2017年3月12日日曜日
情報処理学会第79回全国大会(2017) ー情報工学科から10件の発表ー
今年も卒業前の学会の全国大会の季節がやってきました.電子情報通信学会,情報処理学会,電気学会など情報技術の発表をする全国大会が集中して開催されます.3月16日から3月18日までの3日間にわたって,名古屋大学で情報処理学会第79回全国大会が開催されます(詳細はこちらから).今年も神奈川工科大学関係だけで25件以上発表があり,情報工学科からは修士,卒研生を中心に12件の発表があります.それぞれ得た知見を多くの方に伝える工夫をした発表です.教員もその支援を影になったり,あるいは表から直接支援をすることもあります.
ホームページを見ていただき,プログラムのページをクリックし,その先の所属別索引を見れば,一目で神奈川工科大の発表をまとめて見ることができます. 以下に発表者をリストアップします.
1V-01:宮崎千展:自動運転普及期における交差点進入支援方式
1V-02:小沼寛:自動運転時代における効率的な車載ECU向け分散ソフトウェア更新方式
1V-03:矢島貴広:自動運転普及期における速度規制に関する検討
2R-08:柏木翔:人工市場を用いた分散投資規制が資産価格急落時の市場に与える影響の解明 -単一市場にのみ投資する投資家を考慮したモデルでの実験-
2R-09:日野克哉:人工市場を用いた高頻度取引市場における情報転送遅延が市場に与える影響の分析
2ZA-07:田所龍介:顔追跡による教材注目情報の取得
2ZE-05:赤木信也:文章の書き分けに着目した言語運用能力の評価方法の検討
3W-03:梶原礼:サーバ操作時の打鍵情報による継続的な個人認証手法の検討
3X-06:矢澤亮太:モーションセンサデバイスを用いた仮装空間内での英単語学習教材の提案
3ZE-08:岡田浩希:映像講義における視聴者の行動分析ツールの開発
6E-06:鈴木孝幸:産学連携キャリア教育の学生報告書のリーダビリティ評価と計量テキスト分析による意識向上効果の報告
7K-07:大滝健太郎:調理動作・器具・食材に着目した調理動画からの調理コスト判定手法の検討
すべてのセッションが終了後にIPSJ-ONEが開催されます.情報処理学会のスーパーな若手研究者が,普段は学生やら部下を指導する立場にいるにもかかわらず,彼ら・彼女らが,厳しいプレゼン指導を受けて,5分間で自分の研究の説明をプレゼンするという見応えのある発表です. ニコニコ生放送でも見れます.ぜひ見てください.
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