エビちゃんが受賞するとともに(リンク)、展示も行った(リンク)例の発電エアロバイクをベースとした“創生電力マネージメントシステム”をECO推進チーム“みどり”(リンク1、リンク2)との協業のために推進室にもって行きました。
管財部長の久保田さんも立ち会ってくださいました。もう後戻りはできませんね。
全体の概要を説明するエビちゃん。データ転送?を確認しているところと、ネット接続?の設定をする村田君。今頃になってStreetViewを見るための没入型Head Mount Displayを試している小生。没入型HMDの発展は凄まじい(没入どころか錯覚してしまうものを先日のNTT研究所の展示会で経験しました)ので、今後密かに(でもないか)考えたいです。
発電状態を確認するメンバー(小生は作業員として貢献しています(漕ぐことくらいしか出来ません))。安定して漕ぎ続けるという点が重要です。人力発電量は発電の瞬時値の時間積分となるので、継続時間が一つのポイントです。
というわけで、研究室での試作システムを学内利用のシステムへと展開するステップを踏みました。我々が意識しているシステムの改良箇所、機能追加に加えて、実際にチーム“みどり”の方々の意見を踏まえたシステム更新を行い、試用フェーズから本格的運用フェーズに移行していくようにすることが当面の目標です。興味を持った方は、K2棟4FのECO推進室を訪ねてみてください。
電流は電荷の時間積分なので
返信削除安定した電流を発電するにはエアロバイク場合、一定の回転数が必要になってきますからね。
こぎ始めたら
その速さを維持する必要があるので
実用化をするのであれば、今後は発電を安定させる仕組みが必要ですね。
コメントありがとうございます。
返信削除そのとおりです。
やっていく中でそのような問題に気づきました。安定して漕ぐことは意外と難しいものでした。漕ぐ速度の安定とともに、右足、左足の交互の動きの中でどうしても発電電力の変化が生じました。そのため、その変化を吸収するバッファの役目をするものを開発しました。
問題解決が早いですね!
返信削除残すところは
運用テストや保守・点検方法の確立でしょうかね。
コメントありがとうございます。
返信削除本システムの研究開発を行っている海老原と申します。
仰るとおり、現在運用・保守を進めていますが、開発とは全く異なる難しさがあるということを痛感しているところです。
開発の段階では必要な時にシステムを自分で動かしていました。
そのため、他人がいつでも使えるシステムとするにはまだまだ課題が多く残っているのが現状です。
本研究のコンセプトは人力発電の定常化です。
コンセプトだけで終わらず、システムを実現できるようにこれから努力して参ります。
また本記事の通り、エコ推進チームの方々が本システムの運用に協力してくださっています。
今後は実際に利用してくださる方々から意見を頂き、システムの改良を進めていきます。