バイオメディカル・ファジィ・システム学会第28回年次大会BMFSA2015 in 熊本(平成27年9月15日(火)~17日(木),東海大学熊本キャンパスにて開催)にて,大学院情報工学専攻博士前期課程1年の田所龍介君が「顔追跡技術を用いたブラウジング支援インタフェースの評価」というテーマで,赤木信也君が「医療関連文書のリーダビリティ指標に関する一考察」というテーマでそれぞれ研究発表を行い,共に学生奨励賞を受賞いたしました.両名とも卒業研究の時から発展的に関連研究を行っており,さらなる展開が期待されます.
田所君の研究は,画像認識分野における顔追跡技術を用いて,顔の動作と瞬目のみでブラウザを操作するインタフェースの構築に関するもので,手が使えない状況でのスマートフォンやPCの操作を実現する技術として期待されています.
赤木君の研究は,今回は医療関連文書を対象としたリーダビリティ(文章の読み易さ・理解し易さ)に関するもので,薬の効果や使用上の注意に関する説明文章の分かり易さをコンピュータが自動判定・評価する手法として期待されています.
今回の受賞を励みに,アイディアのブラッシュアップや研究のさらなる展開を目指して,試行錯誤を含めた継続的な開発研究サイクルを回し続けて欲しいと思います.
(参考URL)
バイオメディカル・ファジィ・システム学会BMFSA2015:
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