さっそく漕いでみる海老原君。種車は折りたたみ式の自転車で、発電部分は自転車の後ろの部分です(仮称:人力発電ユニット)。写真後ろの方が、今回いろいろ議論し、試作をお願いした遠藤さん。以前も発電バイクの製作の経験があるとのことですが(これが3台目とのこと)、これでやっとまともに発電バイクと言えるものができた、ということでした。納品日を相談したとき、「世間には、お盆というのがあるのを失念していました。すみません。」ということで、技術に思考を集中した職人の匂いがぷんぷんの方です。別途試作している充電制御器へのヒントもいただきました。ここにあわせてお礼を申し上げます。
ペダルの回転速度と発電電圧の関係の設計値との一致を確認するために電圧計を接続しようとしているシーンだったと思います。きちんと一致していました。そうならないと困るので、当然といえば当然なのですが、やはり嬉しいというか安心します。
技術的な詳細は企業(いや、大学)秘密で申し上げられないのですが(そんなことはありません。論文執筆のときは正直に書きます)、やはり特徴的なことは、通常の発電バイクとは異なり、発電効率の高い風力発電で用いられている発電機(白い円板)とフライホイール(光っている円板)を導入したことですね。発電機に関しては、以前訪問していろいろご教示いただいた専修大学の綿貫先生のおかげです(リンク)
あとは、先に納品された充電制御器を含めたシステム結合試験(ここで、エビちゃんが試作したハード、ソフトも統合します)によって、動作を確認します。夏季休暇中は、研究室で運用しますが、その後のECO推進室での本格運用に向けて、マニュアル等を完備していくとともに、外部展示会への出展準備をしていきます。
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