2019年8月4日日曜日

HCII2019出張報告

 先週米国で開催された表記学会に参加した門倉君からの報告をアップします。本学会(リンク)は、ヒューマンインタフェースの領域を中心に、情報システム、最近ホットなAIIoTなどを網羅した、参加者数は千人をはるかに超える最大級の国際会議です。

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情報工学専攻2年の門倉です.
7/26 - 7/31(チュートリアル含む)(補注:チュートリアルには参加していません)にアメリカのフロリダ州オーランドで開催されたHCII (HCI International) 2019で発表してきました.


 発表論文:「Initial Investigation of Notification System for 
Indoor Alarm Sound using a Neural Network

昨年よりはスムーズに発表できるようになったと思います.(思いたいです)
発表練習の回数が少なく,少しおろそかになってしまった部分もありましたが(補注:慣れはよい一面もありますが、悪い面もありますね),これまでの経験からある程度流れがわかっていたため,結果的には良い発表ができたと思いました.
質疑応答では,まだ完全に質問されている内容を聞き取ることはできませんでしたが,少し聞き取れた内容から質問を理解できたため,解答することに挑戦してみました.しかし,単語力の無さから,日本語で話したい内容は決まっているけど,その内容を英語に翻訳できず,しどろもどろになってしまいました.補注:日本語で言えるレベルと同じレベルで言うことは、語彙の問題もあるし、当然無理だと思います。日本語で考えると絶対うまくいかないと思いますが、どうなんでしょうか?気が付いたら英語で話していた、というのが理想ですね。でも、それなりに応えていたのは、成長の証と考えられます。)

学会が開催されたホテル

発表場所はWalt Disney World DolphinというDisney World周辺にあるホテルで開催されました.写真を見てもわかる通りとても大きなホテルです.この周辺には,テーマパークとしての街があり,ギフトショップや飲食店が軒を連ねていました.

Disney Worldには行かなかったのか?という意見が出そうですが,行きませんでした.ディズニーが嫌いというわけではないのですが,自分一人で行っても周りの雰囲気に押しつぶされそうになるだけのような気がして行けなかったです.周囲の人の話では,待ち時間含めて日本のディズニーランドとそこまで変わらなかったと言っていました.ディズニーが好きならまた違った感想が出るのかもしれません.

これまでは,ヨーロッパにしか行ったことがなく,初めてのアメリカとなったのですが,行った先がテーマパーク内みたいなところなので,現地の雰囲気を感じることはあまりできませんでした.でも,街のような大きさのテーマパークが作れることは,スケールデカいなと思いやっぱりここはアメリカだなと感じました.
ほかに違うところは,走っている車ですかね.FordとかGMが多く,SUV(といっても日本のよりは23割くらい大きい)が多かったです.

以下,飛行機移動についての感想.
行きの感想:行きは成田発シカゴ乗り換えのオーランド行の飛行機で向かいました.成田からシカゴまでは約12時間のフライトでしたが,苦しくはなくなってきたと思います.でもこれは飛行機の機種とか座席位置の関係のような気も……

帰ってからの感想:やっぱり飛行機には慣れません.辛いです.あと20dBぐらい機内に入ってくるエンジン音を削減してくれたら楽になる気がします.(補注:耳栓を使っていますか?アイマスク、耳栓を使うとよく眠れます。事前に睡眠不足にしておくこともポイントです。)

これでHCII2019の出張報告を終わります.

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街の探索が全くできない環境にあったのは、我々にはちょっと残念でした。オーランドの街には、タクシーを利用するしかないような・・・。周囲の広大な環境がテーマパーク(Disney以外にもSea WorldUniversal Studioなど)であり、まさしくリゾートのためのリゾートエリアというところでした。もっとも危険性が一切ない、というのはよい点ですが、宿泊に3000円を越えるリゾート料金がかかるのは、いくらホテル料金が学会割引されているといっても痛いものでした。でも、わずかながら本場のリゾートの雰囲気を感じることができたことは、一つの経験になったことは確かです。学会開催の場所は選べません。選べるのは、どの学会に行くかのみです。

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