の参加報告です。

*****
他の大学の先生や学生と議論できたようで、何よりです。そのような経験を多くつんで、相手の言っていることをしっかりと理解する、自分の考えを正しく伝える、という社会で必須な能力を高めていってください。もちろん、今後の課題の設定にフィードバックすることも忘れずに。