2015年12月6日日曜日

テレビ出演のその後

 修士2年の村田君がテレビ(TBS 未来の起源)に出演することは、以前の記事で紹介しましたが(リンク)、今回の記事は、それからの進捗ということで・・・


こちらが、彼がアップとなったシーン。最初のシーンは、主役をはる俳優でもなかなかないショットだと思いませんか?下のシーンも何だか偉そうに見えます(^_^)。


共同研究者の修士1年の金田君とのツーショット。これも放映されました。何年か後にこの写真をみたとき、彼らの胸にはどのような思いが去来するのでしょうか? その意味でもこのブログには意味があると思います。



こちらも番組でのシーンです。このときは、確認実験と言うことで、まだ音源のスマートフォンと音を検出するセンサーの距離は1mもなかったです。でも、このフレームを考え付くのも簡単なようで、そんなに簡単ではなかったです。今年3月に卒業した屋良君と、現M2の法月君とホームセンターに行ったとき、閃きました。


さて、これは金曜日、すなわち4日の状況。場所は第一食堂です。テントを組み立てています(リンク)。


設定完了して、静穏環境下でのデータ取得のときのもようと思われます。データ取得にそれなりの時間を要しています。この時間間隔を短くするのは、次の課題です。ねー、金田君。
左は3年生の早川君。このような機会を有効に使って、先輩から吸収していってね。研究室は授業のような形で教えることはほとんどない、研究(といえるレベルかは疑問)には教科書はないことから、学部で成績がよかったら研究室でも優秀という保証はないです。自分から積極的に吸収していくことが大切です。会社と全く同じです。


学生課、管財課に食堂のスペースの利用の許可をもらって行っています。実験中という看板を出しました。


いよいよ騒音環境下でのデータ取得です。ランチライムの雑踏の音、スピーカからの音楽など、音を用いた測位システムにとって過酷な環境での評価実験です。騒音レベルは、80dBを超えていました。


 無事、データ取得を終えました。第三世代の携帯電話システムは、「スペクトル拡散を用いているので妨害電波に強い(もちろん、事実だけではなく、その理由を説明しています)」なんて頭の知識で偉そうに学生に講義していますが、この実験で改めてその事実が確認できました。体感による再確認の快感は確かにありますね。彼らも感動?していると思います。理屈の世界だったものが、実際に自分たちの力で実現、体感できることに。このような努力の継続とその達成による快感を、私も今後も学生諸君と共有したいと思います。

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