2022年3月23日水曜日

学科別卒業式が開催されました

 新型コロナウィルスに対する「まん延防止等重点措置」が解除される前日の3月21日に2021年度の卒業式が行われました。そのため、全学での式ではなく、学科別での卒業式でした。ご卒業の皆様、おめでとうございます。

 情報工学科では、情報学部棟12階のメディアホールで実施しました。

開式
開式の様子
表彰状授与から始まります。学科長から成績優秀者賞、学長賞、学科長賞がそれぞれ授与されます。
学科長による賞状の授与
その後、代表者への卒業証書・学位記の授与があり、学長祝辞は動画により行われました。本学が2014年より相田みつを美術館と包括協定を締結していることからか、相田みつをさんの「一生勉強、一生青春」を贈る言葉に選んでいました。
相田みつをさんの言葉より

その後、学科長からの祝辞です。
学科長の祝辞
最後に、指導教員から学位記などを各学生に配布して卒業式は終了です。残念ながら、後援会による卒業記念パーティなどはなく、粛々と帰宅となりました。寂しいといえば、寂しい式典です。とは言え、新たな門出です。卒業生の皆様の今後の活躍をお祈りします。幾徳祭・ホームカミングデーなど機会がありましたら、大学に遊びに来てください。

 実は、2020年度の卒業式でも活躍した巨大な学位記は今回も記念撮影の場所として人気となっていました。そう言えば、本物の学位記は今回からサイズがA3(従来の倍の大きさ)となり、英語表記が追加されたのですが、こちらは日本語のみでした(^^)。

巨大な学位記の記念撮影スポット

2022年3月21日月曜日

院生(修士1年)が国際会議「NCSP’22」でStudent Paper Awardを受賞

 ブログでの報告が遅くなりました(大学のニュースはこちら(リンク))。

2022228日から31日にかけてオンラインで開催されたNCSP22http://www.risp.jp/NCSP22/)において、以下のタイトルで研究発表を行った情報工学専攻修士1年の若尾 吏さんがStudent Paper Awardを受賞しました。

受賞者:若尾 吏

論文タイトル

Application of synchronized backscatter sensors to sign language motion classification

発表では本学が総務省の委託を受け、慶応大学等と共同で研究開発を進めている電波給電によってセンサ情報を取得する無線通信システム(本学代表研究者:川喜田佑介准教授)を手話動作のセンシングと識別に適用し、その有効性を実証した結果を報告しました。

発表中の若尾さん

賞状

若尾さんは、「いままで研究室で取り組んできた成果とノウハウがあってこその受賞です。自分も後輩に有用な何かを残していけるように進めていきます。」と喜びを話しています。

(上記は、上述でリンク先を示したKAIT NEWSと同じ内容です。)

賞状のカバーケース

学会にしては立派な額?カバーケース?に入れられて郵送されてきました。以前額がなく、賞状1枚の紙で郵送されてきたときはガクッてきましたが、今回は開梱前から固いので分かりました。

これを励みにますます研さんされることを期待します。

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研究室教員コメントというか所感

本人のコメントにも関係しますが、データ取得等をともに行った4年生の力も大きかったですね。また、日ごろ議論してくれているメディア学科の西村先生や当学科の川喜田先生のアドバイスのおかげですね。自分の不足分を謙虚に認識しその改善を図りつつ、長所をますます伸ばして、同時に研究室の新卒研生をビシバシ指導してほしいです。師範代は師範よりも厳しく強く逞しいイメージがありますね。師範は年寄りで弱っちいです。

 Zoom発表はいいような悪いような、ですね。外国に行く必要がないので、予算がなくても発表できる、移動の時間が不要という点はメリットでしょうか?移動がないのは見られるものが見られないので、メリットではないような気もします。緊張感もあまりありませんね。本来の発表は面前に知らない顔ばかり(特に外国開催では)で、しかも壇上からのプレゼンとなるので、緊張感は半端じゃないです。この経験が(でき)ないのは本人には嬉しい?のかも知れませんが、教育効果、人生経験?という観点ではどうかな、という感じです。発表後の交流(要するにバンケット)もなにもないし・・

#英語ができないので、英語での発表なんて考えられない!!!と思っている学生の皆様へ

 AIによる翻訳はすごいです!!! 日本語でちゃんと書けると英語でも少なくとも論文は確実に書けます。プレゼンも練習で何とかなります。質問対応は?ってことになりますが、それくらいのリスクは負ってくださいね。最後は指導教員に任せる、っていう強引な力技があるかも???です。心配はいりません。まずは、ネタ作りに励んでください。

2022年3月17日木曜日

Open Hack Uで、優秀賞受賞

Yahoo! Japanが主催しているOpen Hack U 2021 Online Vol.3にて、情報工学科2年の学生さん2名が、優秀賞を受賞しました。25チーム100名からの受賞です。おめでとうございます。

  優秀賞: KAIT Beginners チーム(長野 大治郎さん、武藤 優輝さん)

  作品名: かるたで暗記!英単語


結果発表のWebページ(リンク)で、作品概要を見ました。「2人から4人まで遊べるWindowsアプリケーションのかるたゲーム。日本語のワードが出題されるから正解までプレイヤーを十字キーで運んでみよう。」という内容のようです。

■過去のHack Uの関連記事

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■用語説明


「ハッカソン」とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせて作られた造語で、決められた時間内(例えば48時間)に、チーム(個人)で新しいアプリケーションやサービスを作り出すイベントです。


「Hack U」とは、ヤフーが主催している学生ハッカソンです。ヤフーのエンジニアのサポートを受けつつ、数週間にわたり、実施するイベントです。


「Open Hack U」とは、オンラインで全国どこからでも参加できるようにした「Hack U」です。