ブログでの報告が遅くなりました(大学のニュースはこちら(リンク))。
2022年2月28日から3月1日にかけてオンラインで開催されたNCSP‘22(http://www.risp.jp/NCSP22/)において、以下のタイトルで研究発表を行った情報工学専攻修士1年の若尾 吏さんがStudent Paper Awardを受賞しました。
受賞者:若尾 吏
論文タイトル
Application of synchronized backscatter sensors to sign language motion classification
発表では本学が総務省の委託を受け、慶応大学等と共同で研究開発を進めている電波給電によってセンサ情報を取得する無線通信システム(本学代表研究者:川喜田佑介准教授)を手話動作のセンシングと識別に適用し、その有効性を実証した結果を報告しました。
発表中の若尾さん
賞状
若尾さんは、「いままで研究室で取り組んできた成果とノウハウがあってこその受賞です。自分も後輩に有用な何かを残していけるように進めていきます。」と喜びを話しています。
(上記は、上述でリンク先を示したKAIT NEWSと同じ内容です。)
賞状のカバーケース
学会にしては立派な額?カバーケース?に入れられて郵送されてきました。以前額がなく、賞状1枚の紙で郵送されてきたときはガクッてきましたが、今回は開梱前から固いので分かりました。
これを励みにますます研さんされることを期待します。
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研究室教員コメントというか所感
本人のコメントにも関係しますが、データ取得等をともに行った4年生の力も大きかったですね。また、日ごろ議論してくれているメディア学科の西村先生や当学科の川喜田先生のアドバイスのおかげですね。自分の不足分を謙虚に認識しその改善を図りつつ、長所をますます伸ばして、同時に研究室の新卒研生をビシバシ指導してほしいです。師範代は師範よりも厳しく強く逞しいイメージがありますね。師範は年寄りで弱っちいです。
Zoom発表はいいような悪いような、ですね。外国に行く必要がないので、予算がなくても発表できる、移動の時間が不要という点はメリットでしょうか?移動がないのは見られるものが見られないので、メリットではないような気もします。緊張感もあまりありませんね。本来の発表は面前に知らない顔ばかり(特に外国開催では)で、しかも壇上からのプレゼンとなるので、緊張感は半端じゃないです。この経験が(でき)ないのは本人には嬉しい?のかも知れませんが、教育効果、人生経験?という観点ではどうかな、という感じです。発表後の交流(要するにバンケット)もなにもないし・・
#英語ができないので、英語での発表なんて考えられない!!!と思っている学生の皆様へ
AIによる翻訳はすごいです!!! 日本語でちゃんと書けると英語でも少なくとも論文は確実に書けます。プレゼンも練習で何とかなります。質問対応は?ってことになりますが、それくらいのリスクは負ってくださいね。最後は指導教員に任せる、っていう強引な力技があるかも???です。心配はいりません。まずは、ネタ作りに励んでください。
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