2015年1月18日日曜日

受験生に幸多かれ、と切に願う

 今日17日と明日18日は、センター試験です。本学も試験会場となっており、毎年1200名程度の受験生を受け入れています。このときは受験生だけではなく、大学の教職員全員も緊張します。特に、責任部署の方々にとっては、これが無事終わらないと正月を迎えられない、という感じかと思います。

 これがその看板。初日の試験終了後に撮影したので、もうあたりは暗くなっていました。

 当然ですが、私も受験を経験しています。センター試験と類似した共通一次試験を受けた世代です(しかも初年度。年齢がバレるけど、まぁいいか)。とかく、詰め込みなんのかんのと言って受験が批判されることもありますが、受験生の諸君にはそんなことを気にすることなく、そして迷うことなく全力でやってほしいと強く思います。
 
 確かに詰め込んだ知識が全てではないですが、詰め込むことも必要であることは確かです。そのとき詰め込んだ知識は、役に立つことはあっても、決して損になることはありません。詰め込めるときに詰め込まないと詰め込めません。英語などはその典型例ですね。これ、私の経験から明らか。予備校の先生のお言葉、「いまでしょ」は、確かに核心を突いています。


 ここから述べることは、あくまで個人的な勝手な感想?です。私は数学もある意味、暗記科目と思っています。だって、我々が使う数学は受験に限らず、○○には△△の手法でアプローチする、ってゆーように、定まった手法をうまく使ってやっていくことが多いです。暗記科目と言っては憚れますが、ちょっとした高度な解析をするときの道具、って考えていいかも知れません。そんなの数学ではないって言われるかも知れませんが。


さて、試験監督業務を終えて、研究室に戻ると・・・。修士論文、卒業論文作成で頑張っているのかと思いきや・・・。夕食の準備中でした。受験に比べたら、楽なもんではないでしょうか? 当落のプレッシャーなどなく、また、孤独感もなく仲間と和気藹々(わきあいあい)という感じでやっていますね。
 

 横道にそれました。確かに受験勉強はつらいですね。受験生の気持ちがよく分かるので、我々もこの入試の業務には、強い緊張と責任を感じています。我々がせめてできることは、学内の清掃の徹底や、静穏、室温などベストな試験環境を提供すること、入試センターからの指示に基づいて不手際なく試験手順を遂行することのみです。

 結果よりも、“確かに、あの時期は努力した”という記憶が残るように頑張ってほしいです。それが未来の糧になっていくはずです。彼&彼女らにとって、幸多かれと心から願うものです。

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