7月6日から8日にかけて米国マサチューセッツ工科大学(MIT)で開催された MIT App Inventor Global Education Summit 2026 に参加しました。
発表の様子
MIT App InventorチームのDavidさん、Selimさんとともに
情報工学科
4年生の安藤さくらさんが
"Fostering Awareness and Noticing of One’s Everyday Behavior through
Block-Based Programming" のタイトルで研究発表を行いました。本研究では、日常生活における行動や体験をブロックプログラミングによって組み立てることで、生徒自身の日常行動を振り返り、新たな気づきを促す教育手法と、そのための支援システムを提案しました。本システムの特徴は、
AI(大規模言語モデル)による行動シミュレーションを活用し、学習者の気づきを促すフィードバックコメントを自動生成する点にあります。質疑応答では、「関数ブロックのような抽象化された表現についてもシミュレーションできるのか」といった質問が寄せられ、今後取り組むべき研究課題として大変有意義な議論を行うことができました。
サミットでは、研究発表に加えて医療ハッカソン、ポスターセッション、デモ展示など、多彩なプログラムが開催されました。安藤さんは医療ハッカソンにも参加し、日本人学生とチームを組んでアイデアを発表するなど、研究発表以外の場でも積極的に国際交流を深めました。
安藤さんの感想
l 初めての学会発表が海外での国際会議だったため、とても緊張しました。発表内容について先生に長時間ご相談に乗っていただいたおかげで、本番では緊張しながらも堂々と発表することができました。
l 質疑応答では、英語での質問を十分に聞き取ることができず、うまく回答できなかった場面もありました。しかし、その後、質問者の方が個別に声をかけてくださり、丁寧にご意見やアドバイスをいただくことができ、とてもありがたく感じました。参加者の皆さんがとても温かく接してくださったおかげで、安心して学会に参加することができました。
l 全体を通して本当に貴重な経験となり、「参加して本当によかった」と心から思える素晴らしいイベントでした。
グレート・ドームにて

グレート・ドームで発表練習
会場となったMITでは、歴史と格式を感じさせる校舎や緑豊かな美しいキャンパスを見学しました。また、CSAIL(Computer Science and Artificial
Intelligence Laboratory)やMIT Media Labも訪問し、世界最先端の研究環境に触れる貴重な機会となりました。学会終了後にはボストン市内も訪れ、歴史ある街並みや文化に触れることで、学術面だけでなく国際的な視野を広げることができました。
CSAILの外観
今回の国際会議への参加は、研究発表だけでなく、多くの研究者や学生との交流を通して新たな刺激を受ける大変有意義な経験となりました。この経験が安藤さんにとって今後の研究活動やさらなる成長につながることを期待しています。ディナーの様子(クラムチャウダー@MITの近くのレストラン、オイスターとロブスターサンドイッチ@ハーバード大学の近くのレストラン)
ハーバード大学にて(MITから地下鉄で2駅)