本研究会は、センサネットワークにより得られたデータを処理・解析して、人の活動を拡張・強化あるいは補完・補助する、知的環境の発展を目指しており(研究会ホームページより引用)、当研究室の指向と一致していることもあり、海老原君が卒論で取り組んでいる「センサネットワークとクラウドを用いた“やる気を維持する”創生電力マネージメントシステム」を応募しました。
ASN研究会の委員長である慶応大学教授の大槻知明先生と
受賞の賞状を手にする海老原君
受賞の賞状を手にする海老原君
コンテストの概要と受賞者発表の下記のサイトをご確認ください。下のところに受賞者3名が出ています。他の受賞者は東大、慶大の学生でした。コンテストのレベルの高さが伺えます(^ ^)。
授賞式のときのもようを以下に紹介します。研究会の大宴会の中で、表彰式が行われました。
真ん中の方は、本コンテストの幹事であるとともに宴会を取り仕切った本学ネットワークコミュニケーション学科教授の塩川先生。本コンテストは塩川先生から紹介され、応募を勧められました(強制ではないので、念のため(^ ^))。機会を与えてくれた塩川先生にも感謝いたします。
センサアプリケーションアイデアコンテストに関しては、下記にアクセスください。
htttp://www.ieice.org/~asn/201410_app_contest.php翌日、改めての記念撮影を敢行。大槻先生は気さくに記念撮影に応じてくれました。若くして研究会の委員長になるくらいですので、その研究能力、マネージメント能力、人柄がうかがえます。
今回は20名を越える応募者があり、9名の審査委員の先生方により受賞者が決められたとのことです。まさに厳正な審査の結果による受賞、ということで大いに喜ぶとともに今後の加速の原動力としたいものです。
彼の受賞連絡にありました審査委員の方の講評を付記させていただきます。
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トータルとしては「創生電力マネージメントシステム」として,自転車を漕ぐというヘルスケアフィットネスと蓄電システムへの充電を関連付けたアプリを開発しています.しっかりとしたコンセプトのもと,充電装置から自転車のストリートビューに至るまで,さまざまな要素技術をひとつずつ丁寧に開発している点が評価されました.これまでの成果はもちろんのこと今後はさらに「美容」をもテーマに取り込もうという貪欲さにさらなる発展を期待させます.新しい切り口から社会的意義を持つあらたな価値を見いだせる技術としてイノベーション賞に選定しました
最後に海老原君の感想を付記します。
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イノベーション賞を受賞した時は、自分のやっている研究を評価して頂いたことを嬉しく思いました。私の研究は今年度からスタートしています。今回のコンテストは、私の研究を正式に外部に出して評価してもらう初めての機会でした。そこで、このような賞を頂けたことで、より一層研究に励むためのモチベーションとなりました。
また今までは、実際にシステムを運用していくことを目標にしてシステムの開発を進めてきました。これからは実際にシステムの運用を進めていく考えですが、システムの開発と運用の間には大きな壁があると思います。問題が起こって困難な状況になることもあると思いますが、今回頂いた賞を励みにして頑張っていきます。
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