何をやっているのかって? そうなんです。卒論のファイルに卒論タイトルのラベルを貼っているところです。綿密に作業をしています。金田君、ずいぶん慎重だね。実験でもよろしく。
再度ですが、ずいぶん楽しそうに皆で一緒にやっています。楽しそうにやっているので、嫌味を言いたくなりますね。
小生「中身が中身なんだから、そんなに丁寧にやっても意味がないだろ」
返答者失念「見かけは何より重要です」小生「自分を否定するようなことを言ってはだめだね」
小生「汚くてもいいんじゃない」
返答者失念「受取担当の先生に、受け取り拒否される可能性があります」
小生「そのときは、中身を見て言ってくださいって言えば?」
返答者失念「先生、先生がそういうことを言われたらどうですか?」
実に素晴らしい模範回答ですね。私の冗談が通じません。
出来栄えに感動している?鈴木君。疑問を感じているエビちゃん。毎年、
・曲がって貼り付けてやりなおし
・逆さまに貼り付けてやりなおし・文字誤記によるやりなおし
・ラベルの切り取り失敗によるやりなおし
が必ずあって笑えるのですが、残念ながら?(本当は?ではないです)今年はありませんでした。
私も残念?に思っていました。笑えない・・・
が、そこは皆さん気の利く学生さんです。私にある気付きを与えてくれました。「学会発表と同じタイトル・・・」という発言が聞こえました。そうなんです。私はまだタイトルの最終確認をしていませんでした。
小生「おいっ、諸君、論文タイトルの了解を取っていたっけ?」
学生諸君一同「・・・・・」
そうなんです。指導教員の許し?もなく、勝手にタイトルを貼っていました。これは、大問題です。これはチャンス、と意気込みました。でも、皆さん立派でしたので、タイトルの不備を指摘できませんでした。唯一、某君(暴君ではない)がタイトルがシックリこないので、変えるということで貼りなおしました。真面目です。あんまり、笑えませんでした。
一段落して、さらに論文を手直しする彼ら。実に楽しそうにやっています。私の記憶では、私の卒論はそこまで楽しくやっていなかったと思います。提出前日なのですが、実に緩やかに時が過ぎています。
他の研究室のことは気にならない、と言えば嘘になりますが、今年のこの研究室はこれでいいのでしょう。修士に進学する人は、これから、一方、卒業する人は、引き継ぎや学会発表を予定している人もいるので、明日でせいせいすることはないです。そんなに無責任な諸君はいないです。これ(だけ)は私も自慢できます。
0 件のコメント:
コメントを投稿