2015年4月12日日曜日

実用化への道険し -エビちゃんもの-

 エビちゃんが提案、開発した「“やる気を維持する”創生電力マネージメントシステム」が学会主催のコンテストで受賞し(リンク)、そして、それを学内のECO推進チーム“みどり”に移管し、実利用フェーズに入ったこと(リンク)、既に述べました。まことに喜ばしいものがあります。


創生電力マネージメントシステムって何?という読者のために、簡単に言うと、発電機能内蔵のエアロバイクに発電量を検出するセンサを取り付け、そのセンサ情報をクラウドに送信し、“見える化”してみんなで情報を共有したり、インターネット上の風景(ストリートビュー)を発電量に応じて移動させて、あたかもサイクリングしているように感じさせることにより、楽しみながら&ダイエットしながら発電もする、ってゆーようなシステムです。


ユーザの方から「使いづらい箇所がある」、エビちゃん自身も「ここはちょっと」と思うところがあり、改善を試みています。当然ですね。おっと、ここで一言付け加えなければなりません。ストリートビューとの連携システムでは、村田君が多大な貢献をしてくれました。そちらの課題も残っていますよね。村田君!!! よろしく。
 

コンセプトモデルや一次試作のものがそのまま問題もなく使えるほど、世の中甘くないです。ということで、改修モデルの製作と動作確認、詳細な充電性能の評価を行っています。

 

前回の試作は装置の高さ方向の寸法が問題、ということで今回は高さを抑制しました。でも基板が大きすぎやしませんか? 早々に対応するとのことでした。OK


 
新たに加わった卒研生の合掌君がエアロバイクを漕いで充電中。もっとゆっくりでいいから、長時間漕げるようになってね。


エアロバイクに設置した書見台(私の発案です!!!)で、読書/勉強しながら漕いでいる/発電しているジュリー(サワダ ケンジ君)。分からない人は、お父さん、お母さんに聞いて下さい。昔のアイドルです。今の○○以上ですね。


結果をホワイトボードに書いて、皆で状況を確認できるようにしています。グラフを書きながらやると記録ミスもなくなるので、次回からはそうしてね。


ということで、皆さん、真剣にやっています。改修後、改めてECO推進室に設置します。そして、そこで発電して充電したeneloopを学内で定常的に利用していきます。その利用状況を別途報告したいと思います。


付録
卒研生の吉本君のところに1年生の電気通信部の人が訪ねてきました。明るく快活な女子学生でした。是非ともまた、来てほしいと思いました。吉本君、よろしくね。彼女には楽しそうな雰囲気があり、研究室も明るいオーラに包まれました(彼女がいたときのみか)。

 

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